はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

℃-ute「ゴールデン初デート」初日@東京厚生年金会館

いよいよ初の℃-ute現場。
席は2階の親子席。しかもドセンター。視界はバッチリ。
開演前から℃-uteヲタが奇妙な咆哮を繰り返しており、それに正直かなり引く。アウェイ感を感じた。「これがベリと℃-uteの文化の違いか・・・」と一人思うが、考えてみればベリヲタの一部も同じくらいキモイな、とかと思い冷静に戻るw
10分くらい推して開演。
(↓の写真見れば分かるが18時2分でまだ入場できてないからね・・・)
あ、ここからはネタバレ+℃-ute初心者が書くレポなんで、おそらく違う所も多々あると思うので怒らないで見てやってくださいw


01.That's the POWER
順当にミニアルバムの一曲目でスタート。
発売してすぐと言う事もあり、バックのモニターには歌詞も表示。
サンバのリズムが心地よい。いい曲ですね。いいスタートだった。
ってかメンバー出てきてもすぐに誰が誰だか判別ができねぇ!このあたりがベリとの大きな違いですかね。アリカンなんて最初全然わかんなかった。消去法でやっとわかったもんな。しばしの間オロオロしてた自分が我ながら新鮮だったw

02.大きな愛でもてなして
03.即 抱きしめて

いきなりのキラー2連発。
「愛もて」で一階席に目をやると、ヲタがみんな必死で「もてなしてる」のが妙にキモ(ry 今度機会があったら自分も「もてなしたい」と思います(半ウソw
「即抱き」はサビに「プロレスLOVE」のポーズをやると聞いてたけどそんなでも無かったなw
この曲は曲調含め非常に好きな曲なんですが、これまでCDをずっと聴いていて、やはりサビの締めの「嗚呼 そうだよ そうだわ」とかの村上パートを誰が担当するのかなというのが気になってました。で・・・気になってたんだけど・・・忘れました。。誰がやってたっけなあ。。梅さんかなあ。。
あとアリカンは自分でも「アリカン」って言うんだね。
04.タイムカプセル
アルバム曲だが、正月のワンダでも聴いていたので。まったりとした空間が○だった。途中でステージに座るのに驚いた。「夏わかめ」のアレとまでは言わないけど軽い衝撃。
MC 梅田/矢島/中島/有原
このMCのあたりで右前方にベリメンがいるのを確認。雅のアゴでわかったと言うのは内緒w この件を連番者にさりげなく教えたら、ステージでMC(ミニゲーム)してる℃-uteをそっちのけで必死に双眼鏡で右前方を凝視するとか、非常に残念な光景を目撃してしまいましたw ボクはと言うと、さすがにMCとかではチラ見したりしたけど曲の間はステージを見てましたよ(と自己フォローw)。ベリメンがこのステージを見てどう思ったのか、と言うのはまた後で。

05.僕らの輝き 梅田/岡井/有原
ミニアルバムの曲。勢いがあるこういう曲はライブでは外さない。しっかり歌っていたのが好印象。続けていけばもっと形になるんじゃないかなって気はした。
06.夏 DOKI リップスティック 矢島
やー、これには衝撃を受けたなあ。矢島の長い肢体から繰り出されるダイナミックな踊りに魅了された。熊井ちゃんも背は高いけど矢島とはやっぱタイプが違うからねえ。ってか彼女凄い人気があるんだね。途中の「舞美コール」の声援のでかさがハンパなかった。
ラスサビ前のソロダンスは非常に激しいもの。それを全力でやるもんだから、その直後の歌部分では息が上がってる。そして恐ろしいことに、間髪入れずに(要はラスサビで)転調してキーが上がるので、、、最後はもうすごいことになってましたw
一見グデグデに見えるかもしれないけど、なぜだかそんな彼女が妙に自分の中に入ってきた。こういうの嫌いじゃないんですよ。逆に凄いポテンシャルを感じました。

MC(キューティーガールズ
初心者にとってはすごい新鮮な時間でした。よくわからないけどこのくだりを見てハギワラマイはやっぱすげえなって思った。

07.わっきゃない(Z)
いろいろあったけど、やはりこうして落ち着いて聴くといい曲だよね。途中タップダンスとか入れてたように試行錯誤を感じたけど。
そんなことよりこの曲はワンハーフだったのが残念。

08.白いTOKYO
ちょっとしたサプライズ。まあ正月ワンダではやってたんだけどさ。。まさかやるとは思わなかったんで。そんでもってラストの村上パートはハギワラマイだった。
これもワンハーフだったと思う。どうせやるならフルが良かったなあ。
09.As ONE
これももちろんいい曲。でもちょっとあんま記憶が薄いかな。。


VTR(寿司)
ベリコン等でもお馴染みのビデオ休憩コーナー。
ベリでは曲に合わせたPVだけど、℃-uteコンは「回転寿司屋でただひたすらに寿司を食って画面下にそのネタの名前と値段が出る」だけのビデオ(音は流れてたけど)。
うーんこれわ衝撃。。
まあ「お嬢様」だと思ってた愛理が「かっぱ巻」とか「厚焼き玉子」とか値段の安いモノが好きだったり、「オマエはギャル曽根か!」と思わず突っ込みたくなるぐらい舞美がひたすらに食いまってたり、好きなネタが自分の前を通り過ぎたので席を立ってそのネタを取りにいく岡井とか、なかなか見所満載でおもしろかったですけどねw

10.EVERYDAY YEAH! 片想い
うわー、これ高まるわー。初めて聴いたけどすげえキラキラしてんの。
ホント、ハギワラマイが3年後にこの曲を歌ってる姿を想像したら軽く泣けてきそうだったわw
これまたライブで聴きたい。

11.ENDLESS LOVE〜I Love You More〜
12.ディスコ クイーン 中島/萩原

この曲のイントロが流れ出したら空気が一変。東京厚生年金会館がこの時だけRAVE会場と化したような感覚。(欲を言うとAメロの間でちょっと醒めるけど)
CDで聴くだけでもすごい好みだったのだが、こうしてライブで聴くとブリブリ音がたまらなくクール。「SOME BOYS!TOUCH」とか「デコボコセブンティーン」を初めてライブで聴いた時、それかそれ以上に衝撃。しかもこれをナカサキちゃんとハギワラマイという小さい二人が歌ってるというのも、違和感を加えてくれてステキだった。おまけにフルでやってくれたのも嬉しかった。

13.通学ベクトル 鈴木
やっぱ愛理ってすごいんだなあ、って改めて思った。ソロでの風格があった。イントロやサビで頭上でクラップして煽ったりしてる所なんて特にね。
梨沙子とは微妙にタイプが違う感じがするんだけど、共に軍団の若きエース。それだけにこういう曲を梨沙子のソロでも欲しいなあとか軽く口惜しく思った。
あとはサビ前の「るてるてずうぼ」ってフレーズが妙にインパクトがある。


14.桜チラリ
ここからラストスパート。
直前のMCで「次はデビュー曲」って聞いて一瞬分からなかったけど、この曲がメジャーデビューシングルって位置づけになるんだよね。聴いてるうちに良さがじわじわ出てくる、まさに「スルメ的楽曲」
15.まっさらブルージーンズ
自分の「2006年ハロプロ楽曲大賞」において4位の曲。
去年の娘。コンさいたまSAで初めてこの曲を聴いて、一発で虜になった曲。
疾走感がたまらない曲だけど、最初のアリカンの咆哮がライブ仕様になってて余計にたまらない。(何て言ってたかセリフは忘れたけど、その煽り文句にグワーッと引き寄せられた)
やっぱシングル曲はクオリティ高いわ。。

16.JUMP
桜チラリ」のカップリングで、これまた疾走感・勢いのある曲。ベリで言う所の「友情純情oh青春」的な感覚なんでしょうか。最後はタオルもチラホラ舞ってたし。
ナカサキちゃんのジャンプが高かったのが非常に印象的。「梨華ちゃんジャンプ」と言えばいいのか、あの膝を後ろにたたんで「ハ」の字型に跳躍するジャンプw そのジャンプをナカサキちゃんがやってるのを見てなぜだか「おおっ」と思ったw
ただ正直ラストにしては、この曲ではあまり興奮しなかった。。曲自体はそんなに嫌いじゃないんだけど。。これだったら「まっさら」や「即抱き」のほうがトップスピードで終われた感じがする。(あくまで自分の間奏だが)

EN
呼び出しコールが「℃-ute℃-ute」なのか、従来どおりの「アンコール!」なのかはっきりしておらず混在していた。そのうち形になるんでしょうけど。
MCの順番だけど、キャプテン(リーダー?)は矢島舞美なのに梅さんが最後だった。このあたりもベリとは違うからちょっと違和感だった。


17.YES!しあわせ
まあもう本編終わった時点で、アンコールはこの曲しか残ってなかった訳なんですけども・・・
なんか「最後の曲」って面ではちょっと弱さを感じてしまいました。「これぞラスト!」って感覚は無かったんだよなあ。。いい曲なんだけどね。やっぱ原曲がT&C(太シス)の曲だからってのも自分の中で少なからず影響してんのかなあ。「じゃあ何で締めんの?」って言われてもピンと浮かんでこないんだけどさ。。。早くそういう曲が出来るといいな、とか思った。(なんだそれw


ちなみにアンコールのこの曲のイントロあたりでベリメンは退場。
自分の4席くらい横の階段を上がっていく時に確認したのだが、並び順はおそらく「熊井ちゃん茉麻→桃子→キャプ→梨沙子千奈美→雅」って感じでした。「ここでもくまぁずかよ!」とか「私服もキャワだなあ」とかそういうのは今回は無しでwいちおうステージ見てましたからねw
一同神妙な表情で退場。熊井ちゃんも険しい表情だった。千奈美は体調悪かったのか、単にダルイだけか飽きてただけか分からないけど、さらに険しい表情と言うより、なんか不良少女みたいな顔つきしてた。大丈夫か?
逆に桃子は公演が最後まで気になるのか、階段を上がる時も振り向きながら、(おそらく唯一彼女だけが)ステージを「キッ」と見つめながら退場していった。その真剣な目つきが印象的。Berryz一のプロ魂を持つ彼女だから、ライバルである℃-uteのライブを見て感じるものがたくさんあったのだろう。それは危機感なのかなんなのか。。とにかく刺激を受けたことは間違いない。次回以降のBerryzのライブにフィードバックしてくれることを期待する。



そんな感じで初の℃-uteのライブだったけど、十二分に楽しめた。
これまで行かなかったのは「食わず嫌い」というよりも、単に機会が無かっただけだから。
今後ワンマンとかあって、他のコンサとかぶらなかったらまた見たいと思う。
曲はホント全曲良曲なので楽しめないわけが無い。
意外だったのは「白いTOKYO」だけで、それ以外は現在での持ち曲を全部披露。出し惜しみ無しの精神が素晴らしい。
良曲揃いの中でも、「MVP曲」として挙げるならば「ディスコ クイーン」かな。あのブリブリ重低音サウンドは非常にライブで映える。断然フロア向き。もう親子席で座っているのがウズウズしたくらいだ。この曲では頭を空っぽにして踊り狂うべし!次の「メロンラウンジ」とかでかからないかなあ、とマジで思う。
次点は「EVERYDAY YEAH! 片想い」と「夏 DOKI リップスティック」かな。


MVPとして挙げるならば矢島舞美
この子は良く言えば「常に全力100%!手抜きなしの一生懸命」タイプなんだが、悪く言うと「一本調子のちょっとアフォな子なの?」って感じがしました。アフォは言いすぎだな、「不器用」としておこう。
そう言えば彼女は、昨年のスポフェスの「ステイヤーズステークス」(ただの1500m戦ですw)では、1番人気を背負いながら仕掛け所を間違え脚を余してしまい、2番人気の紺野あさ美を捕らえきれず2着に敗退してたっけ。。
で、今回は暴走してバテバテ。。特にソロ曲の「夏 DOKI リップスティック」では顕著に出てましたよね。
もうね「スタミナ配分なんか関係無い!私は私の行けるところまで行く。ただそれだけ。自分不器用ですから。。」みたいなね。「小さくまとまらない」ようにしてるあたりがすごい好き。そんな彼女がなぜかボクのツボに入りました。必死な姿が美しい。℃-uteヲタにもしなるとしたら、「入口」はヤジーだと思う。
この前テレビで長澤まさみを見てたらヤジーにしか見えなかったもんな(重症?w


まあそうは言っても、まだ兼ねることなくベリヲタ一本で行きますけどねw

01.That's the POWER
02.大きな愛でもてなして
03.即 抱きしめて
04.タイムカプセル
MC 梅田/矢島/中島/有原
05.僕らの輝き 梅田/岡井/有原
06.夏 DOKI リップスティック 矢島
MC 鈴木/岡井/萩原
07.わっきゃない(Z)
08.白いTOKYO
09.As ONE
VTR・寿司
10.EVERYDAY YEAH! 片想い
11.ENDLESS LOVE〜I Love You More〜
12.ディスコ クイーン 中島/萩原
13.通学ベクトル 鈴木
14.桜チラリ
15.まっさらブルージーンズ
16.JUMP
アンコール
17.YES!しあわせ