はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

野茂英雄が引退

そしてもう一つのビッグニュースがこれ。
今年で40歳になる野茂がついに引退を表明。
5年在籍した近鉄時代は、「ドクターK」の愛称の元、ルーキーから4年連続最多勝最多奪三振の記録を達成。
大リーグに移ってからも、オールスター出場、新人王、開幕投手、2度のノーヒットノーラン等々、数々の活躍でメジャーを席巻。日本人でもトップレベルの力があればメジャーでも活躍できることを体現してくれた。その後のイチロー・佐々木・松井秀などの活躍も、野茂が築いた功績は多大に影響している。
晩年は故障や衰えにより数球団でマイナー生活を送り、このままひっそりと引退することも考えられた。しかし今年の4月に約3年ぶりにメジャーのマウンドに立つ。球威の衰えは明らかだったが、その姿は故障しても何度でも復活する「不死鳥」のようだった。
戦力外通告を受けた後は日本球界への復帰も噂されたが、結局引退。
日本で再びトルネードを見ることはなかった。
そう考えると、近鉄在籍時代に西武球場で野茂のピッチングを生で見れたことは、今にして思えば貴重なこと。
学生の時に草野球をやる時なんかは、野茂の投げ方を真似して遊んだもんだった。
ダイナミックなフォームで、パの強打者からバッタバッタと三振を奪る姿は、近鉄ファンではなかったがカッコよく見えました。
日本の時もアメリカの時も、あのトルネード投法からは「なにかを起こしてくれるのでは」という期待感を抱かせてくれました。
マイナー契約を含めると日米で11球団を渡り歩き、日米通算で201勝の選手人生。
とりあえずはお疲れ様です。