はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

MO'SOME TONEBENDER「STRUGGLE」@LIQUIDROOM

モーサムの2年以上ぶりのワンマンツアー。1月16日から31日までの半月で仙台・広島・福岡・名古屋・大阪・札幌・恵比寿の7都市を回るツアー。しかも移動は全て車とフェリーと言う心身ともに過酷なツアー。そんなモーサムのツアーを今回は初日の仙台とファイナルの恵比寿で2回見た。(初日の仙台の感想はこちら
RO69のレポはこちら
「藤田の担当パート=藤田勇という表現が見事。
そしてモーサムファンで作ったトゥギャッターがこちら。
http://togetter.com/li/91971
全国各地のモーサムファンの熱いつぶやきを堪能できるぜ!(ちょっと重いけど)
最後の「イサム本人が降臨」の流れまで含めて最高!w
そんなファイナル恵比寿リキッド公演の感想を忘れないうちに残しておく。
ま、上の69レポととぅぎゃったー見ればほとんど分かるんだけどw


この日はリキッドに着いたのが開演10分前。
ロッカーも混雑してたけどなんとかギリギリ入れられてフロアへ。
場内はほぼ満員。
イサムサイドの前中段あたりに着陣して数分で開演。
後で聞いた話だけど開場後から開演直前までずっとシザシスの「Nightwork」の一曲だけが延々と流れてたとかwそれこそ20ターンくらいのヘビロテwなにそのイサムの洗脳w恐ろしすぎるw


初日の仙台では「Drum Song」スタートだったがこの日は「Hammmmer」スタート。
のっけからのキラーチューン投下。
まあツアー2ヵ所目の広島ではすでに「Hammmmer」が1曲目に変わってたんだけどね。
それ以外でも仙台だけがセトリ的には浮いている感じ。
「PURR」「新型セドリック」「NO EVIL」「アンハッピー・ニューエイジ」「片っぽメモリーズ」の5曲は仙台でしかやってない。
その替わりに「GO AROUND MY HEAD」「TIGER」「ダミアン」「Young Lust」が追加。場所によっては「ハンソン」もあったみたい。
仙台から比べると恵比寿のほうが1曲少なくなってるんだな。
実際は1曲少なかろうがなんだろうがそんなん全く気にならず。
全神経を研ぎ澄ましステージに集中してたので時間が過ぎるのがあっという間だった。


とにかくこの日もイサムのパフォーマンスが秀逸すぎた。
序盤は「え?1曲に1ネタ入れるつもりなの?w」と思ったぐらいw
「Hammmmer」でギターを鉄砲のように構えて客席に向かって撃つ仕草。
THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのアベもラストライブで同じようなポーズをしてましたね。
「GAMH」の途中でバスドラに片足乗せてドヤ顔ポージングw
照明がうまい具合にイサムに当たってメガネがキラーンとしてたことで余計に爆笑w
アイデンティティ」の「ハリアップ!」で右手をリズムよく横に振りながら小走りw
タケイさんとの「ハリアップ!」「ハリアップ?」の掛け合いも見事w
「JUNK」ではサイドジャンプしながらステージ上手に消えていくw
その光景はまるで昔のファミコンのキャラクターを見てるようw
「Young Lust」の間奏明けで飛翔!!!!!!!!
ツアー途中から噂になっていた「イサム飛翔」をついに見ることができた!それも目前で!w


と、ここまでイサムのことしか書いてないのでそれ以外の部分もw
TIGER」の「なにができるかな」を受けてのタケイ神。
デフォは「フハハハハハハハ」と不穏な笑い声を発するのだが・・・
今日は言葉を発さずに意味不明なポージングw
それを見て「なにもできてねぇ!!ww」と突っ込まずにはいられなかったw
「BLACK IN BLACK OUT」のサビでのイサムシャウトを教えてもらったのだが・・・
「リン・ビョウ・トウ・シャ・カイ・チン・レツ・ザイ・ゼン・ショウ」ってww
まさか孔雀王とは思わなかったw
今回の「ダミアン」の超速っぷり!!これはすごかった!
「教祖様」のイントロでイサムがセンターまでしゃしゃり出てきたと思ったら・・・
イントロ明けのブレイクでまさかのドヤ顔ポージングww
なんなのこの人wなにがやりたいの?w
あと「教祖様」のブレイクでのモモセリフは毎回違ってた。
この日は「今日はダフ屋は来てません」。
まあ実際は言い終わる前に水野くんのカウントで曲が再開するんだがw
そのあたりを含めて最高!w
ちなみに仙台は「昨日高速で死にかけました」みたいなセリフだった。
「youth」で一盛り上がりし、しばしのブレイクを経ての「七月二十日」。
この曲でのモモのプレイは圧巻だった。
汗が最前のお客さんに降り注ぐくらい髪を振り乱してプレイするモモ。
それはまるで何かがモモに憑依したような・・・
そのくらい鬼気迫るものがあった。
今回はイサムの行動に目が移りがちだが、モモのプレイもやっぱすごいやと改めて実感。
ま、センターにいるギターボーカルなんて本来は主役・花形なわけなんだがw
「未来は今」〜「HigH」の繋ぎに今日もゾクッときた。
「未来は今」のイントロでギターを弾きながら右人差指を天に向けるモモ。
その姿が妙に神々しかった。
「HigH」(とグリンゴ)は無条件で大好きな曲なのでこの日もアタマカラッポ状態になる。
今回のツアーの「Emperor Sun & Sister Moon」のアレンジはかなりツボ。
レア曲認定されてる曲だけど、こんな名曲を埋もれさせとくなんてもったいない!
また聴きたい。
そして終盤の「DRUM SONG」でようやく本業であるドラムを叩き始めるイサムw
や、むしろ今は本業がなにかわからないんだけどw
ちなみにこの日のイサムさんの上着はこれまでのダウンジャケットではなくPコート。
ここまで着てたそのPコートだが「DRUM SONG」のあとにようやく脱いだw
さすがにドカドカ叩いて暑くなったんだろうなw
まあダウンは仙台でこそ6曲目まで着てたが、それ以降は1曲目の時点ですぐ脱いでたらしいしw*1
まあ脱いだPコートですがアンコールの時にはまたきちんと着用してきてましたけどねw


ただ「DRUM SONG」〜「グリンゴ」の「ツインドラムタイム」は最高だった。
カッコよくてカッコよくて痺れまくった。
このあたりがモーサムがお笑いだけのコミックバンドじゃないところ。
決めるとこはバシッと決める。
やっぱイサムがドラムを叩く仕草は特にキマって見えるんだよなー。
なので個人的には本編はグリンゴで終わってもよかったと思う。
本編ラストの「ロッキンルーラ」は結構ボーッと見てた。
別にルーラが嫌いってわけじゃないんだけど、今回に限っては蛇足な印象。
ただやっぱ人気曲だけに、後ろからかなりの圧縮を受けたけどw
そのぐらい周りはめっちゃ盛り上がってた。
最後にイサムがドラムセットの向こうからドラムを飛び越えて最後の飛翔!!w
2度目のイサム飛翔が見れたので、ルーラのセトリ入りにケチつけるつもりはございませんw


アンコールは仙台と同じく「BIG-S」と「DUM DUM PARTY」の2曲。
ただ疲労かじらしなのか知らないが1曲ずつ分けて演奏。
アンコMCで知り合いが「水野ー!」と叫んだらモモが「水野じゃないよ」と即否定w「いやいやwどう見ても水野くんでしょw」と思ったのも束の間、タケイさんが水野くんのことを「マサアキーーック!」と紹介wなんなのこの人たち?wイサムだけじゃなくてやっぱ3人ともおかしいよwいや、おかしいというよりクレイジーすぎるよw
ってか水野くんは今やモーサムの正規メンバーと言ってもおかしくないぐらい馴染んでる。最初は「4人のモーサム」に若干の抵抗感があったのは否めないんだけど、今はそんなことを全く思わない。それもこれもサポートの水野くんとビッツくんのおかげだと思います。
さらにアンコMCではタケイが「アメリカツアー」を告知。
アメリカも車移動するのかなー。それはあまりにもヘビーすぎるよなーw


「DUM DUM PARTY」の途中のブレイクの時にコーラス役のイサムは相変わらず挙動不審な行動。
マイクを上まで伸ばしたと思ったらコードを巻き上げて戻したりw
結局最終的には普通のマイク位置でコーラスし始めたw
うん、何がやりたいの?w
さらにイサムはスタインバーガーをバットのようにスイングw
それもすっぽ抜けないようにゆっくりと丁寧に数回スイングw
「男の子スイング女の子スイング」というGAMHの歌詞を思い出したw
で、イサムが最後の挙動不審行動を見せてる一方で対側に位置するタケイ神。
イサムに負けじと「ベースを掌に乗せてバランスを取る」という怪行動*2で対抗w
マジであんたら何してますの?ww
でもって、最後はモモがなんか叫んでマイクをバシッと叩きつけて終了。
終演後にもらったフライヤーには「モーサムがベストアルバムを」出すよとの告知が。
まさかモーサムがベスト出すとはwなんかぐちゃぐちゃなモノになるんじゃないかなと思ったけど、最近漏れた収録曲を見るとそれなりにまとまってる印象を受けました。でもまさかモーサムがベスト出すとはちょっと意外だったなー。



そんな感じで超超超楽しかった久々のモーサムワンマンはこれで閉幕。
正直半月という期間は短いよなー。
もっともっと見たいという渇望感でいっぱい。
まあ短期集中だからこれだけ濃かった、とも言えるわけだけど。。
去年ワンマンが無い中でも何回かライブを見てきたが、今回のツアーを見て完全に4人モーサムがビルドアップされ、ロックシーンの最前線に戻ってきたなーという印象を受けた。
やっぱ俺、このバンドが大好きっすわ。

01.Hammmmer
02.GO AROUND MY HEAD
03.アイデンティティ
04.Junk
05.Young Lust
06.けだるいDays
07.TIGER
08.L.O.V.E.
09.Black In, Black Out
10.ダミアン
11.教祖様はスレンダー
12.youth
13.七月二十日
14.未来は今
15.HigH
16.Emperor Sun & Sister Moon
17.Drum Song
18.GREEN & GOLD
19.ロッキンルーラ
en
20.BIG-S
en2
21.DUM DUM PARTY

*1:ひどい時は登場してすぐ脱いだとかw

*2:よく傘やバットなんかでやるあの仕草