はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

℃-ute「放課後のエッセンス」@ZEPP TOKYO

遅ればせながら日曜の℃-uteコンの感想でも。


当日は夜公演だけの参加、それも2階のファミリー席での参加ってことで比較的のんびり行った。開場時間を15分くらい過ぎてZEPPに到着し、先にいた身内と落ち合う。
2階席は1階席の整理番号が全部呼ばれた後でないと中に入れないので、しばし橋の上からヲタウォッチング。群れを見下ろすとイロトリドリのヲタTを着たヲタがわさわさ。。それは軽く酔う光景だった。。自分の整理番号が係員に呼ばれると、他人を顧みず我先に突っ込もうとする輩の多いこと多いこと。
整理番号が2000番を過ぎると人はまばらになってきた。1階席という戦場に向かうヲタたちを見送り、ウチら2階席の人たちが係員に呼ばれる頃にはすでに開演10分前になっていた。
中に入りドリンクを引き換え2階に上がる。そして2階席から1階席を見下ろすと・・・なんというヲタの密集度合い。。それは2年半前のBerryzの初単独のそれを明らかに超えていた。。そして2階に立ち込めてくるあの独特の「ヲタ臭」が鼻を突く。まさにカオス。。もしあの中に自分がいたら軽く酔うどころじゃ済まないだろう。。あそこで立ち回るには相当の気合と精神力が必要。今回ばかりは2階席で良かったとこの時思った。
席に着いてすぐに客電が落ちる。定刻通りの開演。そこから約100分の夢物語。。。


ライブを見て、改めて℃-uteの曲には名曲が多いなあとつくづく思った。多いってかほとんどが名曲ですよ。1stの曲も2ndの曲も全部が良い。シングルもカップリング含めて駄曲が無い。
そんな名曲をライブをこなすたびに自分たちの曲として成長させているんだなあと感じた。
でもまだ℃-uteに関しては歌声だけで誰かを判別するのはまだ難しい。矢島と愛理くらいはなんとか分かってきたかなってレベルなのを実感。(でも今の娘。も判別はもう無理かも。。)
以下気になった曲たちを。



都会っ子 純情」「めぐる恋の季節」と勢いのある曲でいきなり畳み掛ける。「めぐる恋の季節」は夏ハロでも聞いてるがライブで聞くほうが全然いいね。途中の煽りも映える。
MCを挟んで「桜チラリ」。合間合間のクラップが妙に愛おしかったw
この時点で今年の3枚のシングル曲を新しい順から3曲続けて全て披露。その攻撃的なセトリに驚く。立て続けに攻撃を受けてもう防戦不可能!(意味不明w
でもこうして3曲聴いて、自分的に最初は印象に残らなかった「桜チラリ」が一番好きだなあとか思った。


℃-uteコンはベリコン以上にソロや小出しユニットが多い感じがするんだが、それは2ndミニアルバムでメンバーを小分けにした曲を4曲も作った影響もあるんだろう。春のミニアルバム発売直後のツアーではオリジナルと同じメンバーでの披露だったが、ツアーを重ねるうちにそれではワンパターンとなり変化が無い。そこで今回のように(元々は愛理のソロ曲である)「通学ベクトル」を有原と梅田が歌う、というような場面が出てくるのはある意味仕方ないと思う。
実際良かったよ。梅田と有原の「通学ベクトル」。確かに愛理ver.も聴きたいけど、今回は次に待ってる曲がアレだからね。。。愛理の「通学ベクトル」に関してはツアーを重ねていくうちにまた聴く機会はあるでしょうし。


ってことで愛理ソロの「FIRST KISS」!!!!!
セトリ見た時点でこれだけは是非聴きたかったんだよね!!!先月末にBuono!がゲストで出たBLITZ公演では代わりにこの曲がカットされたらしいけど、もうねバカかと。この曲が今回のツアーのある意味目玉じゃないの?
、、いやぁ、、絶品でしたよ。。聞き惚れるって感覚を久々に味わいました。原曲のリリースから4年。4年なんだよなあ。。。シミジミ。。
この後の愛理のソロMCは「家族で行く温泉旅行」の話。ここは公演ごとに変えてるらしいけど、こういう自分の言葉で伝えるってのはいいですね。拙くてもいいんだよ。「自分の言葉」をファンは聞きたいんだからさ。このMCの数分間は「鈴木愛理ソロコンサート」って感じでした。まあ近い将来に現実になるんでしょうね。モ。さん曰く「今回のソロMCは事務所から課題として与えられた鍛錬の場」らしいからw


愛理のソロMC明けの「EVERYDAY YEAH! 片想い」〜「ディスコ クイーン」〜「美少女心理」〜「まっさらブルージーンズ」の繋ぎが最高!中盤にこんなコンボで畳み掛けてくるグループそうそう無いよ。
「EVERYDAY YEAH! 片想い」はイントロから泣ける。キラキラ感は健在。この曲に関してはコメントいらんでしょう。
ディスコ クイーン」は全員いたけどフューチャリングされてたのはオリジナルの二人だから違和感無し。むしろ7人いたことで迫力があった。ただAメロになるとボーカルを生かしたいのか、急激に低音が軽くなるのにはちょっと萎えたかな。そこは最後までブリブリ言わしてほしかった。
「まっさら」は曲が最高なのはもう言い尽くした。最近は「最初にアリカンがなんて叫んでくれるんだろう」という変な楽しみが出来ましたねwちなみにこの日は「東京行っちゃうよ〜」でした。変に気合が入ったモノじゃなく、かわいらしげに言ってたのがむしろ良かったw
「NS」はいい曲。それは知ってるw 今回見て次(正月ハロコン)はオリジナルが見たいなあと思った。
「夏DOKI」はもちろん矢島ソロ。まあこの曲はさすがに他の人にはいろんな意味で無理なんだろうなw 春に見た時よりキーを下げたせいで最後まで余裕があった印象(自分が春に見た時は原曲だったので、転調後の苦しみようと言ったらそりゃあもうw)。でも間奏のダンスでは何かタガが外れたようにぶっ壊れたように踊る舞美wうん、やっぱこの子いいなあw



続いては梅田が「テンション上げ子」とかいう無茶苦茶なキャラで登場したMC。これがウケタ。ヲタをSキャラでいじったりさ。この子こんなにおもしろかったのかー。「そちらはどちら」「ちょっと字余り」というフレーズでヲタと掛け合うその光景・一体感は、先日のメロンコンの「10人祭」での「ワッショイワッショイ!」と似たものを感じたw
続く「That's the POWER」でも「そちらはどちら」「ちょっと字余り」のフレーズをムリヤリ曲中にねじ込んで掛け合うその演出には吹いたwおかげでAメロなどでの変なヲタ声が消えたのはよかった。この曲のサルサな感じは結構好きだったりする。
「As ONE」というややもっさりとした曲を、途中のダンスでグッと魅力的なものに変えてしまったのは見事。上から見ててそのフォーメーションがすごくキレイでした。練習したんだろうなあ。
「YES!しあわせ」はサビでの「Fu!」という合いの手に合わせ、照明がパッと点く演出がたまらなくカッコよかった。ものすごい一体感を感じたなあ。
僕らの輝き」「JUMP」とラスト2曲を似た感じの曲にしたのは意図的だとは思うんだけど、自分的にはここはバラしたほうが良かったんじゃないかなと思いました。「JUMP」は前回も本編ラストだったしね。でもこの2曲では特に7人が一つの塊となってぶつかってきてる感じがすごくしました。最後まで必死になって一生懸命ジャンプする7人とそれに呼応するヲタ。上から見ててすごく美しい光景だった。


アンコールは昨年のシングルを2曲。
実績・安定感・信頼感を兼ね備えた代表曲なので満足しないわけがない。




今回一番グッと来たのは愛理。この子はなるべくしてエースの座にいるんだなって思った。なにしろ歌が上手いわ。それでいてスタミナもある。歌声が最後までブレないんだよね。例えて言うなら初回から最終回まで150kmのストレートと変幻自在の変化球を操る投手。そう、まさしく愛理はダルビッシュのような絶対的な存在。元々早くから素質が認められて「あぁ!」に選抜されたりしてたけど、彼女のすごさをこの日は改めて感じました。すごい子だよ。正直この子を横に押しのけてBuono!をやるのはしのびないなあ、なんて思ったほどだもんなw
あとは今回は梅さんの「キャラ」ね。このキャラ立ちはインパクトあったなあ。おもしろかった。ベリには無い魅力。どちらか言ったらメロン寄りの感じ?w 元々は面白い子らしいんだけど、これまで外野から見てるだけだとイマイチどういう子なのか伝わりづらい部分はあったからね。こうしてライブでポーンとおもしろキャラを出してくれると親しみやすさが湧いた。
ジーはここに来るまで体調不良の時期もあったらしいけど、この日はいつものヤジーに見えたよ。カクカクした動きは少なくなってきたけど、やはり特徴あるダンスは健在。ルックスもますますかわいさを増したよね。
アリカンは「まっさら」の最初の咆哮だけでオレは満足w
ナカサキちゃんは身長の伸びには驚いた。あんな成長してたんか。。
岡井ちゃんはジャンプの打点が高いねw
正直こんな感じで、アリカンとナカサキちゃんと岡井ちゃんの三人にはやはりまだビビッと来ないんだよなあ。。ダンスとかMCでのキャラとか魅力的な面を見つけつつはあるけど、それでもこちらから興味を持ってどうこう、って感じではまだないんだよね。
最後に萩原舞。彼女はやはり2年後が怖い!!w(以前より一年減ってるのがポイントw)



ってことで℃-uteコンとても楽しめました〜。
来年もおそらくあると思うので、おそらく行くと思います。高確率でw
で、会場はやっぱホールのほうがいいと思う。ライブハウスでやる意義はやっぱ分からなかったから。次回ホールならオレも下に降りてもいいかな、って思うようになってきたしw
ってかもう東京厚生以上のキャパ、それこそパシフィコとかでも埋まるんじゃないかな。
だってCDの売上自体はベリより上なんだしさ。。。

01.都会っ子 純情
02.めぐる恋の季節


03.桜チラリ
04.ENDLESS LOVE〜I Love You More〜
05.タイムカプセル (矢島&中島)


06.通学ベクトル (有原&梅田)
07.FIRST KISS  (鈴木)


08.EVERYDAY YEAH! 片想い
09.ディスコ クイーン
10.美少女心理
11.まっさらブルージーンズ


12.ふたりはNS (岡井・萩原)
13.夏 DOKI リップスティック (矢島)


14.That's the POWER
15.As ONE
16.YES!しあわせ
17.僕らの輝き
18.JUMP


アンコール
19.大きな愛でもてなして
20.わっきゃない(Z)