はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

MO'SOME TONEBENDER「MAGIC MOUNTAIN〜FUJITA NIGHT」@LIQUIDROOM

昨日はモーサムマンスリー企画第2弾に行ってきました。
今月はドラムでありながらモーサムの頭脳でもある藤田勇氏プロデュースの宴「フジタナイト」。さすがはモーサムが誇る奇才によるライブ。先月のゴリゴリしたタケイナイトとはまた違うモーサムの一面を見せ付けてくれました。
やっぱイサムはすげーーーーーーーーー!!!!!!!!



イサムナイトということで、「TRGGER HAPPY」「C.O.W.」からの収録曲が多いのは予想してたが・・・まさか初っ端から「GO AROUND MY HEAD」〜「hang song」という「TRIGGER HAPPY」収録曲が2連荘で来るとは思わなかった。。
「GO AROUND MY HEAD」はクールでカッチョ良かった。先月に続きインストからジワリと始まるのがカッコイイ。この流れだと来月は、、、「KNOW」か「no evil」あたりかなw
「hang song」ではゲストでトロンボーン登場。タケイさんはいつものようにトランペットを演奏。やかましくもカオスな空間が早くも出来上がる。終盤はタケイさんがペット→ベースに持ち替えてのラストスパートももちろん有り。ってか2曲目からこんな演奏でどうなるの?終盤かアンコールが定番の「ハンソン」をやるなんてこの先どうなるの?ってマジで思った。。
「アンハピ」ではイサムさんの「鬼叩き」が見られて満足。
「JACK THE TRIPPER」はテンポが速いいつも通りのライブver.でした。終盤のフェイクにいつも騙されて拍手してしまう自分w
「片っぽメモリーズ」では女性のギターボーカルがゲストで登場し、センターでクールに歌い上げる。モモがサイドに追いやられたように見え、さながらモーサムがバックバンドで女性ボーカルが歌ってるイメージだった。
「GO!GO!GOLD FISH」は06年12月のAX以来だけど今日はそんなにハマってなかったかも・・・
「パーティーは続くよ」が終わりピコピコ音が残る中、ヴァイオリンを持った外人が登場。その後にゲストベースと、「ハンソン」でもプレイしたトロンボーンも登場。タケイ氏は再度トランペットを手に。。そしてなんと「VIEW VIEW」へ!「トリハピ」収録曲からまさかこの曲を披露するとは。。でも不隠で何とも言えないカッコよさがあった。しかもこの時はステージ上に6人。。もうモーサムのライブだかなんだか分からない空間。


そして問題はここから!
「VIEW VIEW」が終わるとイサムさんがドラムセットを抜け出しフロントへ!そしてギターを手にモモと向かい合ってリフをしばし弾き合う!イサムギターキタコレ!!!そのまま音が紡ぎ合って曲は「ハラヒレ」へ!!!この瞬間、マジで鳥肌立った!この2本の音の重なり合いが最高!!特に間奏のギターリフが最高に好き!!そのまま「エンゲルロージー」「Young Lust」を続けて披露。もちろんイサム氏はセンターでギターを弾きまくり&座り込んで弾きまくり&全力シャウト&全力合いの手&曲終わりにドラム台からのジャンプ、等々のパフォーマンス。特にとぅーりとぅーりとぅっとぅーりとぅーり!!とか、えんげーろーじー!とか、へーい!ほー!とか、ぱー!ふぇく!とか全力でコーラスするイサムがカッコよかった。
この「C.O.W.」からの猛スピードチューン3連荘+イサムギター付。最高でした。とにかくタケイ・イサム・モモの3人がフロントに一列に立って演奏する光景が圧倒的にカッコよかった。ちなみにドラムはゲストの人がサポートして叩きまくってました。
イサムさんは再度ドラムセットに戻って「OUT DOOR」。久々に「あうっどー」って叫んだ。
「13 HOT DOGS」では途中で先月に続いての「武井神光臨」プレイ。またもや会場左サイドのDJブースに仁王立ちして演奏。しかも今月はモモまでも会場右側の高台に移動してプレイ。しかも途中でギターを客席に投げ込むとか。好き勝手やった二人がステージに戻るまでの間はイサム氏のドラムソロもあり。この辺からもう無茶苦茶モードw
続く「LOST IN THE CITY」のイントロでボクのアタマがパーンと弾けた。やっぱこの曲は突き抜けてるなー。今回もタケイ氏は赤のライトセーバーで見事な太刀さばきを披露。途中から青のライトセーバーが増えて二刀流に。終盤ではイサム氏も緑のライトセーバーを手にし、左右へ振りまくる。最後のほうはもうカオスカオスカオス!!!!
そして本編最後は「ラキフレ」。曲の途中からは無数の風船がソデから投入。加えて巨大風船も一つだけ投入。これが演奏中にステージに上がったりするものだから、モモとか演奏そっちのけで風船を客席のほうにパンチしたりwもうジャマならこんな演出やらなきゃいいのにw客も客で頭上に落ちてくる風船をパンチングするのに必死になるしwwこれもイサムプロデュースなのか?w去年の野音でもこの曲で動物の気ぐるみが出てくる演出があったよねwまあ風船で客席がワラワラ埋め尽くされたので、せっかくなんで一つ手に持って曲に合わせて掲げたりしたけどさwもう何でもありがステキwwモモは「(風船)ちゃんと持って帰ってね」って言ってたけど、アレ持って帰るの大変だよw帰りの恵比寿駅でちゃんと持ってる人いたけどw


アンコールで再登場し、イサムさんが「あと二曲やります」と珍しくMC。
この日発売の新曲「joy」を披露。いかにもイサム作品らしい雰囲気の曲。あ、作詞はモモタケイの共作なんだっけ。。
ラストは「BAD SUMMER DAY BLUES」はこれまで聴いた中で最高の「BAD SUMMER DAY BLUES」かもしれない。。最高にクールでカオスでカッコよかったです。終盤ではまたもやタケイとモモが会場左右に分かれてプレイ。そのままモモは客席にダイブ(よく見えなかったけど。いつの間にかモモが消えてた)。再度ステージに集結した後のラストスパートはホント覚えてない。ひたすらアタマぶっとびまくり。。そのくらいカッコよかった。。
当然ダブルアンコを求める声は巻き起こるが、今回も無し。タケイ氏が登場して説明することも無し。ただ客席から自然と拍手が巻き起こりました。ステキな空間やね。



レア曲を通り越して実現不可能と思われた曲もチラホラ。。ゲストはワラワラ出てくる。しかも一曲だけのために出てきた人もいた。終盤にはイサムギターも有り。「ラキフレ」での風船投入。アンコールでの狂気の「バッサマ」等等。。。こんな選曲・演出・パフォーマンスのライブになるなんて、ボクみたいな凡人には予想不可能ダヨ。。でも一体感というか、ライブが終わった後には「ああ、やっぱイサムナイトだわ。。」とミョーに納得してしまう。すごく満足度の高いライブでした。3人とも作曲できるってのがモーサムの強みですかね。しかも方向性がバラバラだからこれまた面白い。
来月はモモナイト。攻撃的なナンバーで畳み掛けたタケイ氏、実験的なナンバーで固めたイサム氏、と来ればモモ氏はどんな曲で固めてくれるのか。この企画では同じ曲はやらないと予想されるので、この2回で披露されてないモーサムのあんな代表曲やこんな代表曲が目白押しのスッペシャルなライブになるのは必須!!!
その日は新宿で松浦亜弥誕生日ライブもあったのでどうしようか迷ってたのだが、、やっぱモーサム選びます。この企画見逃したらすげえ後悔する気がするので。。
ってか終演後に物販でチケ売ってたので、そこでもう買っちゃってるんだけどw

1.GO AROUND MY HEAD
2.hang song
3.Have you ever seen the Stars?
4.アンハッピー・ニューエイジ
5.JACK THE TRIPPER
6.片っぽメモリー
7.GO!GO!GOLD FISH
8.パーティーは続くよ
9.BLONDIE(新曲)
10.VIEW VIEW
11.ハラヒレ
12.エンゲルロージー
13.YOUNG LUST
14.OUT DOOR
15.13 HOT DOGS
16.LOST IN THE CITY
17.We are Lucky Friends
Encore.
18.joy(新曲)
19.BAD SUMMER DAY BLUES