はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

BRAHMAN「AUTONOMY」@ZEPP SENDAI

昨日の仙台紀行の続き。
牛タン食ってZEPP SENDAIまで行くと、すでに会場外には人がいっぱい。この会場に入るのは04年8月のメロンコン以来になるんですね。
3年3ヶ月ぶりの待望のBRAHMANのワンマン。整理番号も100番台だったので2ブロック目の最前下手寄りの鉄柵をキープ。BRAHMANの時は最前エリアは戦場と化してたけど、自分がいたあたりはダイブの発射台になってましたwまたこの日のゲストはHawaiian6ということでピザTシャツ着た人もチラホラいた。
Hawaiian6は40分くらいで10曲くらい。最前エリアはそれなりに盛り上がってた。これまでボクはあまりハワイアンは通ってない上に、今回のセトリは最近の曲が多かったようで、知ってたのは「A PIECE OF STARDUST」くらいでした。ただ昔からそうなんだけど、やっぱどの曲も単調に聴こえてしまうのは否めない。。しかしドラムの人はよう喋るねw


19:30過ぎに暗転して恒例のブルガリア民謡「お母さん、お願い」が流れる。やっぱこのSEが流れるとテンションが上がるわ。。両手を頭上に掲げる「信者」がこの日も多数いらっしゃいました。
メンバーがゆっくり登場し、アルバムでは最後に収録されている「Kamuy-pirma」から静かにスタート。前回彼らのライブを見た時(07年11月のAX)もこの曲から始まったのを思い出した。
それ以降は今回もMC無し、曲間はひたすら繋いで、激流、激アツの曲を連発!!ひたすら「カッコイイ!!」と心から感じまくったライブでした。
今回はアルバム「ANTINOMY」のレコ発ツアーということで、もちろんこのアルバムから全曲披露されたわけだが、序盤・中盤・終盤と満遍なく組み込んでいた。
その合間合間に定番の「THE VOID」「BASIS」「BEYOND THE MOUNTAIN」「DEEP」「SEE OFF」あたりを休む間もなく叩き込む。このあたりの盛り上がりはハンパ無い。後ろから来る圧力がハンパない。最前エリアではケンカのようなモッシュが巻き起こってる凄惨な場。そのエリアに向かってダイブする者多数。オレも毎度の発射台に利用されましたwでもこれがBRAHMANのライブだよね。もちろんケガ人が出ないのが前提ですが。。
でもって、やっぱ「SEE OFF」だなオレは。アタマカラッポで盛り上がった。加えて懐かしの「TOKI NO KANE」も聴くことができたのが感激でした。
本編ラストはアルバムで一番好きな「Fibs in the hand」。モッシュダイブが起きるような荒々しさは無いが、胸に突き刺さる名曲だ。顔を歪めながら歌うトシロウの姿には神が宿ってた。
アンコールでは、KOHKIがオリエンタルなギターをかき鳴らす。聞き覚えのあるこの独特なイントロは、97年リリースのミニアルバム「wait and wait」の1曲目に収録されている「GREAT HELP」。レア曲なだけにライブでは初めて聴く。立て続けに「FLYING SAUCER」と、これも「wait and wait」の収録曲。
最後は「FAR FROM...」でしっとりと、、魂を込めた熱唱を終えてフラフラになりながらソデにはけて行くトシロウが、最後ひざまずいて客席に一礼をする。。滅多に見ることができないその姿を見て「神が我々に感謝の姿勢を示してくれた!」という思いになった人が大勢いたのだろう、客席からはある種怒号にも似た歓声が飛んでいた。
もちろんダブルアンコを求める声がたくさん上がったがこの日はこれで終了。
しかしそれでも一時間強、圧巻のライブパフォーマンスでした。
加えて今回は「流れ」も良かった。「The Only Way」〜「Speculation」〜「Epigram」の流れはアルバム「ANATINOMY」の1〜3曲目と同じだし、「SEE OFF」〜「TOKI NO KANE」もアルバム「A MAN OF THE WORLD」と同じ流れ。アンコールまで「GREAT HELP」〜「FLYING SAUCER」とミニアルバム「wait and wait」の1〜2曲目と同じ流れにするあたりがニクイ。CD音源と同じ流れだと聴いてて「おっ♪」と思うよね。
新作群をライブで聴いて、一番印象に残ったのが「Epigram」のカッコよさ。この曲のギターフレーズがとにかくカッコよすぎる!!「You don't live here anymore」も良かったな。「The Only Way」もテンション上がるぐらいカッコよかった。
BRAHMANってバンドは昔から好きだったけど、数年前より断然イマのほうがこのバンドに対する依存度が高い。好きになってる気持ちが強くなってる。それもこれも音源の良さをライブパフォーマンスの良さがあるからでしょう。
6月のBLITZ、7月のJCBホール、どっちかは行きたいなあ。。もう一回このツアー見たいよ。

01 Kamuy-pirma
02 The Only Way
03 Speculation
04 Epigram
05 You don't live here anymore
06 THE VOID
07 BASIS
08 Handan's pillow
09 逆光
10 Oneness
11 Stand aloof
12 Causation
13 BEYOND THE MOUNTAIN
14 DEEP
15 SEE OFF
16 TOKI NO KANE
17 Silent day
18 Fibs in the hand

EN.1 GREAT HELP
EN.2 FLYING SAUCER
EN.3 FAR FROM...