はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

Berryz仮面 vs キューティーレンジャー@横浜アリーナ

平日と変わらない時間に起きて、6時から桃子出演の志の輔ラジオを聴いて、8時前には家を出発。この時点でコンサの感覚全くしないw
会場に着くもいつものハロコンのようなヲタヲタしさはあまりせず。理由はまだ開場して無いことに加え、多くの人がグッズ列に必死に並んでるからと判明。納得w
ほどなくして朝昼夜連番のふじやんさんをはじめとするヲ仲間と落ち合い開場待ち。
入場列がそんな激しくなかったので早めに入場。
ステージの会場の両端にメインステージがあって、そこを太長い花道で結んでいる。センター席は花道で分断されているため、かなり席数が少なく感じた。花道の中心には円形のセンターステージが存在しており、ここでの曲披露が比較的多かったように思う。両メインステージからは外周も出ており、このあたりは冬のハロコンと同じ感じ。なのでアリーナ最前列の親子席は目の前をメンバーが通るため、超絶においしい瞬間が待っていたと思われる。アリーナ席はほぼ満員も、スタンド席は空席が目立った。特に朝はやや閑散としていた。まあ10時開場のコンサートだからなぁ。。翌日の新聞などの報道によると一公演あたりの客数は8000人とか。まあそんなもんですかね。


朝公演はアリーナEの19列。ほとんど最後方の列だったので双眼鏡を使ったりしてステージをじっくり楽しみました。一発目の公演なので曲が披露されるたびに「おおっ!」と声を上げ、驚きながら楽しみました。なので当然汗なんかもかかない。周囲はベリヲタが多かった。
昼公演は1ブロック。分かりやすく言うとメインステージ3列目。ステージや花道を下から見上げる変な感覚。久々に張り切ろうとしたけど意外に体が付いてこないwあと連番者が汗だくでむちゃくちゃはっちゃけてましたwまあそこまで神席ではないし単純に見づらかったので、センター席は一回でいいやと思いました。
夜公演はアリーナAの13列。前通路だけど隣の梅さんヲタがキモウザオドリストだったのでかなりテンション落ちた。人のスペースにまで介入してきてまで踊るな!誰もアンタの踊りなんか見たくないっつーの!まあそれでも両メインステージ・センターステージ・花道がバランス良く見れました。特に踊ったりとかそういうのはしなかったけど、最後としては上出来で楽しかった。ってか昼までで疲れて体が動かなかったのが正直な所w


上記のように昼はセンター席だったんだけど、神席と化すのは全体の時間の2〜3割でした。今回はセンターステージで曲披露をすることが多かったように思うし、センターステージならともかく、逆のメインステージでやられちゃうとほとんど何も見えなかったから。。なのでメインステージ近くの席より、センターステージ近くの席のほうが結果的においしかったと思う。それでも「涙の色」「僕らの輝き」「夏 DOKI リップスティック」なんかは自分側のステージで披露だったし、「ドドンガドン音頭」や「桜チラリ」の時には外周を使っていたので、目の前をメンバーが代わる代わる通ってくれた。想像以上に近かったのですごくおいしかった。センター1ブロックはダテじゃない!メンバーが目の間に来てくれた時は、生け簀の中から目の前を通るメンバーに向かって必死で手を振ったりコールしたりしました。久々にあんなガッツいたなあと思います。まともな感情じゃなかったね。オレ、キモイことしてるなあとか自覚してるんだけど、単純に近くに来てくれるのが嬉しかったのですよ。。特に茉麻なんか通路に座ってこっちに手を振ってくれたりしてくれて。。高まったなあ。。℃-uteメンが近くを通ってくれた時も嬉しかったけど、やっぱBerryz工房の7人が近くに来てくれた時がより高まりました。もうBerryz工房なら誰でもいい。誰でもいいって言い方は失礼かもしれないけど、でも誰が来てくれても平等に嬉しかったのですよ。「やっぱオレはBerryz工房ってハコが好きなんだ!」と再確認できた瞬間でした。だからソロのマイクロファイバータオルなんか買えません。7人全員のパネルが宝物です。



セットリスト的にはBerryz工房℃-uteの名曲がズラリと並ぶわけで、これには高まらないわけが無い。当然ながら全部知ってる曲なわけだけど、特に自分が好きな「愛もて」「胸スカ」「付き片」「VERY BEAUTY」「サヨナラ 激しき恋」「まっさらブルージーンズ」「ジリリ キテル」あたりがセトリ入りしてくれたのが嬉しかった。合同コンだからフルサイズが少ないのは最初から分かりきってたことだから特に自分の中で問題は無かった。曲間の繋ぎ・テンポも良かったな。序盤の「スッペジェネ→愛もて」は互いの代名詞的な曲だし、「涙の色→胸スカ」とクール系で繋いだり、「LALALA→ジンギスカン」とフリマネしやすく一体感が出る曲で繋いだり、「僕らの輝き→サヨナラ激しき恋」とアルバム曲はアルバム曲で固めたり、終盤も「まっさら→ジリリ」「JUMP→友情純情〜」とテイストの似た曲で繋いでいたので、違和感も無く突っ走った感覚がありました。ラストの「桜チラリ」も弱いかなと思ったけど、実際はすごく楽しく余韻に浸れました。あと「LALALA」「ジンギスカン」「JUMP」とかCD音源ではそんなに響かない曲もライブだと楽しく感じるから不思議だ。余談だけど、「愛もて」と「付き片」の時に会場全体がぴたりと合ったフリをしているのを後方から見てたんだけど、超絶にキモくて最高でしたw昼はそのキモい一員になったわけだけどw
Buono!タイムが短かったのはちょっと残念だったかな。「ホントのじぶん」は1番だけだし、「恋愛ライダー」もワンハーフ。もっと聴きたかったなあ。なのでやっぱもうBuono!はワンマンをすべきですよ。


アンコ明けの寸劇は微妙だった。イモっぽいストーリーと演技はむしろ最高におもしろかったし、戦隊モノというキャラ設定もいいし、茉麻が目立ってたので最高だったんだけど、とにかく悪役の設定がヒドすぎる。なんだよ「ドエーム」って。セリフがいちいちキモくてマジで素に戻る瞬間があった。あと劇の途中で、茉麻が客席に「会場のみんなの力を貸してくれ!私が『せーの』と言うのでみんなで『キューティーレンジャー』と叫んでくれ!」という後楽園ゆうえんち的なベタなやり取りがあるんだけど、ヲタが童心に戻って叫んでる姿がキモくて最高でしたw
あ、でも「ホワイトなのにブルー・・・」や、℃-uteのメンバー紹介(特に「リーダーオレンジ!」「リーダーの上司をやっております」など)や、攻撃された後の桃子のウザすぎる倒れ込みっぷりとか面白いシーンもあったなあ。まとめると悪役のキャラ設定と、やや冗長だったのがマイナス要因だったんだと思う。ちょっとくどかった。もっとすっきりシンプルにならなかったもんなのかな。



全曲生歌なのが良かった。「VERY BEAUTY」や「ジンギスカン」や「まっさらブルージーンズ」などで梨沙子が立て続けに音を外しまくってた。明らかにいつもより調子は悪かった。でもリップシンクで逃げることなく歌い続けた。そんな梨沙子の姿に胸を打たれた。そしてそれを演出したスタッフも賞賛したい。ヘタなモノをヘタと言うのは簡単。ってかそれがフツー。でもハロヲタは必ずしもそう思わないんじゃないかな。
今回「VERY BEAUTY」に関して言うと、1番を梨沙子がソロで歌って、2番は愛理が出てきてソロで歌い、最後は二人で歌い上げるのです。で、梨沙子だけど音程は取れてないし声は引っくり返るし、とにかく常にヒヤヒヤ・ドキドキ・スリルを感じながら歌を聴いてました。特に昼公演は劇的にヤばかった。そんな必死で一生懸命歌う梨沙子を「がんばれ!」的な念を込めて見守っている。念を込めて、って言うかもう念を送ってる感じ。歌を聴く側のこちら側が応援するって構図は変な感覚なんでしょうね。まず歌を聴くのにスリルもヘッタクレもあるのかって話だし。
対照的に愛理は他グループの持ち曲である上にメロディラインが難しい「VB」と言う曲を、安定感があって安心感すら感じさせながら見事に歌い上げる。音程はきちんと取れてるし、とにかくめちゃくちゃ上手。この子はすげえ、この子は天才だ、とか思った。ちょっとは梨沙子のために手加減してくれよーとか思った。
それでも今回の「VB」に関しては梨沙子が歌った時のほうが胸に響くものがあったのです。当日の更新で「愛理はイチロー梨沙子SHINJO」と書いた。新庄はイチローにテクニックでは太刀打ちできないのに、天性の人を惹きつける力でイチローに匹敵する人気を誇った。持って生まれた「華」とでもいうのかね。梨沙子にはその「華」があるんだと思います。だからみんなから愛され応援されるんだと思います。これはオレがベリヲタだからだと思うし、もちろん「愛理には華が無い!」とか言ってる訳ではない。別に愛理を蔑んでるわけではない。愛理はすばらしい!愛理はすげぇ!愛理はカワイイ!!wまとめると魂が入っていれば少々の音ハズしなんか関係ないよってことです。まあでも歌が上手いに越したことは無いからがんばれ梨沙子
梨沙子って言えば昼公演の最後のほうで既にバテバテで笑顔が引きつってたんだけど、夜公演のアンコ後の最後の挨拶では超絶ハイテンションで笑顔を振りまいていましたねw最後ソデにはける時なんか「仕事終わったー!」みたいな感じで大きく伸びしてたのをボクは見逃しませんでしたよw


そして今回は14人がそれぞれにスポットライトが当たっていたと思う。Berryzで言えば、Buono!がある雅・桃子、ソロがある梨沙子だけでなく、普段なら脇役に回される茉麻「レッド」に配置されて活躍していたし、「夏DOKI」では佐紀ちゃんのキレキレダンスを久々に見れたし、千奈美はMCや挨拶の回数も多く、天性のアフォっぽさ+規格外の肢体を見せ付けてくれたし、友理奈は「僕らの輝き」での衣装が素晴らしすぎたし、各人の魅力が出ていたと思います。


ただやっぱ今回の合同コン。企画ライブとしては楽しかったけど、ワンマンの濃密さには敵うはずは無いですね。早く夏コンの情報来ないかなぁ。
まあそれでも名古屋は行くんだけどねwしかも最後列なのにねwやっぱ今回のステージは横アリだから出来たわけで、じゃあ地方のホールではどう再現するの?ってのが気になるし、レポを待ってもいいんだろうけど、自分の目で見ておきたいってのがあるんで。

01.ダーリン I LOVE YOU
02.スッペシャル ジェネレ〜ション
03.大きな愛でもてなして

オープニングVTR
04.涙の色 / ℃-ute
05.胸さわぎスカーレット / Berryz工房
06.LALALA 幸せの歌 / ℃-uteBerryz工房合流)
07.ジンギスカン / Berryz工房
08.都会っ子純情 / ℃-ute
09.付き合ってるのに片思い / Berryz工房
10.VERY BEAUTY / 菅谷梨沙子鈴木愛理
11.僕らの輝き / 熊井友理奈徳永千奈美須藤茉麻岡井千聖有原栞菜
12.サヨナラ 激しき恋 / 夏焼雅清水佐紀嗣永桃子萩原舞中島早貴矢島舞美
13.That's the POWER / Berryz工房℃-ute(Buono!を除く)
14.ドドンガドン音頭 / 梅田えりか with ℃-uteBerryz工房(Buono!を除く)
15.ホントのじぶん / Buono!
16.恋愛ライダー / Buono!
17.夏 DOKI リップスティック / 矢島舞美(ダンサー:清水佐紀中島早貴)
18.まっさらブルージーンズ / ℃-uteBerryz工房合流)
19.ジリリ キテル
20.JUMP
21.友情 純情 oh 青春

アンコール

寸劇「Berryz仮面・キューティーレンジャー」

EN1.我ら!Berryz仮面・キューティーレンジャー
EN2.桜チラリ