はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

百々和宏とテープエコーズ@所沢MOJO

俺の準地元である所沢にモモが来る。
これだけで心躍る。


川越スカラ座で「しあわせのパン」を見てから所沢へ。
所沢MOJOはもちろん初めて来る。
「音楽喫茶」と言うだけあって、ライブハウスではなくカフェレストランという感じ。
カウンターでお酒を買ってロングソファに座る。
ふと横を見るとフツーにモモをはじめ出演者が談笑してると言うw
この日は石原正晴(SuiseiNoboAz)とのツーマン。
19時過ぎに開場してボアズの石原さんの弾き語りが始まったのが20時過ぎ。
学生の頃からモーサムが好き!モーサムがフジのグリーンでライブをやったときに客席で見てた!
その時のMCに感動した!百々さんは話しかけてきてくれてホント優しい!
等々、百々リスペクトがすさまじかったw
21時20分頃モモがステージに上がりライブが始まると思いきや、一人で弾き語りを始める。
なにやら22時までは下の店から苦情が来るらしく、バンド演奏は出来ないとのこと。
「ニューシネマ」「悪女」「Sad Vacation」の3曲を演奏し終えてから、
22時になるまで20分近く「ご歓談タイム」w
そして22時過ぎ。
百々を先頭に有江さんとあだち麗三郎さんがマイペースにスタンバイ。
百々和宏とテープエコーズのライブが始まる。
セトリはもちろん新作「窓」の曲が中心。
CD音源とは違い、バンドサウンドになるとまた印象がガラッと変わる。
「高架下の幽霊」「ロックンロールハート」とか特に。
リズム隊のグルーヴ感がすごかったって言うのかな。
あだちさんのソプラノサックス?が加わった時とか、さらに広がりが出てたというか。
百々も「四畳半の音からニューヨークになったでしょ」みたいなこと言ってたし。
聴いてて単純に気持ちよかった。


百々は上機嫌というか冗舌。
「自己紹介するときに百々和宏とテープエコーズじゃなくモーサムトーンベンダーって言いそうになった」
「97年の伝説のフジには有江さんと一緒に福岡から機材車で行った」
「その時は着替えと焼酎しか持って行かなかった」
「途中で焼酎が切れたので焼酎買い出しのためにわざわざインター降りた」
「福岡に帰らなきゃいけないのに東京方面に向かって走ってしまった」
とか、とにかく楽しそうにいろいろしゃべってた。
まあライブ前にずいぶん飲んでたからなあw


22時を過ぎからはギャンギャン音出して、客も騒ぎまくって、
「こりゃ階下が営業中なら苦情来るわな」って感じw 
百々は「所沢は何もないからこういうとこで騒ぐくらいしか楽しみないんでしょ?」と悪態をw
でもすぐに「でもこういうのいいよね」って言ってくれた。
途中で「所沢最高!」と言ってくれたのも嬉しかったな。
ホント、みんな楽しそうだったなあ。

こんなアットホームな感じで結局4時間超えの長丁場でした。
楽しかった。


おそらくこの場所でモーサムはちょっと似合わない。
百々ソロだから雰囲気ばっちりだったと思う。
100人も入らないスペースで音楽が鳴ってお酒飲んで適度に騒がしくて、
まあオトナの遊び場・たまり場。そんな感じがしました。
所沢にこんなおしゃれでステキな空間があるんだなと再発見しました。
今度はここで名物と言われるドライカレー食べたい。

ニューシネマ
悪女
Sad Vacation
(ご歓談タイム)
バターのようだね
ラク
ポテトフォーピープル
新曲(「友達にもなれない」という歌詞)
セッション〜唐変木ブギウギ
高架下の幽霊
ロックンロールハート
en.
ながいおわかれ
w-en
ワイルドサイドを歩け w/石原正晴