はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

さよなら「友達にはなりたくないの」

7月の「横浜蜃気楼」以来4ヶ月ぶりとなる04年のごっちん第3弾シングル。
今日CDで聞くまで、先日の東京厚生でのライブ以外でほとんど(たぶん一回も)耳にすることが無かった。
ここでも何回か言ってると思うけど「たいせーマジック」
これが本当に恐かった。
聴く前からマイナスイメージを持つことがやはり拭えない。
そしてライブで初めて聞いた時の印象と言うのも正直「…」
後藤真希のライブパフォーマンス」というのを抜きにしたら正直「聞けない」クラスだと思った。
そして…
恐る恐るパッケージを開けてカーコンポにCDを入れた。
休憩を利用してカップリング・インスト含めて3回リピートした。
…………
やっぱり胸にガツンと来るものが無かった…
この「ガツンと来なさ」がたいせーじゃないかな、と勝手に思ってしまう。
つんくなら良くも悪くももう少し「何か」が引っ掛かるんじゃないかな、と思ってしまう。
メロディーが弱すぎます。
それはインストを聴くと如実だと思います。
それならばとカップリングに目を移してみる。
「ALL MY LOVE〜22世紀〜」
実際今年リリースの前2作のごっちんシングルのカップリングのクオリティは高いと思うし、AKIRA編曲と言うのにも期待が高まる。
でも…
正直「うぅん?…」と言う感想。
こちらもほとんど何も引っ掛からない。こっちはつんくなんだけど…
もし僕がごっちんファンじゃないとしたら。
もしこの曲をごっちん以外が歌ってるとするならば。
たぶん「ダメだな…」と言うと思う。
「じっくり聞かせたい系」なら「サヨLOVE」の方が数段良曲だと思う。
つまりシングルを通して聴いてみて、ごっちん過去11作のシングルを見てもここまで「…」なのは「サントワマミー」以来だと言うことです。
彼女のファン(だと自分では思う)だけに余計「やるせなさ」みたいのが込み上げてきます。
昨年は「原色GAL 派手に行くべ!」というごっちんのパワー100%全開!みたいなシングル曲で文字通り派手に一年を締めくくっていただけに。。。
それと比べ、今年はこの曲で締めるのかと思うと、正直昨年よりパワーダウンしてるんじゃないかという気にさえなってしまう。
今年の華々しいごっちんの活躍もこの一曲によって霞んできてしまう…
そう思えてくると残念な気持ちにすらなってしまうんですよね。


まあそれもこれも全部CDだけを聞いての評価なんだけどさ。
今後この曲が「後藤真希ライブ」で必需の曲になるかもしれない。
それを僕は否定することはできません。
だっていつもこっちの想像をガシガシ超えて来てる彼女だから。
僕自身、そんな彼女を他のハロメンより身近で見て来て彼女のスゴさを多少なりとも知ってるから。
「横浜蜃気楼」もCDではほとんど聴こうとしないけど、現在の真希調ライブのオープニングでこの曲のイントロが鳴ると血が騒いでしまうのは事実だし。
それだけ「ライブ」ではCDで聴くだけより数段カッコイイ曲にしてきているごっちん
歌うごとに自分の曲を成長させていき完全に自分のモノにしてしまうごっちん
その力にはただただ脱帽するしかない。
まあ「後藤真希=ライブは(だけ)良い」と言う評価は必ずしもホメ言葉では無いんだけどね。
僕も彼女のCDがヒットしてくれればそれに越した事は無い。と言うか最高なんだけど。
ここ一年のリリース&売上結果を見る限り、後藤真希(を取り巻く状況)はどんどん閉鎖的な方向へ向かってきてる気がするんですよ。
それは彼女のパフォーマンス・実力がグングン向上してるのと反比例するかのように…
ホント、一曲でいいから「愛のバカやろう」を超えるぐらい一般人へのインパクトを与える曲を持って欲しい。
何度も言うが彼女をごっちんヲタ(ハローヲタ)の慰み者にするのは本当にもったいないことだと思います。
05年こそ……