はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

後藤真希「はたち」

まずは愚痴から先に書いておく。
会場の「グランキューブ」最悪。大阪の人見てたら悪いけど。
アクセスが悪いのもあるけど、それよりもっとひどいこと。根本的な問題。
何が最悪、って「音」が最悪。
昼、2階の後ろで見ていたんだけど、まったく音が届かなかった。
マジで低音は響かない。ボーカルも弱々しく聞こえる。なんか席とステージの間に大きな「壁」があるように感じた。
ごっちんPPPH」とか曲中に入ると、ごっちんの声はほとんど耳に届かない。
だってスピーカーがステージ脇にしか無いんだもんなあ。そりゃ「前のほうは耳がおかしくなるくらいうるさくて、二階の後ろはさっぱり聞こえない」という状況にもなる罠。
ライブは「音ありき」だと思ってるボクとしてはこの出来事は致命傷でした。
加えて、今回のツアーはモニターも無いのもつらかった。全く表情とかが確認できなかった。
さらに周囲はクソヲタ芸集団。きっと「聖誕祭」にかこつけて騒ぎたいだけのフザケタ連中。後ろなら安値で入れたらしいしね。
なもんで、昼は全くライブに入り込めませんでした。
とりあえず今後グランキューブでライブがあったとしたら、たとえベリのライブであったとしても行きたくない。行ったとしても絶対に一階。でも極力行きたくない。
「国際会議場」であってライブホールじゃないんだからしょうがないけど、って言うなら「だったら使うな」って感じ。あそこ使うなら大阪厚生使えばいいじゃん。まぁ諸問題あるんだろうけどさあ。


あとは会場内外での異常なまでの「ごっちんコール」にびびった。
ごっちんコール」なんて昔からあったし、個人的には嫌いなんだけど、まあ容認してたよ。
でも今回は「異常」に感じでしまいました。
ここまで宗教的だっけ??傍から見るとすごく狂信的な集団にすら見えたよ。。なんかキモいし怖かった。
え?ベリヲタも周りから見るとああだって??
、、、そう言われるとあんま言い返せないな、、、でもまだベリのほうがいいかな、って今のボクは思う。
まー互いに「一部のアホ」がやってることだからなー。


はい。愚痴終わり。
内容に触れます。


とりあえずこの日は「約10ヶ月ぶりのごっちん待望のツアー初日」であったわけで、同時に聖誕祭でもあったわけで、そりゃあ会場のテンションは明らかにおかしかった。
そんな会場の空気とは異なり、ステージはすごくシンプル。悪く言えば安い感じ。。。
その中で異彩を放つのが「特大ミラーボール」です。
メロンの「涙の太陽」に出てくるミラーボール、または新木場Studio Coastにあるようなミラーボールと思っていただければ分かるだろうか。とりあえず「バカでかい」。
ボクはそれを見て思わず、「ボールがバーンと割れて「ミニモニ。だぁー!」と矢口が言ってミニモニ。が出てくる」のかと思いました。
えぇ「ライブレボリューション春(01')」だよ。。。
まあ実際には予想通りに「エキゾなDISCO」のイントロが聞こえ、ボールはそのまま上に昇っていっただけだったけど。。。一回一回あれを壊してたら莫大な予算だもんな。。。
でもそのミラーボールはすごく綺麗でしたよ。キラキラのミラーボールの光を浴びて艶やかに舞うごっちんはエキゾでした(謎)
うん。このときはすごいライブになるかも、って思った。


で、一応まだ2都市しかやってないんで、この先はネタバレは最小限に抑えます。
セットリストも載せない。
だから箇条書きー。


・いきなり「LIKE A GAME」かよ!
・「シンガポールトランジット」のまったり感は好き。
・ようやく聴けたよ「19歳のひとり言」! なっちの秋ツアー「24カラット」での「夢ならば」のような衣装&雰囲気に感じました。
・「来来!「幸福」」 アルバムのオリジナル曲の中でこの曲だけ好きじゃないけど、実際はごっちんがセクカワだったのが良かった。曲は語れないけどあのごっちんのかわいさは語れるww
・実は音が届いてない昼公演において、唯一「声にゾクッ」としたのは「人知れず 胸を奏でる 夜の秋」での稲葉貴子さんでした。ごっちんじゃなくてアツコの声に震えてしまった。夜はもうその圧倒的な歌声に固まったよ。すげーよ、貴子!あんたこそDIVA!!(笑)
・ってことでMVP曲は「人知れず 胸を奏でる 夜の秋」で(^^; たしかにこの曲は「子供はやけどする」よなあ。
・「もしも終わりがあるのなら」→「ステーション」→「LOVE BELIEVE IT!」の「R&B系3連コンボ」はカッコよかった。ここの流れを評価できない人は今後秋コンへ参加しないほうがよいと思う。ごっちんの歌声は相変わらずパワフルなのをこのあたりで思い出した。
・「稲葉のPC上達コーナー」・・・・・・・長いよww  ってか「プリゴ」のあとにこれは無しだと個人的には思う。
・「さよなら「友達にはなりたくないの」」 ここのあたりでステージが半転する(ステージチェンジ?)  あと、曲だけど歌い方変えた??なんとなく以前と違う印象を受けたもんで。
・「愛のバカやろう」をこのタイミング?しかもオリジナルバージョンだし照明もフツーだし。。この曲は今までアレンジ変えたり、ステージが上に昇っていったり、照明効果も抜群だったり、という思い入れがあるから、今回はちと拍子抜け。ごっちんのパフォーマンスは良いだけにもったいないなぁ、って思った。
・「ポジティブ元気!」はまだ手探りなのか。ボクは「ノリにくい曲だなあ」って思った。初めてライブで「涙GIRL(藤本美貴)」を聞いた感覚に似てた。 まぁ今後慣れてくれば盛り上がるんだろうけどね。
・「スッピンと涙。」やっぱCDで聴くより何倍も良く聞こえる。でもまだ100%じゃないんじゃないかなあ。久々ってこともあるし、まだまだ聴き手を唸らせることができるんじゃないだろうか。そういえば昼では泣いてたねごっちん(笑)
・「うわさのSEXY GUY」はGM03Sでの一曲目だったから、こうしてアンコールとは言え「一発目」に来るとゾクッとするものはあるね。
・ラストが「スクランブル」で良かった。ベリ・なっち、そしてごっちん。この秋に見たそれぞれのワンマンが、どれも「ラストはこれ!」っていう曲で締めてくれたのがなんか嬉しかった。


うーん、ネタバレしまくりやな。。(汗)


10ヶ月の休養明けのライブということで少なからず影響もあっただろうけど、ごっちんのパフォーマンスは歌にしてもダンスにしても、相変わらず図抜けているなぁ、という印象。すげえ人です。
そんでいてかわいいんだよなあ。カッコいいしかわいい。最高じゃん!ww
久々にじっくり見た彼女は「やっぱ心の中にグッと来る」人でした。。


そんな感じで今回のツアーは3枚目のアルバム中心の大人な感じのステージでした。今までの「疾走感」が代名詞だったライブとは明らかに違う。以前ごっちんライブのリピーターだった人であればあるほど、そこに絶対戸惑うはず。



それよりも
・青サイやらなかった(もらったけど)
・「プリゴ」や「原GAL」で汗かかなかった。
・たぶんライブ中に一回も「ごっちん!」って叫んでない。
・恒例の「暗転ごっちんコール」が心からウザく思えた。
こんなボクの症状はなんだろう?
たぶん、演出の問題(セットリストの流れの悪さ・照明が「効果的だなあ」とあまり感じなかった)があるんじゃないかな。ごっちんのパフォーマンスを100引き出してなかった感じ。
今回、演出MOMOXなの??違うんじゃない?もしかすると。
なんかそんな気がするんだけど・・・
えぇ、つまり「100%楽しんで」いない、ってことです。
これより前になっちとベリの公演を見てしまっていたのもでかいと思う。
「24カラット」「スイッチON!」共に「演出」「流れ」まで含めて最高だったからさ。
「はたち」は「演者のパフォーマンス」は最高なんだけどね。。。
まぁ、この先「はたちコン」に参戦できる可能性があればもう一回は見たいと思います。
たぶん成熟すれば今回よりもっと楽しめると思うし。


こんなネガなまとめでよい?(苦笑)