はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

LUNA SEA 一夜限りの再結成ライブ

ちょっと前にも話題にしたけど、このライブ本当に見に行きたかった。
で、昨夜NHKでこのライブに関する番組が放映されたので見た。
内容は実際のライブ映像というよりも、「12月24日」に至るまでのリハ風景・心構え、「12月24日」当日の本番までの舞台裏*1、これを5人へのインタビューを中心として展開するドキュメント番組だったが、これがすごくカッコよかった。
五人が五人なりの「こだわり」を持っている。リーダーはおらずみんながライバル。「全員がリーダーをやりたくて、全員がリーダーをやりたくない」五人。「これまで何度衝突してきたか分からない」五人。五人とも優れたメロディーを作る。ここまで五者五様な個性と才能を持ったバンドもそう多くは無いと思う。驚くのはそんな才能を持った五人が高校時代に集まるということ。*2


一番興味があったのが、7年前に「終幕」した五人が一体どういう心持ちでこの「再結成」に至ったのか、ということ。五人は再結成の理由については多くは語らなかった*3けど、リハ風景から本番前までの一連の映像を見ていれば、それはなんとなく伝わってきた。「五人にとってLUNA SEAは特別で大事な存在であり、誰よりもLUNA SEAを愛している」んだろうって。
この番組を見た多くの人が「またいつか五人は集まって『LUNA SEA』としてライブするんじゃないかなあ」って思ったんじゃないだろうか。
「これからのLUNA SEAについて」という問いかけに、五人が印象に残る答え方をした。
RYUICHIは「日本のローリングストーンズにしたい」と明言した。
SUGIZOは「(LUNA SEAを)このまま強引に葬るのは罪だ」と口にした。
・真矢は「神のみぞ知る」と微笑んだ。
・Jは「自分自身のスタートポイント」と宣言した。
INORANは「やっぱり大切な存在だから」と呟いた。
そしてRYUICHIはライブで「いつかどこかの空の下でまた会おう」というメッセージを残した。
また彼らのライブが見れるかどうかは、真矢が言うように「神にしか分からない」んだろうけど、今はRYUICHIが発したこの言葉が実現することを願ってる。
そして次こそはライブの場に行きたい!

*1:当日は開演が1時間近く遅れたみたいだが、それでもテンションだけは落とさないように気をつけたらしい

*2:小田急線恐るべし。。

*3:「答えたくないし答えない」とのこと