はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

モーニング娘。'05

「独占欲」「声」「THE マンパワー!!!」「ラヴ&ピィ〜ス! HEROがやって来たっ。」「大阪 恋の歌」「NATURE IS GOOD!」「愛と太陽に包まれて」と、ノミネート18曲中7曲が通過。前回の一次通過はなんと半数の9曲!!今年は娘。に良曲多かったよ。
特に昨年12月発売の「愛の第6感」が良かった。
実際今年の初めはこのアルバムを飽きずにヘビロテしていた。
このアルバムをリリースした時の「12人」が、その時期に各々が持ちうる全てのパワーを出した「出し切った感」を強く感じました。
だから受け手にも伝わりやすかったのではないでしょうか。
実際このアルバムを軸とした春のツアーもすばらしい出来だったしね。
まあ正直なところ、「良曲」と「駄曲」の差がとても明確に出てしまうなぁ、とは思う。。一枚通して聴けばあまり格差を感じないんだけどね(苦笑


「独占欲」は「最初のマイクリレー〜矢口・吉澤のシャウト〜サビでの田中のボーカル」までの展開がスリリングで息をするのも忘れてしまう感じさえする。そして2番での藤本の「なのにぶっきらぼうにチューをする あなたはずばり すごい やばい やっぱり SEXY」のシャウトには鳥肌モノ。そこからの「ガキさんボーカル」への繋ぎも最高。間奏を経て「愛ちゃんボーカル〜マイクリレー」そして「寂しい」の藤本パートで締め。最高です。本気になったつんくは恐ろしい(笑
余談だけどこの曲を最初に聴いた時は絶対に「AKIRA編曲」だと思った。でも実際は平田祥一郎で驚いた。余談終わり。
「声」。。。この曲を歌えるってだけで「まだ娘。は終わっちゃいない」ってシミジミと思ったよ。出だしのガキさんのフェイクが全てです。。。
「レモン色とミルクティ」はとにかく爽やかでかわいらしい。でも「娘。の曲」ってより「ゴロッキーズにぴったりの曲」というイメージがとても強いのが事実。。特に「小川・紺野・新垣・田中・亀井・道重」の6人にジャストミート(古)なイメージなんですよね。や、もちろんみきてぃや愛ちゃんも歌ってるんだけどさ。。(関係ないけどこの曲はベリが歌っても最高だと思うw)
とまあ、泣く泣く落とした「レモン色」を含め、タイプの異なる3曲が存在する、歌える、聴かせられる、ってだけでこのアルバムの価値は高いんじゃないでしょうか。


それに加えて、今年リリースのシングルもすばらしかった。
マンパワー」の1月4日に初めて見た時の「衝撃」はハンパなかった。99年に「ラブマ」を初めてTVで見たときと同じ類の衝撃を受けた。「映像込」で無いとこの曲の良さが100%は伝わらないとは思うが、それでも斬新な音使いは「怪作」と呼ぶに相応しいと思います。あのイントロでぶっ飛べる。
大阪 恋の歌」は、とにかくなによりメロディーが好き。シャ乱Q時代からのつんく好きにはたまらない。アレンジも含めてツボに入りました。
とまあ、この2曲に比べると「色っぽい じれったい」はどうしても少し落ちますかね。昨年のパンチに欠けていたシングル群と比べれば上々の出来かなぁ、とは思うけど、やっぱ前2曲を押しのけてランク入りするとも思えないのでここで切っておきます。。
それより特筆すべきはカップリングですよ!!
低音ブリブリの「ラヴ&ピィ〜ス! HEROがやって来たっ。」は文句なしにカッコいいし、実際ライブでも盛り上がってるよね。
爽やかPOPの「NATURE IS GOOD!」は「レモン色」と同じく「今の娘。」が歌うにピッタリだと思います。聴いてるだけで幸せになれる。
「愛と太陽に包まれて」は、まさしくタイトル通り「愛」と「太陽」に「包まれて」いるような気分になります。心が温まる曲。リズムも軽くボサっぽいけど、同じボサ調の「セクシーオトナジャン」より背伸びしてない分、好感が持てます。
しかしホント3曲とも最高!こっちがA面でもおかしくない!と思うよ。
やっぱり娘。のカップリングは昔からハズレが少ないなぁ。
今年に関しては良曲多いから、娘。だけで5曲に絞るのも悩むよ。
これで娘。は終わり。




って、ん??もう一曲シングル出してるって??
うん、、、まあ、、、それについては、、、
「オレがシングル買わなかった」ってことでお分かりでしょ??
そんだけの評価しか出来ません。あのシングルは。
最後にあれを出したせいで、今年これまでリリースしてきた楽曲の評価にキズが付くとこだったよ。
涙が止まらない放課後」みたいに笑えればまだしも、この曲では笑えない。
今まで唯一持ってなかった「ひょっこりひょうたん島」だけど、こちらは「宝石箱」というカップリング曲は良かった。
笑えない、、カップリングも駄、、、
今は次のシングルリリースが怖いです。
大丈夫だとは思ってるんだけど・・・マジで怖い。