はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

YOUR SONG〜青春宣誓〜

あややの4ヶ月ぶりとなるシングル。
メロディ・アレンジともにすごいシンプルな感を受けた。
でもその中に何かすごいものが潜んでいるような気がするのは自分だけだろうか。
確かに昔のような派手さは無い。
音程も昔のような高音キーはほとんど使われず。
それでも何か無性に惹きつけられる。


松浦亜弥の声は変わった。(いまさらかも知れんが)
昨秋からリリースされたシングルは年初の「奇跡の香りダンス。」を除くと「THE LAST NIGHT」「風信子」「YOUR SONG〜青春宣誓〜」。
出すたびに「声の表情」が変化していると思う。
そして思うのが、今は「松浦亜弥第2章」への階段を昇る途中。
言い換えれば「脱皮中」とも言えるだろうか。
化けつつある。
そんな期間だと思う。
デビュー当時から「ただのアイドル」では無かったのだが、かつての「アイドルサイボーグ」と揶揄されていた時代を過ぎ、「シンガーあやや」への道を確実に歩んでいる気がする。
もう「アイドル」って呼ぶのは失礼だとさえ…


その松浦亜弥の「脱皮期間」も「歩む道」も今まで応援してきたファンの中には受け入れられない人はいるだろう。
それはそれで仕方の無いこと。
だって彼女は「アイドル」から出発したんだしね。
でも自分は皮を破りきったあとの彼女の姿が見たいのだ。
もしかしたら現状の皮を脱げきれずダメになってしまうかもしれない。
それでも「何か彼女ならやってくれるんじゃないか」と言う思いのほうが強い。
だからたとえ第一線で応援していかなくなっても、絶対彼女を見限ることは出来ない。
それが自分と松浦亜弥の今の関係


私は、昨年末の日テレのジャズセッション、今春のフジ「僕らの音楽」、先月のNHK「夢・音楽館」。
これらの音楽番組を見て、ただただ彼女の変化(進化)に魅了された者でございます。


シンプルな楽曲ながらそんなまともなことを考えさせてくれるシングルでした。


そろそろ松浦亜弥がでかいヒットを飛ばす予感がする。
「これぞ!」と言う楽曲と巡り会えばそんなの簡単な気さえする。
こればっかは「巡り会わせ」「タイミング」とかいろんな要素が絡んでくると思うけど。


でもこのジャケのあややカワイイねえ(笑)
久々にジャケ見て「おおっっ!」ってなった。


んで、個人的にはカップリングの「シャイニング デイ」の方が好み。
これ、代々木でやったらめちゃくちゃ映えると思うよ。
あのでかい空間をこの曲の持つピースさで埋め尽くされる画を俺は想像してます。
もうみんなで「oh shining day〜」の大合唱ね。
そこに絡むあややの「shining day〜」
この高音超気持ちイイ!
うん、是非代々木で聞きたい!
アンコールの最後とかにやってもピタッてくるかも。


ごっちん「横蜃」と言い、なっち「生きて〜」と言い、ここんとこ何故かカップリングのほうが好きだ(^^;