はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

硫黄島からの手紙

昨日、ようやく「硫黄島からの手紙」を見てきました。
これは日本人の若者全員が見るべき。

「父親たちの星条旗」を見た時より数段ヘヴィーでした。想像してた以上に胸が重くなった。
この手の類の映画では、自分を主人公に置き換えて考えてみたら・・・ということをするけど。
無理だった。。
もう、ただただ「絶望」なんだよね。この映画は。彼らには「還る所」が無いのだから。
父親たちの星条旗」でのアメリカ兵もたくさん死んだけど、還る「術」はまだあったように感じたが。。(実際はそんな生半可では無いとは思うけど)
見終わった後は、感動とか泣くとかそんな気にもなれず、ただ「ふーっ」と静かに息を吐いて、あとは重い足取りで映画館を後にしたものです。


時代考証とか演技力とか、ボクははよく分からないけど、見て感じるものは多かった。


なので昨日は帰ってすぐにはPC開く気にもなれず。。。
深夜に開くものの、硫黄島硫黄島の戦いに関するサイトをひたすら読んでいました。
なんかわかんないけどそうせずにはいられなかった。
だから更新もできなかった。


この映画は日本俳優が良かった。
渡辺謙さんはもう別格として、伊原剛志加瀬亮もすばらしかったと思うが、やはりニノ(二宮和也)が良かった。
彼のスクリーンでの存在感には圧倒される。
家に帰ったら家族が「拝啓、父上様」を見てた。
そこに出てたのはもちろんニノだった。
そのギャップみたいなものに何とも言えない気持ちになった。


最後にもう一度言うけど、日本の若者は一回この映画見たほうがいい。