はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2009(初日)@山中湖交流プラザきらら

遅ればせながらSLSの感想でも。
鮮度落ちまくりなんで、覚書程度にサラッと書きますw
それ以上は公式サイトにしっかりとした詳しいレポがあるんでそっち見てくださいw
http://www.sweetloveshower.com/report2009/0828/
初参戦のSLS@山中湖!
知り合いを多摩地区で拾って中央道をかっ飛ばし現着は10時。道中はどんどん大きくなっていく富士山がまあキレイでした。駐車場のスペースもたっぷりあったのでサクッと停めて、リストバンドを引き換えて入場。
とりあえず初めての会場だったので、フラカンまでグルッと徒歩で回る。RIJFとかに比べればそりゃ狭いよね。簡単に回れる。ステージ間は近いものの、アクトの時間がかぶることがないので心配なし。このフェスはその気になれば(そこまでその気にならなくてもw)、出演アーティストの全てのライブパフォーマンスが見れるのがウリ。このステージ間の距離ならそれも納得。ただ裏を返せば時間通りキチッと回していかないといけないわけで、大物も新人も各アーティストの持ち時間は基本的には「35分」で設定されてた。
とりまビール飲んで11時からのフラカン待ち。ってかこのフェス、ビールがハイネケンってのがGJ!!!この「緑」がたまらない!もうRIJFでも復活しようよハイネケンwまあ車なんで朝一の一杯しか飲めなかったのが残念。。
ちなみにメンツはこの10アーティスト。

フラワーカンパニーズ

秦基博

LINDBERG

フジファブリック

チャットモンチー

flumpool

ユニコーン

サカナクション

ザ・クロマニヨンズ

フィッシュマンズUA

Dragon Ash

フラカン

先日のRIJFでのアクトも最高だったフラカンRIJFでは一番小さいシーサイドステージのトリだったわけだが、今回は大きいほうのステージのトップバッター!wさすがにこのメンツでフラカン知名度だと、想像以上にスカスカでしたw開始2分前でもサクッと最前フロントエリアまで到達wただライブは良かったよ。定番曲ばっかだけど、やっぱ「最高の夏」は何回聞いても最高です。それとRIJFでやらなかった「永遠の田舎者」を聴けたのも高まった。ただ始まっても周りはほとんどフラカン知らない人ばっかだったので、最前なのに超アウェイwでもその人たちも最後のほうはヨッサホイしてたし、アウェイの中で健闘したとは思います。フラカン好きのボクは満足でした。もっと彼らのライブ見たいっすよ。ただ10月17日に日比谷野音でワンマンあるのに、都合で行けなくなったのがホント残念としか言えないですよ。。

M-1.ロックンロール・スターダスト
M-2.最高の夏
M-3.永遠の田舎者
M-4.はぐれ者讃歌
M-5.深夜高速
M-6.恋をしましょう
M-7.真冬の盆踊り

ステージを移動して秦基博。名前は聞いてたけどライブは初めて見る。アコギの弾き語り。ステージ後方の芝生で寝そべりながら聴いてました。半寝したけど、それぐらい気持ちよかったってことですw

LINDBERG

お次は7年ぶり復活のLINDBERG!いやあ小中学生のときはよく聴いたなあ。昔のカセットとか見るとLINDBERGのシングルがいっぱいあるよ。それだけに密かに楽しみにしてましたwまあLINDBERGのワンマンはまず行かないだろうからね。こういう機会じゃないと見れないから。しかも復活も今年末までの期間限定らしいからね。そしてライブのほうも懐かしさで満ち溢れた。いきなり「今すぐKiss Me」のイントロ!その後も「Magical Dreamer」「恋をしようよ Yeah! Yeah!」「GAMBAらなくちゃね」「BELIVE IN LOVE」、、、心の涙腺が緩むメロディー。。この前のPUFFYもそうだけど、ヒット曲があるアーティストはやっぱ強いわ。その曲やれば無条件で盛り上がるんだもんな。後ろのほうでまったり見てたんだけど、サビではやっぱ口ずさんじゃいましたよ。いやあ良かった。しかし渡瀬マキ(69年2月22日生まれ)かわいいなwあんなスレンダーでキュートな40歳いるんだなw

M-1.今すぐKiss Me
M-2.Magical Dreamer
M-3.POWER
M-4.恋をしようよ Yeah! Yeah!
M-5.GAMBAらなくちゃね
M-6.BELIVE IN LOVE
M-7.Over The Top

次は地元・富士出身の志村率いるフジファブリック。彼らのライブを見るのは、5年位前に奥田民生のワンマンの前座で見て以来になるのかな。CSなんかではライブ映像を目にしてたけど。着実に人気を付けてきてるよね。ただオレはそこまでストライクなバンドでもないです。よく耳にする「銀河」はリズムとメロディが好きなので唯一お気にの曲。いきなり「銀河」から始まったのは嬉しかったな。ただライブ映像見てるときから思ってたんだけど、志村の声はライブだとイマイチ響かないんだよね。CDで「作品」を聴いてればいいかなって印象なんだよなー、、、とか思って後ろで聴いてたら中盤以降は骨太な音でガッツリ聴かせる曲ばかり。正直、フジファブに対する印象・イメージがちょっと変わった。こんな音楽なんだ。そう言えばオレここまで正面向き合って彼らの音楽と対峙したこと無かったわ。これからは憶測でモノを言うのはやめようと思った。

チャットモンチー

久々にチャットモンチーのライブ見れるってことで楽しみにしてた。06年とかはワンマン行ってたけど、いつの間にか武道館2daysとか軽くこなすぐらいの人気のあるバンドになってしまったからねえ。チケ取れない&ファン層の低年齢化でライブからは距離を置いてしまってた。07年のRIJF以来だから2年ぶりってことになるわけだけど、前半の「恋の煙」「シャングリラ」「とび魚のバタフライ」「バスロマンス」は、そのときも披露された曲。後半は3rdの曲が中心。ヒット曲をたたみかけるわけでなく新作中心でした。今夏のフェスは同じようなセトリで回ってるみたいだけど、新作で観客を魅了してやるという彼女たちなりの信念みたいのを感じました。「Last Love Letter」良かったなあ。ライブは離れたけど曲からは離れられないもんな。売れても質の高い曲を送り続けてくれる事に変わりない。すごいですわ。女子は強い。今後もたぶんフェスとかイベントでしか見れないバンドだと思うけど、機会があれば見たいですね。

M-1.恋の煙
M-2.シャングリラ
M-3.とび魚のバタフライ
M-4.バスロマンス
M-5.8cmのピンヒール
M-6.染まるよ
M-7.Last Love Letter
M-8.風吹けば恋

ここでメシタイム。ケバブ佐世保バーガーと、、ポカリwや、運転者ですからw
メシ食ってる間でflumpoolがスタート。若いなあとか思いながら特に琴線に触れることもなく後ろで寝ながら聴く。数曲聴いたあたりで湖畔を歩いたりしながら早めにレイクサイドステージへ帰還。そしたらUNICORN待ちの人人人。。あっという間にフロントエリアはUNICORN待ちの人で埋まってた。やっぱすげえ集客力。

UNICORN

炎天下の中をひたすら待って1時間近く。オレ含む多くの人のお目当てバンド・ユニコーンの登場。予定時刻になり蝉の鳴き声がSEの夏バージョンで5人が入場。フロントエリアはギュウギュウ。この日のセトリは「35分」の制約があるので6曲と少ない&曲間もサクサク進行。それでも「ひまわり」スタート&「HELLO」締めは不変。ここは一貫して譲れない所なんだろうなあ。「WAO!」を含め、この3曲は今年ユニコーンがこうして活動していることの「柱」なんだろうと思う。そしてこの日のライブも圧巻でした。今回もぐうの音も出ない。曲数は少ないけどその分濃かったです。ただ欲を言えば昼間の野外ってことで「デーゲーム」も期待したんだけどなあ。あとRIJFで痛恨のミスをした「服部」での「憂いのダーティーフォーティー!」の所も今回はバッチリで民生も安堵wそして「WAO!」での寸劇は「民生&阿部Bがテッシーにじりじり迫ってテッシーがうろたえる」というモノでしたwこれまでさいたまSA、武道館、ひたちなか、と3回見てきたけど、この日が一番近く彼らを見れたわけで、やっぱ近いとそれだけで興奮度も違うわけで、ライブはもちろんすばらしいわけで、とにかく終わった後の満足感がすごかったです。しかしユニコーンがトリじゃないって改めて思うけどすごいことだよな。この後に出てくるバンドは並大抵のレベルじゃ太刀打ちできないよ。まあ今回はそれぐらい格がある存在なわけですがね。

M-1.ひまわり
M-2.服部
M-3.WAO !
M-4.ヒゲとボイン
M-5.大迷惑
M-6.HELLO

サカナクション

ユニコーンで軽く燃え尽きたので、フジステージのサカナクションは後ろでまったり。ってここまで書いたけど、今回のフジステージは前でガッツリ見たいアーティストがいなかったんだよね。。話はサカナクションに戻します。昨秋にAXで見たときは、リズムとか音とか狙いは面白いけどボーカルの声がツボじゃないって印象でした。ただ一年が過ぎて人気も右肩上がりだし、見た人の評判がとにかく良い。今年のRIJFでフォレストのトリを飾ったんだけど多くの人がベストアクトに挙げてたしね。なので今回は多少の期待を持って見ました。が、やっぱり心を鷲掴みにされるほどではなかったです。そこまで響かなかった。ポテンシャルはあるんだろうし、実際多くの観客が盛り上がってたんだけど・・・似たような音楽で彼らよりすばらしいバンドをいくつか知ってるだけに、現時点でそこまで彼らを推すことはないんでしょう。ただ「ネイティブダンサー」のリズムはちょっと気になってたので、披露してくれて良かったです。あと今後彼らがどこまでのポストに登り詰めるのか、ってのはある意味興味がある。

M-1.Ame(B)
M-2.ライトダンス
M-3.サンプル
M-4.ネイティブダンサー
M-5.セントレイ
M-6.アドベンチャー
M-7.ナイトフィッシングイズグッド

ザ・クロマニヨンズ

さあそしてクロマニヨンズ!この日は高橋くんTシャツで参戦したのだが、結構同じTシャツの人がいた。年齢層はちと高めだったけどwその割にはフロントは先ほどのユニコーンと比べるとスペースがあった。なので最前ど真ん中のフロントエリアに侵入wそしてワンマンでは恒例の前説の兄ちゃんが今回も出てきたのには驚いたw彼の独特のテンションで呼び出されクロマニヨンズ登場!いきなり「クロマニヨン・ストンプ」!続けてヒロトが「ロッケンロール!」と吠えて「ギリギリガガンガン」!間髪いれずに早くも「タリホー」!次もシングルの「紙飛行機」!なにこの怒涛の流れ!!少し間を置いて10月発売の新曲「グリセリン・クイーン」を披露!ちょっとは期待してたけどまさか現実になるとか!これは嬉しい夏の贈り物だった。久々に聞く「草原の輝き」で軽くまったりしたのも束の間、後半戦として「スピードとナイフ」「キラービー」「歩くチブ」と怒涛のコンボ!最後は「エイトビート」で気持ち良く締め。シングルのオンパレードで大ボリュームの10曲。フロントはさすがに大モッシュダイブエリアと化してた。。土煙がすごすぎて鼻の穴まで真っ黒。。でも楽しかった。。水色のギターで背面弾きをするマーシー、コビー・カツジさんの鉄壁のリズム隊、そしてヒロト。。いつものクロマニヨンズ。やっぱクロマニヨンズだな。これで完全に燃え尽きました。。

M-1.クロマニヨン・ストンプ
M-2.ギリギリガガンガン
M-3.タリホー
M-4.紙飛行機
M-5.グリセリン・クイーン
M-6.草原の輝き
M-7.スピードとナイフ
M-8.キラービー
M-9.歩くチブ
M-10.エイトビート

さすがにこのころには空も暗くなってきており、富士山が黒く浮かび上がる幻想的な風景が眼前に広がっていた。。そんな涼しい空気の中「FISHMANSUA」がスタート。UAの独特の声とFISHMANサウンドが絡み合う、10年前には想像もできなかったコラボ。富士山の下というロケーション込みでホント幻想的だった。特に「雲がちぎれる時」はヤばかったなあ。この曲はUAの曲の中でもトップクラスに大好きなんですよね。

DRAGON ASH

トリを努めるのはDA、予定時刻から15分程度遅れてのスタート。「La Bamba」で始まり、以降もコラボ曲はないものの最近の流れを踏襲したセトリ。後ろで見てたオレにしてみれば「いつもの」DAのライブだった。でも最前エリアで初めてDAのライブを見たツレ(10代)はすごく感動してた。この日のベストアクトはDAだとも言ってくれてた。やっぱ彼らの持つカリスマ性は年齢関係なくカッコイイと思わせてくれるものなのだろう。や、実際この日のライブはカッコよかった。さすがはユニコーンクロマニヨンズという大バンドの後を任されるだけはある。同世代だから若手の気分でいるけど、もう十分に中堅クラスなんだよね。しかも彼らが歩んできた道程を振り返るとフツーの中堅バンドのものではないわけで。修羅場を潜って来たバンドは違うなと改めて思った。そんなバンドを10年以上も前から追っかけてきたことを軽く誇りに思いました。「こんな涼しい夏の夜に相応しいスローナンバーを聴いてください」と言ってサラッと「Fantasista」を叩き込むkjの余裕には思わず唸ってしまった。

M-1.La Bamba
M-2.For divers area
M-3.IVORY
M-4.CALLIN'
M-5.繋がりSUNSET
M-6.Velvet Touch
M-7.Fantasista
M-8.運命共同体
M-9.Outro

EN-1.Viva la revolution

DA後はDJブース、、と言ってもRIJFとは比べ物にならないちゃっちぃ造りのブースで、エレキコミックやついのDJタイム。お馴染みの諸葛亮孔明のコスプレで、選曲もこれまた恒例となっているB'z「ULTRA SOUL」でスタート。次に「ザ☆ピ〜ス!」とかwや、さすがに自重しましたよwいろいろとwそして次になんと明日登場のthe telephonesから「LOVE & DISCO」!!翌日行けないボクにとってこれは嬉しい選曲。しっかりと「LOVE & DISCO!!」って叫んできた。そして締めはこれまた定番のtrf「survival dAnce」。芸人なりにしっかりと盛り上げアフターパーティー終了。お疲れ様でした。
三日参戦のツレを宿に送り帰宅。疲れたけど楽しい夏休みだった。
以降、その他感想。
会場は2ステージで狭いんだけど、木陰が少ないって思った。これは陽が強いときはキツイ。テントもあるんだけど、そんなに大きくないんで簡単に占領されちゃうんだよね。。
メシはまあまあのバリエーション。そんなに並んでなかったからアレくらいがちょうどいいんでしょう。ケバブやタイ料理屋とかRIJFでも出店してる店だったし、夏フェスを転戦してるんだろうな。ただ8月末とは言え日中は気温が高いのが予想されるはずなのに、熱いうどん・ほうとうが多いのが気になった。山梨名物だから仕方ないんだけど。。

あとは最後にすごく重要なこと。
「フェス会場(山中湖)から家(埼玉南部)までがすごく近い」
これホント重要。会場出て中央道→圏央道ぶっ放して、1時間半くらいで着くってw
まあ初日だし、三日通しの人もいるだろうし、それに加えてやついのアフターパーティーを見ていったっていうのもあるだろうけどさ。最終日はすげえ混雑だったらしいし。ただいつものRIJFの3〜4時間に比べて、早く帰れるっていろんな意味で楽でした。気軽に行けることが分かったので、来年以降もメンツ次第では検討したいですね。