はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

HELP!ミュ

脚本的にはヨネスケに言わせる所の「なかなかの出来」だったと思う…
14人もいるからしょうがないと言えばそれまでだけど、ピントがずれまくり。
みんなに同じスポットを当てるなんてムリなんだよね。
結局話の流れがムチャクチャ。
一回目の「LOVEセン」の時は10人だったけど、その時ですら辻ちゃんとかカナリ「どうでもいい役」だったし(^^;
ぶっちゃけそんくらいの脇役を作らないと上手くまとまらないのかな、って言う現実も知りました。


けどまあ、「なかなかな脚本」ならそれはそれで視点を変えれば随所に見所はあった。
4回目ともなるとこうも余裕のある面白い演技を見せてくれるのか、って思ったのがよっすぃ〜と矢口。
出番は少ないながらも亀井を始めとする6期3人組の好演。
みきてぃ&加護の絡みの新鮮さと面白さ。
仕草や動きだけで人を楽しませる天才コメディアン・辻の果たした役割。
純粋に「ミュージカル」ってだけなら圧倒的に際立つ高橋。
小川・新垣のもはや「安心感」とも取れる存在感。等々…
それと「方南ぐみ」を中心に今回も楽しませてくれたハロー以外の役者さん達。


そしてそんな中「なっちがいない娘。のミュージカルってこんなに淋しいものなんかなあ」、って思っちゃいました。
1〜3作目までは常に主役級のポジションだっただけにね。


脚本の樫田氏って今までのハローミュージカルで「江戸っ娘。」「ごっちんけんめり」「リアルオーディション」「HELP!」の脚本書いてるけど、正直「けんめり」以外はストーリー的に「…」って感じのが多いんで、何が言いたいかと言うと「夏からやるあややの土9ドラマの話の筋が多いに不安だ」ってことです。
でも上にも書いた樫田氏率いる「方南ぐみ」。
http://www.hounangumi.com/index2.html
ここの役者さん達は好きです。
特に山素さん(今回は演歌歌手)や平沼さん(今回警官とかプロデューサーとか)には毎回笑わせてもらいます。


「1ツアー1本」を掲げるオイラにとっては、今回のミュージカルも見れてやっぱり良かった、心に残った、と言うコトに嘘偽りはございません。