はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

楽天・関川浩一が現役引退

http://news.www.infoseek.co.jp/sports/eagles/story/rakutensports_20070924066/
山崎武司と同じ38歳で阪神→中日→楽天と渡り歩いた17年。
90年代の阪神捕手陣を支え、99年の中日優勝時にはレギュラーとしてベストナインも獲得。
そして楽天に移って3年目の今年、その現役生活にピリオドを打つようです。
ガッツ溢れるひたむきなプレーでファンからも「関さん」と呼ばれ愛された選手。
ベテラン中心にスタートしたチームだけに仕方が無いわけだけど、こうして「創設戦士」がどんどんいなくなってしまうのはちょっと残念な気持ちになる。
今年はこれまで19打数4安打と、確かに一軍で目立った成績は残していないが、ノムさんも「楽天のベンチは静かなベンチだけど、その中で一生懸命に声を出してくれた」と言うように、とにかくいかなる場面でもベンチから声を出して盛り上げていたようです。
8月が好調だったのは、ベンチに関川という元気なベテランがいたことも大きいと思う。果たして関さんがいなくなった後の「関さん役」になれる人が今のチームにいるのだろうか。。その点がかなり不安です。


今年の印象に残るシーンは、7月18日のフルスタでの西武戦。
この日はテレビで試合を見ていたのだが、3点差の9回2死3塁で相手投手は涌井という後の無い場面で関さんが代打で登場。
一塁へのボテボテのゴロとなりこれで試合終了、と思いきや関さんは必死に走ってヘッドスライディング。。結果はセーフ(内野安打)となり2点差に詰め寄り涌井をノックアウトする。
次打者の吉岡が凡退したため試合には負けてしまったが、選手の必死のプレーからは「意地」を感じたことで悔しい気持ちにはならず、むしろ「今日はよくやった!」という思いになった。
そう、例え負けゲームであったとしても、選手が必死になった結果負けたのであればファンは納得する。
関さんは何度もそういうプレーを見せてくれた。気迫を感じさせてくれた。
だからこそファンはその姿勢に共感し、今でも登場のたびに多くのファンが大声で「関さ〜ん!」と声援を送るのだろう。
引退試合は10月4日のフルスタでのロッテ戦。おそらくローテ的にロッテの先発は成瀬でしょう。当然苦戦は予想されるが、なんとか関さんに最後の花道を飾ってもらいたいですね。生で見に行くことは出来ないけど、テレビでしっかり応援させていただきます。


引退後は是非コーチとして残っていただきたいと思います。
関さんのような熱いプレーをする後継者を育ててほしい。
技術じゃなくてハートを鍛えてほしい。