はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

冬のにおいが好き。

関東もここ数日でグッと冷え込んできました。
昨日は東京に早くも初雪が降ったとか。。
明日も最高気温は一桁とか。
関東でこれは寒いです。
もう完全に「冬」ですね。
でもね。ボクは寒いの大好きです。「冬」が好きです。もう暑いよりは寒いほうが好き。
タイの暑さ(&湿度)に気が狂いそうになり、スウェーデンの北極圏の寒さに感動すら覚えたタイプなんでね。
まあそこにずっと住んでいる人の苦労などあまり分かってないから言えるんだろうけど。。。豪雪地域とかの苦労なんてこれっぽちもわからない人間なんで。。。


とまあ個人的に大好きな「冬」なんだけど、「冬に聴きたい曲」と言うのも人それぞれ色々ありますよね。
ボクにとっての「冬」の曲を一つ挙げると、フラワーカンパニーズの「冬のにおい」。
だからフラカンのこの曲を久々に聴いてみた。

フラワーカンパニーズ/ヤングフラワーズ

フラワーカンパニーズ/ヤングフラワーズ

(↑のベスト盤にももちろん収録されてる)



「冬のにおいってどんなにおい?」と聞かれて「こういうにおい」とは説明しづらい。
鼻から空気を吸ったときに、微妙に鼻腔に残る独特の感覚。。って言っても伝わりづらいよね。。
でも間違いなく「冬のにおい」って言うのは存在すると思うんだ。「冬のにおい」はおそらく誰もが一度は感じた(嗅いだ)ことのある「におい」だと思うから。
少なくともボクは分かる。そのにおいを嗅ぐと「あぁ冬がやってきたな」って思う。
朝早い時間帯や深夜などは、特にそのにおいを感じられる。
昨日なんかばっちり「におい」が出てたね。


この曲のリリースは96年の冬。ボクが初めて聴いたのは97年の冬だったかなあ。。
「冬のにおい 冬のにおい 冬のにおいが好き〜」というサビが当時とてもガツンと来た。
それまで「冬になると感じてていたあの独特なにおい」を「冬のにおい」という一言で切り取って、「あぁ、あのにおいは冬のにおいって言うんだ」と説明してもらったからかな。
主に作詞はボーカルの鈴木けいすけが担当してるんだけど、「ヒコーキ雲」とか「夜明け」とか「孤高の英雄」とか他の曲もそうだけど「風景」「情景」をうまい具合に取り入れていると思う。と言うよりか鈴木けいすけの歌詞センスと言うか表現手法が、自分にとってガツンとハマるものだったのかもしれない。
人によっては「稚拙」と思う言葉や表現かもしれないけど、ボクにとってはドンピシャ。
現に心に残る曲がたくさんあるんで。(もちろん現在進行形で)
「最高の夏」という曲からフラカンを聴き始めて、この「冬のにおい」でさらにファンになりました。名曲。


余談だけど「フラカンの冬の曲」っていうと「真冬の盆踊り」もあるけど、あれはまた自虐的というか崖っぷちというかやや壊れ気味というか、刹那的な感覚があるから「冬を感じられる曲」とは言えないかな(^^;


とかまあ偉そうに語っておいてアレなんだけど、、、、
当初行くつもりだった16日のフラカンのワンマンが都合で行けなくなった事がむちゃくちゃ悔しいのでそれをこの更新でぶつけてみた、と言う気持ちが半分以上ある…
あー、久々のフラカンのライブ、楽しみにしてたのになぁぁぁ、、、と愚痴で締めww