はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

続・かしまし

それとこの曲と「ラブマ」の関係について超個人的感想。


やや頭打ちな現状を打破する得体の知れない未知数のパワーを持った曲。
歌詞に特に意味など無くひたすら「楽しんじゃえ」感が出てる点・いい意味での「バカっぽさ」が出てる点。
それらは確かに似てる。雰囲気が似てるとでも言えるのか。



でも明らかに違うのがこの曲のベクトル。
つまり「ヲタ向け」なんじゃないかな、と。
離れていきつつあるヲタを引き留めるのには成功するかもしれないけど、ラブマのように「世間をアッと言わせてミリオンセラー!!!」っていう曲にはならないと思う。
現実「わいのわいの」言ってるのは閉じたヲタ社会の中だけだと思うし。
「娘。を取り巻く現状」は似ているのかもしれないけど、その現状を打破するか、と言われると…
そう思ってしまう一番の原因は「歌詞」
これヲタじゃなきゃ分からないことばっかでしょ(^^;
ま〜ハロモニ。で初めてちゃんと歌詞見たから分かったことなんだけどさ。
「こんなこと言ってるのか」ってのをね。
例えて言うなら「亀ちゃんがどっちのキャラに進むの?」みたいな歌詞があるけど、世間の人で「亀井」の存在を知ってる人はそこそこいるかもしれないけど、「今の亀井のキャラ」なんて分からないでしょ。
ヲタだから「正統派カワイイ路線でいくのか汚れ系キャラでいくのか」みたいな亀井さんの現状を知ってるから、「どっちに進むの?」って歌で言われるとなんか微笑ましくなるんだけどさ。
5・6期メンの認知度が低いのに、そこまで「濃い」歌詞を提出されても、お茶の間は「??」ってなる気がするんだよね。



それにラブマはごっちんの加入もでかかった。
当時そんなに娘。に興味の無かった人(って自分のことですけどね)も、彼女の加入で「おっ、金髪。え?13歳?ゴマキ(あえてこう書かせてもらうが)って言うんだ。へぇ〜。バカっぽいけどなんかスゴイ曲だなあ」とか思ったしね。
ぶっちゃけ「見た目のインパクト」みたいのもすごいあった。(フリも含めて)
いつかの「うたばん」で裕ちゃんが「(「ラブマ」は)ごっちんのおかげで売れたとか思われたくない」って発言してたけど、残念ながらごっちんなくしてあの曲があそこまで成功したのかというと、僕は「NO」だと思います。
別に今ごっちん推しだから言ってるわけじゃないし、あの曲は8人のパワーが一つになったから売れるべくして売れた、ってのも今は分かってるつもりだけど。
当時のヲタになる前の自分はそう思ってた。
そして5年の月日が経った今。
特に見た目では表面上では娘。に大きな変化は無い。
インパクト。。。
辻加護卒業がインパクトかもしれないが、この曲と結びつく理由はどこにも無い。


まあ、ぐでぐでと書いててよく分からなくなったけど、なにか伝わったでしょうか。
今思う葛藤を書いたつもりです。
「このままヲタの慰み者で終わってほしくない!」と言う想いから来るものだと思います。


そんな「かしまし物語」も明日フラゲ日。結果はいずれ分かることでしょう。
僕は明日買います。
裕ちゃんのアルバムと一緒にね。(6年ぶりのリリースおめでとう)