はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

電気グルーヴ「ツアーパンダ2013」@Zepp DiverCity

2008年11月以来となる電気グルーヴのワンマンに行ってきた。
会場のZepp DiverCityに入ったのはこの日が初めて。
東京テレポートの駅からは既存のZepp Tokyoのほうが近くて便利だなと。
中に入ると「Missing Beatz」のMVで使われていた巨大な顔面オブジェが鎮座。


アルバム「人間と動物」をリリースし、前回のワンマンから約4年4ヶ月となる今回のツアー。
曲数は前回の34曲に比べ、今回はダブルアンコ入れて26曲。
だがお笑い芸人以上に笑えるフリートークを盛り込んだ約3時間は濃密な「電気空間」だった。
笑いまくったよ。
曲では「Missing Beatz」「SHAME」「SHAMEFUL」の序盤と、途中の「DISCO UNION」「Upside Down」「The Words」「FLASH BACK DISCO」、終盤の「N.O.」「あすなろサンシャイン」「レアクティオーン」あたりが特に印象的で良かった。
卓球も比較的たくさん歌っていましたね。


初っ端から患者姿でベッドに横たわりながら登場する卓球とドクター瀧。
「The Big Shirts」の最後で卓球が点滴棒につかまりながらなんとか立ち上がり、客席から大歓声が飛ぶ。
「SHAME」で瀧は腹太鼓。
序盤はステージ上にあった顔面オブジェを使ってのプロジェクトマッピング的な演出がかっこよかった。
「B.B.E」でのレーザー光線がかっこよかった。それ以上にスモークの量がハンパなかった。
あんなに煙を出すライブは初めてだなと。曲が終わってもステージがしばらく見えなかった。
「The Words」でのバックモニターに文字が映し出される演出もかっこよかった。
「レアクティオーン」の「東京の若者のすべてがここに集まっています」という言葉は最高。
「東京!台場!アムステルダム!」のコール&レスポンスもアガりました。
前日のライブは客が3人しかいなかったようだが、今日は大入りで東京の若者の全てがここに集まってた。
アンコールでは「近鉄バファローズ」の黒い帽子をかぶって出てきた瀧がかっこよかった。
「かっこいいジャンパー」じゃなくて「かっこいい帽子」。



最後に。瀧と卓球、二人のトークはやはり最高に面白い。
「お金をもらって、お歌を歌いにここに来ている」
「お金をもらって、くだらないことを言いに来ている」
「江南スタイル!江南スタイル!ハンサムスタイル!」
デーモン小暮の笑い方」
デーモン閣下から小暮さんの笑い方になるものまね」
「にしおかすみこ」のものまね
眠い時は「エミネム」ダルい時は「ダルシム
「ヨガファイアー!」
昇龍拳昇龍拳崎陽軒!」
「全然知らないやつ〜 ちょっとは知ってるやつ〜」


他、WOWOWやDVDでは流せないトークのオンパレード。
「こんなトークどうせ使わないんだから撮らなきゃいいのに」と瀧w
ちなみに今回のライブは「180分のVHSテープ3倍速」で撮影していた模様w


あと前日のライブで「電気グルーヴのライブに客が三人しかいない」とウソをついて遊んだ話にも触れ。
「あんなに広まるとは」
ライブドアニュースに出てた」
「中には本当に信じる奴が居るんだよ」
電気グルーヴほどのアーティストがそれほど集客に困るなんて日本のクラブシーンもついに・・・なんてマジメに言う奴までいるんだからアホな話」
ツイッターアニメアイコンの奴ほど信じる」
ステマとか言う奴も居るけどステマじゃねえって、ただの嘘だって」
「新手のプロモーションか?ってのもあったけどプロモーションになってねえって。客がいねえんだから」


ちなみにこの日は瀧が死にました。
2曲目でステージから落ちて死んじゃった。
瀧のダイイングメッセージは「瀧は死にましぇん!」


インターネットに偽りなし!

DVDが出たら絶対買いますね。マストバイ。

1.The Big Shirts
2.Missing Beatz
3.SHAME
4.SHAMEFUL
5.ズーディザイア
6.モノノケダンス
7.Slow Motion
8.アルペジ夫とオシ礼太
9.DISCO UNION
10.Hi-Score
11.モンキーに警告
12.B.B.E (Bull Beam Express)
13.P
14.キラーポマト
15.Prof.Radio
16.Oyster (私は牡蠣になりたい)
17.Upside Down
18.The Words
19.FLASH BACK DISCO
20.Shangri-La
21.少年ヤング
22.N.O.
23.あすなろサンシャイン
24.レアクティオーン
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25.電気ビリビリ
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26.カフェ・ド・鬼 (顔と科学)