はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

ハロプロ楽曲大賞1997−2006 FINAL

楽曲大賞

140数曲から一気に5曲にしたわけだから、漏れた曲の中にだって好きな曲がたくさんあるのはそりゃあ当然。
結構いろいろ聴き返して、それでも今現在聴き直しても「やっぱいい曲だなぁ、、」と思えたモノを選んだつもり。


 

1位 「I WISH」モーニング娘。 3・5点 
I WISH
黄金期にしては売上こそ伸びなかったものの、リリースして7年過ぎる今聴いてもサビでグワーッと解放される瞬間なんか涙が出てたまらない。娘。楽曲では最高の楽曲。「詩先」では無い自分にとってもこの曲は「人生ってすばらしい」「晴れの日があるからそのうち雨も降る」「同じ道だってなんか見つけよう」「誰よりも私が私を信じてあげなくちゃ」「でも笑顔は大切にしたい 愛する人のために・・・」などなど、とにかく胸に響き記憶に残るベストリリックばかり。そして10人が「一点の光」に向かって指を差しているジャケット、ブックレットの中のページでの10人の鋭い「眼光」など、曲以外のデザインの部分においては歴代のハロプロ作品ではダントツに一番好き。

2位 「空 LIFE GOES ON安倍なつみ 2・5点
夢ならば
「2005年ハロプロ楽曲大賞」の個人的1位の作品。ピアノから始まる静かな立ち上がり〜序盤のシンプルなアレンジに対してのサビでの力強さ。そして大サビへ向かっての盛り上がる展開に圧倒され、なぜだか毎回泣けてきてしまう。言葉では説明しづらい「強さ」を持った曲。05年4月当時のいろいろあった自分を救ってくれた一曲でもあるし、「なっち復活」後の最初の作品ということで思い入れが深いこ。そしてライブでの熱唱姿がとにかく印象深い。いつまでも歌い続けて欲しい一曲。

3位 「あなたなしでは生きてゆけないBerryz工房 2点
あなたなしでは生きてゆけない
2004年リリースのBerryz工房デビューシングル。リリース当初は「所詮はキッズユニットのデビューシングル」などと下に見ていたが、聴いてみるとそのクオリティの高さに驚いた。AKIRA独特の音使いでとにかくクールでカッコいい。Berryz工房の曲は明るい歌や楽しくなれる歌をはじめ、ハズレ曲が無く名曲ばかりなのだが、ここまで「カッコイイ・・・」と聞き惚れる曲は他に無い。そして同時にこういう楽曲を持っているのがBerryz工房最大の強みだと思う。リリースから3年以上過ぎるが、聴けば聴くほどに評価を上げたくなるBerryz工房最高の楽曲。

4位 「初恋」松浦亜弥 1点
風信子(ヒヤシンス)
「2004年ハロプロ楽曲大賞」の個人的3位の作品。前年リリースの「THE LAST NIGHT」が松浦にとっての過渡期の入口とすれば、この「初恋」が今の松浦のきっかけとなったような曲だと思う。淡々とした曲調の中にも今後彼女の内外で様々なことが「変化」していくんだろうなあと感じてたし、今にして思えばやはりこの曲で本格的に「変換」したんだなというイメージがある。「ただ一つ初恋が恋愛に変わった」はこの10年のハロプロ楽曲でもベストフレーズの一つだと思う。

4位 「砂を噛むように…NAMIDA松浦亜弥 1点
砂を噛むように・・・NAMIDA
「2006年ハロプロ楽曲大賞」個人的1位の作品。「初恋」からの流れが一気に爆発したイメージ。シンプルな曲調の中にも、松浦の「歌に対する熱量」みたいなモノがハンパなく放出されている曲だと思う。彼女の歌声が何時聴いてもグッと来る。自分の好きな歌声が良質なメロディと共に耳に入る、まさにシンプルイズベスト。


こんな結果です。
やっぱ自分にとっては「I WISH」でしたよ。
当時は「3・4期メイン!なっちが後列に下がった!モーニング娘。はどうなるんだ!」みたいな話でネット上が騒然としたりしてたっけ。このシングル持ってる人はどっかから引っ張り出してもう一度聴いてみたらいいじゃない。もちろんジャケを開いてブックレットを見ながら。。
「空〜」も無難にすんなり確定。久々に聴き直したのにやっぱり涙が出てきた。。
ベリからは「あななし」。でもこの曲は04年の楽曲投票ではランク外にして投票してないんだよね。。もうね、当時の自分に「バカ!」とゆいたいです。なんで入れなかったんだろう。。。ちなみにその年の1位はダントツで「ロボキッス」に入れてました。
でもって、最初に自分の中で「各ユニット・アーティストの中からまず一曲、代表曲を選ぼう」と制限をつけてやり始めたんだけど、松浦だけはどうしても2曲になっちゃった。どっちも外せないままどっちもランクイン。さらに言うと「NAMIDA」の1点はカップリングの「ハピネス」と併せての1点という気持ちです。
ってか「空〜」「NAMIDA」「I WISH」ってなんとなく系統的に似たような曲の展開だよね。。始まりは静かで、その後グワーって上がって来る感じとか。まあオレのツボはそういう感じなんだろう。。
ちなみに次点はこんなところ
モーニング娘。愛の種」「モーニングコーヒー
中澤裕子「GET ALONG WITH YOU」
タンポポラストキッス
プッチモニ「BABY! 恋にKNOCK OUT!」
後藤真希晴れた日のマリーン
安倍なつみ「たからもの」
・W「ロボキッス」「デコボコセブンティーン」
メロン記念日お願い魅惑のターゲット
Berryz工房「ありがとう! おともだち。」「さぼり」
℃-uteまっさらブルージーンズ
まあこの辺はその時の気分しだいでコロコロ変わりそうですがね。


次!PV!!

PV部門

これは3つとも2点ずつで。

恋愛レボリューション21モーニング娘。
恋愛レボリューション21
この曲のPVを見にボウリング場に行ってジュークボックスを見てた。そのくらいハマってた。衣装もクールだし、ダンスは特徴的だし、メンバー全員の魅力がふんだんに出てたし、完璧じゃないっすかね。

「♥桃色片想い♥」 松浦亜弥
桃色片想い
奇跡の桃缶工場の工場長。。CDのジャケット見れば分かるとおりただ一言「かわいい・・・」です。もう完璧。「アイドル松浦亜弥」が余すことなく詰め込まれている。曲とコンセプトと衣装と演者等々100%噛み合ってる。

サヨナラのLOVE SONG後藤真希
サヨナラのLOVE SONG (初回限定盤)
ごっちんのPVの中では一番。とにかくショートのごっちんがかわいい。暖かい春の陽光が差し込む部屋でラフな部屋着でいるごっちん。そして随所に差し込まれるごっちんナチュラルな表情。涙が頬を伝う表情では画面が引き締まり、ラストは坂を自転車で下っていくカット。もうごっちんの魅力満載のPV。

次点
モーニング娘。
「Do it! Now」「I WISH」「Memory 青春の光」「LOVEマシーン
●W
Missラブ探偵」「ロボキッス
松浦亜弥
100回のKISS」「ね〜え?」
Berryz工房
21時までのシンデレラ」「ギャグ100回分愛してください


最後はアルバム!

アルバム部門

1位 「ファーストKISS」 松浦亜弥 3点
ファーストKISS
完成度ナンバーワン。説明無用。11曲全部がシングルでも通用する、そのくらいのクオリティ。上京して〜恋をして〜裏原行って〜図書館でデートして〜別れて〜みたいな「アルバムの流れ」があるのも◎!話はずれるが今の松浦が歌う「そう言えば」や「S君」なんかを聴きたい。

2位 「1st 超ベリーズ」 Berryz工房 1・5点
1st 超ベリーズ
後半2曲がリミックスというのがややマイナスも、それまでの10曲がシングル曲・アルバム曲共にすばらしすぎる。「恋はひっぱりだこ」〜「蝉」〜「安心感」の繋がりなんて見事としか言いようが無い。

2位 「2nd W」 W  1・5点
2nd W
ロボキッス」「デコボコセブンティーン」などを楽曲部門で入れたいのに入れられなかった分こちらを。それ以外にも「あぁ いいな!」「抱きしめないで〜日記付き〜」「18〜マイハピバス〜」「まだもうちょっと甘えていたい」など名曲揃い。これをヘビロテしていた当時は明るい未来しか見えなかった。。

名盤3枚を選んで、自分では満足。この先何年たっても聴けるアルバムであり続けるだろう。
次点では「MIKI(1)」「セカンドモーニング」「T・W・O」「X3」「[2]ペイント イット ゴールド」あたりか。
自分の好きなアルバムってのは「捨て曲が無い」のはもちろん大前提で、あとは「決してシングル曲に頼らず、アルバム曲に名曲が揃ってる」「アタマとケツが大事*1」ってのが共通してる。
そういう点では「第6感」や「染みわたる想い」なんかは少し落ちてしまうんだよね。。
さらに松浦とBerryzは「ファーストアルバム」と言う点もそうだし、「一曲目がデビューシングル」というのも共通してるわ。ファーストインプレッションってか、おそらく最初に「これだけのモノを作られるのかあ・・・」っていう衝撃が大きいんだろうなあと思った。


じゃあ最後。推しメン。

推しメン部門

後藤真希


やぁ、これは悩んだよ。。。
だってこれまでの大まかな変遷と言えば、、、
99〜01年の市井紗耶香
02年〜03年の松浦亜弥
04〜05年の後藤真希
05年以降はBerryz工房全推し
って感じだかんねぇ。。
「推しユニット」ならBerryz工房で済むけど、「個人名一人書け」ってのは厳しかった。。
まあもし「推しユニット」ってのがあったら「じゃあモーニング娘。はいつの時代?」って話になるしな・・・
ごっちんに関しては99年のデビュー以来、激烈に推していた時代ってのは少しかも知れないけど、娘。在籍時も一推しってほどではなかったが(ってか当時は「娘。も全推し」って感じだった)コンサではやっぱ注目して声援は送ってたし、今現在でも「一推し!」と言うとはばかれるから前面に押してないだけで、好きな気持ちがあるのには変わりない。 
だから「ハロプロ10年の歴史」で考えるとやっぱごっちん
松浦も同じようなパターンだけど、デビューの差から来るキャリアの違いでごっちんがリードしてるかな。
それにおそらくこれまで一番「名前をコンサなどで呼んだ」のもごっちんだろうしね。
まあこれに関してはこれ以上はノークレームでw


以上!終了!!
お疲れオレ。
さて3時間くらい仮眠しなきゃ。。

*1:ベリのラストは「Bye Bye またね」と考えて