はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

「tantrism vol.9」BRAHMAN・フラワーカンパニーズ・BIGMAMA@横浜BLITZ

BRAHMAN企画のtantrismに行くのはvol.7以来2年ぶり。
今年はフラカンがゲストと言うことで仕事帰りにダッシュで向かった。
しかし当日は湘南新宿ラインが遅延、東海道線も人身、迂回した京急も鬼混みという最悪の展開・・・
結局到着は開演の19時を大幅に遅れて19時45分。トップバッターのBIGMAMAが終わった後でした。
BIGMAMAはこれまでちゃんと見たことがなかったので見たかったんだけどな。。
会場に入ると、来年リリースされるBRAHMANのアルバムタイトルが「超克」と発表されていた。
併せて春ツアーの開催も発表されていた。
テンションが少し上がる。


気を取り直し、ビールをかっ込んでフラカン
まあどう考えてもファン層はかぶらないのでフロントもすかすかでした。
ただそこは歴戦の強者フラカン
短い時間でしたが、良パフォでしたね。
グレートも裸オーバーオールじゃなくビシっと決めていた。
ただ「冬のにおい」始まりは少し意外。もう少し攻めたセトリかなと思ってたので。
うん、「ロックンロール」は名曲だなあ。
そしてブラフファンも渾身の「深夜高速」が終わった後は思わず拍手をしていましたね。
伝わったかな。
あと圭介の「口」は控えめwよく水を飲んでたなw
まあトシロウさんをいじるとあとが怖いからかなw

冬のにおい
NUDE CORE ROCK’N’ ROLL
SO LIFE
はぐれ者讃歌
ロックンロール
深夜高速
チェスト
真冬の盆踊り


トリのBRAHMAN
ライブは一曲目から「チェリー」を投下。
このところのライブは「スロー曲→Only way」の流れできてたので少々意外な始まり。
それでも曲が鳴った瞬間にフロントはぐちゃぐちゃ。
中盤の「晴眼アルウチニ」もライブで聞くのはおそらく初めて
新曲の「鼎の問」「警醒」「露命」なんかも初聴きでしたが、どれも良かったですね。
「警醒」と言えばこの曲の終わりでトシロウが客席ダイブ。
曲が終わるとそのまま客の上に鎮座しながらMCタイムへ突入。
トシロウの「口」も相変わらず絶好調の模様。
フラカンを最初に聴いた時は「なんだこのしみったれた音楽は」と思ったらしいが、
30歳を超えて聴いたら「あれ、すげえいいじゃねぇか」と共感できたとか。
「みんな今日は若者(BIGMAMA)と中年(BRAHMAN)と老人(フラカン)」が見れて幸せだな」ともw
そしてもちろん被災地についてのメッセージもあり。
被災地を訪れたとき、孫を津波で亡くしたお婆さんが「私が代わりに死ねばよかった」と泣きながら話してきたとのこと。それに対して何も言えず、ただ「ビールもう一杯下さい・・・」としか返せなかったと。。
そして今、被災地に餅を送る活動をしているのだが、ネットなどでは「餅泥棒」と陰口を叩かれているそうだ。ただトシロウはそれを知っている。知っている上での行動。自分たちが何と呼ばれようと構わない。悪党と呼んでくれても構わない。自分たちが発信することで実際に餅が集まり、それが被災地に届いて笑顔になる人がいれば、それで構わない。すごくシンプルなメッセージ。ただ相当の覚悟を持った人間じゃなければ言えないメッセージ。だからこそトシロウの言葉は観衆の心を打つ。
変わらない日常 変わらない世界 変わらない自分 本日 晴天の、、、
「霹靂」、そして「鼎の問」でライブは終了する。


いやあ、やはり彼らのライブはいいですね。
リフトしすぎて左腕は帰り道ではすでに筋肉痛だったのもいい思い出。
アルバムのリリースが待ち遠しい。

CHERRIES WERE MADE FOR EATING
露命
The Only Way
THE VOID
SEE OFF
賽の河原
BASIS
GOIN' DOWN
BEYOND THE MOUNTAIN
晴眼アルウチニ
Oneness
THE SAME
警醒
霹靂
鼎の問