はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

オグリ死す

そんな茉麻の誕生日に競馬界から訃報が。。

芦毛のアイドル・オグリキャップが死亡
90年有馬記念などGI4勝を挙げ競馬ブームを巻き起こしたオグリキャップ(牡25)が3日、余生を送っていた北海道・優駿スタリオンステーションで死亡したことが分かった。
オグリキャップは父ダンシングキャップ、母ホワイトナルビー、母の父シルバーシャークという血統。87年に笠松競馬でデビューすると、12戦10勝の好成績を残し、88年に中央競馬に移籍。88、90年の有馬記念(GI)、89年マイルCS(GI)、90年安田記念(GI)などGI4勝を挙げた。通算成績は32戦22勝(地方12戦10勝)。
引退後は種牡馬として、小倉3歳S(GIII)・2着のオグリワンなどを輩出。08年には東京競馬場でファンに一般公開され元気な姿を披露していた。

http://www.netkeiba.com/news/?pid=news_view&no=47213

オグリが死んだ。。
この事実は時間が過ぎるにつれ寂しさがじわじわと増してくる。。


僕が本格的に競馬を始めた時にはすでに引退してしまっていたけど、この馬の影響力というのはもうすごいものでした。当時の競馬を調べれば調べるほど・競馬を教えてくれた先人に話を聞けば聞くほど、オグリのすごさが際立ってくる。競馬を知らない人でも「オグリキャップ」という名前は知っていた。ハイセイコー以後のJRAにとっての「シンボル」的な存在の馬。まさしく数少ない「スターホース」だったと思います。ディープインパクトの人気もすごいけどディープは強すぎた故にオグリ的な人気を集めることは出来なかった。


中学生の頃、繋養先の優駿スタリオンステーションに見学に行ったのを思い出した。
その雄姿を眼前にした時は、なんかヒーローに会えた気がした。
そしてショップでぬいぐるみと写真を買った。

そして08年の11月には「東京競馬場にオグリが来る」ってことで府中まで行った。
http://d.hatena.ne.jp/hanzo510/20081109#p1
それはもうすごい人だかりだった。
やっぱスーパースターだった。

かつて、競馬界で「怪物」と呼ばれたオグリキャップが3日、北海道の放牧先で死んだ。中央競馬の重賞12勝、地方競馬からのステップアップなど、その実績と経歴で愛された芦毛(あしげ)馬は、キャラクターグッズもできるなど競馬ファン以外からも人気を得た。
競馬評論家の井崎脩五郎さん(62)はオグリキャップについて「競馬に詳しくない人でも名前と、その走りを知っていたという点では(1970年代の人気馬)ハイセイコーと並ぶ『2大アイドルホース』だった」と振り返る。
井崎さんは、オグリキャップ地方競馬から中央競馬にデビュー後、最初に東京競馬場で走ったレース(88年)で、初めてその走りを目の当たりにした。「2着以下に7馬身ぐらいの差をつけて勝ったのを見て『こんなすごい馬がいたんだ』と驚いたのを覚えている」。人気を支えた理由を「とにかく、一生懸命走る馬だった。『地方から中央の舞台へ』というサクセスストーリーのみならず、この懸命さが人々の心をつかんだのではないか。ラストランの有馬記念(90年)で、限界説を吹き飛ばして勝ったのも素晴らしかった」と分析する。
最後にオグリキャップを見たのは、一昨年秋の東京競馬場でのイベントだったといい、「とても元気そうだったし、『オグリを見たい』という人が600メートルぐらい列をなしていた」と井崎さん。死の報を聞き「『よく頑張って走ったよね。突然でショックだけど、ご苦労様』と言ってあげたい」と話した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100703-00000072-mai-horse

競走馬を擬人化し自分と重ね合わせる。。
そんな馬はもう二度と現れないような気がします。。


オグリキャップよ永遠に。。