はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

ZAZEN BOYSIII

まずはホログラム仕様のジャケに、いったいいくらの金を掛けたんだか問いたいw
CDを聴こうと思い、そのきらびやかな表面の紙ジャケから本体のプラケースを引き抜こうとすると、CDケースと同サイズの2枚のカードが入っていた。一枚は向井&松下、もう一枚はカシオメンひなっちが写っていたのだが…
そのリバーシブルカードを見たとき、ボクは突っ込んでしまった。
第②成長記」かよ!!と。。
(Berryz工房のアルバム「第②成長記」の初回盤にも「ZAZENⅢ」と同寸&同材質仕様のリバーシブルメンバーフォトが4枚入っていたのでね…)
あういうカードとか初回特典みたいなものはハロー系だけで十分だよ…と言うよりあのカードの特典でザゼンのファンは喜ぶのだろうか、、嬉しいのだろうか、、、まあいいか。。


内容だけど、一枚目や二枚目にも増して、「本当に好きじゃなかったら全く分からない・理解できない音楽」になってしまってる気がしました。もう「唯一無二」と言う言葉では片付けられないほどよく分からないバンド・音になってる気がした。。全人口の99%以上は理解不能なんじゃないだろうか。。
と言うより、従来のザゼンのファンでもこの「音使い」には肩透かし食らった感じがするような気がするんだがどうなんだろう。。
ボクは昨年末のライブで新曲を数曲聴いていたこともあって、そこまで驚くものではなかったけど、ライブを見てなかったから相当面食らったかもしれないと思う。。。
ただまあ「変わった変わった」言っても、「くりかえされる諸行無常 よみがえる性的衝動」という一枚目から不変のフレーズを、今作でもいきなり一曲目から吐き出す向井はなんも変わっちゃいないんだろうけどね。。
通して数回聴いてみて、序盤と終盤の曲から同じ雰囲気を感じ、中盤は「従来の一般的な」(という表現が適切かどうかは合ってるかはちょっと疑問だが)ザゼンの雰囲気を感じました。その中でボクが好きなのは6曲目の「RIFF MAN」。この曲最高。そこから3曲くらいの流れも好き。現時点でボクがザゼンに求めているのは、こういう感じのビートなんだろう。こういう曲をライブで畳み込まれるとグゥの音も出ないはずだから。。
だからと言って、序盤と終盤の流れがキライなわけでは無い。特にPVにもなってる「Friday Night」は最高。同じような雰囲気を持つ曲は他にもアルバムの中にあるけど、この曲は別格で好き。なぜかは自分でもうまく説明できないけど…ライブで2回(ワンマンと年末フェスで)見たからなのだろうか。。。そんな簡単な理由なら他の曲もライブで見たら気に入るのかもしれない。ボクはそのくらい単純なんでね。。
そんな感じで来月のクアトロのワンマンが待ち遠しい。
たぶんこの後も当分はヘビロテすると思います。
ZAZEN BOYSIII