はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

RIJF2009 8月2日(三日目)

結局8時間睡眠とかw
最終日の目玉は永ちゃんこと矢沢永吉なわけだが、ウチラの興味は薄いので、とりあえず9時からテレ朝の「題名のない音楽会」などを見ながらまったりと日曜の朝を過ごす。
9時半過ぎに出ようとしたら宿のおばちゃんとしばし談笑。結局10時ごろに宿を出たw
こんな宿でのんびりしてるフェス客もそうはいないなぁと思いながら車を走らせ、コンビニ寄って軽く朝メシ食って10時半頃駐車場着。
この日の天気はなんとか曇り。ただちょっと危しい雰囲気は醸し出している。。
レイクに着くとちょうどPOLYSICSが登場したところだった。
スタンディングではなく後方のテントに座りビールを飲みながら観戦。

POLYSICS (11:00〜)

ポリの衣裳がパイロット&CAになってたのが新鮮だった。ハヤシはいつものハヤシでした。ロッキンオン10周年おめでトイス
最後にポリのライブに行ったのは昨年末のAXだけど、正直最近の曲(Rocket以降)はほとんど知らなかった。オレみたいなちょっと前のポリが好きってタイプには「ピーチパイ〜」「FOR YOUNG ELECTRIC POP」「each life each end」の流れはグッと来た。終わってみれば「URGE ON!!」も「カジャカジャグー」「BUGGIE TECHINICA」も「XCT」もなし。3〜4年前に比べてポリのライブで心から「楽しいなぁ」って思う時間が少なくなってきてる。この先もワンマンに行くテンションはしばらく湧いてこないかもなぁ。
あとポリの途中から人がゾロゾロと出て行った。不思議に思ってタイムテーブル見ると、45分からグラスでホルモンが始まるみたい。ホルモンは絶対見たいけどポリも気になるからギリギリまでレイクで見てこ、って人が多かったみたいね。

01.Beat Flash
02.ピーチパイ・オン・ザ・ビーチ
03.FOR YOUNG ELECTRIC POP
04.each life each end
05.Young OH! OH!
06.I My Me Mine
07.Baby BIAS
08.Speed Up
09.Rocket
10.United
11.シーラカンス イズ アンドロイド
12.Shout Aloud!

ポリが終わってグラスに徒歩移動。
DJブースではやっつんが相変わらずB'zやtrfを流してて変わんねぇなあと思ったw
ホルモンのキャーキャー声やデス声を聞きながらハングリーをうろうろ。
ヒマなのでシーサイドステージのさらにその奥まで探訪。

ロックガーデンとかいう岩が並ぶ高台みたいな場所からは、ステージと海が一望できて清々しい気分になれる。ステージの遥か遠くの木々の向こうには観覧車が頭だけ姿を見せてたりと、まったりするにはなかなかここは最高の場所だなと思った。人も少ないし。

たむらぱん (12:35〜)

http://ro69.jp/fesinfo/rijfes09/quick/arc.html?23873
そうこうしてるうちにステージからは女性の声が聞こえてきた。海を見ながら聞くたむらぱんの声は気持ち良かった。昨日はフラカンの激アツライブを見たステージだけど、こうして海風を浴びながらまったり見るのにも適してる会場だと思った。曲はほとんど知らなかったけど、唯一知ってる&聞きたかった「ジェットコースター」をやってくれたので満足です。シンプルなメロディーなんだけどちょっとツボというか引っ掛かる曲だなあと思ってたので。

たむらぱんの最中には小雨がパラっと降ってきた。。空も相変わらず雲で覆われてるし、このまま天候は悪化するかなあとこの時は思った。
たむらぱんが終わり、ツレが目当てにしてるシャカラビが14時半から出るらしいので「シーサイド〜レイク」までの最長区間を30分くらいかけてダラダラ移動。もちろんオレは兎さんにはそんなに興味はないけどw
レイク後方の階段でNICOの爆音をBGMにしながらちょっと仮眠。起きるとシャカラビが登場したところだった。10年選手だけに客の年齢層も上がってきてるのかなあと思ったけど、パンク好きな若い女の子にも人気あるのね。「Pivot」と「MONSTER TREE」くらいは知ってるので、それが流れたときはさすがにちょっとピンと来た。
シャカラビの最中に待ち人とお会いしてしばし談笑。
そして15時10分、ようやくこの日最初の目当てのSBKがWING TENTに登場。

SBK (15:10〜)

http://ro69.jp/fesinfo/rijfes09/quick/arc.html?23898
昨年活動を再開させ、相変わらずハイセンスな作品「RETURNS」をリリースしたSBK。そのレコ発ツアーには残念ながら行けなかった。活動休止前の旧リキッドでのワンマン2003年の12月以来の彼らのライブをすごく楽しみにしていた。現在空き状態のドラムにはTMC時代からの盟友であるDRAGON ASHのサクちゃんがサポートしている。
「RETURNS」のintroに乗せてメンバーが登場し、「revibubble」でいきなりトップギアに入れ客席をダンスフロアへと変える。名曲「TOKIO LV」もアレンジを変え、よりアゲアゲに。そして終盤にはkjも乱入し「Episode Ⅴ」を披露。kjが登場すると一気に後ろから押し寄せる人の波。昨日数万人相手にパフォーマンスしたカリスマが、こんな数千人規模のWING TENTに登場すればそりゃ狂乱の場所と化すわな。ラストはじっくりと「sabbath」で締め。自然と体が動き手が挙がる。良いライブでした。初めはとりあえず見とこう的な客も最後にはノリノリだったのを見てSBKの音楽のすばらしさを実感した。ハイとローのMCの調和も見事。サクちゃん独特のリズムの取り方とダイナミックなドラミングを久々に見れたのも嬉しかった。マッシュ君のキャラとSHUYAのDJも必要不可欠。人気が落ちようともやっぱSBKの紡ぎだす音楽が好きだわ。次はもっと長い時間見たい。つまりワンマン行きたい。

1.Intro
2.revibubble
3.bitter elegy
4.Devastated
5.Episode Ⅴ
6.TOKIO LV
7.Sabbath

たむらぱんの途中で感じた小雨もピタッと止み、SBKの途中あたりでは陽も射してきた。
次の目当てはフォレストのthe telephones。それまでは森のキッチンでビーフケバブ食いながら今年はフォレストに出てるPUFFY見ながらまったり。「愛のしるし」「アジアの純真」「渚にまつわるエトセトラ」とかやってて、やっぱヒット曲ある人たちはすごいなあと思った。PUFFYってホントいいポジションにいるよなあとも思った。

the telephones

http://ro69.jp/fesinfo/rijfes09/quick/arc.html?23912
PUFFYが終わりフロントに移動。サウンドチェックからメンバーが登場してセッションするのはなんだかなあwってか初のthe telephonesをフロントで見ようとするこのオレの若い気持ちはなんなんだろうwそのくらい楽しみ&期待してたんだけど、案の定周りは若い層が多かったなあ。どの曲もクオリティが高く、ステージングも上手いので40分間踊りっぱなし。こりゃ人気が出るわけだ。終わった後にボロボロになったけどそれも含めて最高に踊れて楽しい空間だった。「Urban DISCO」と「Monkey Discooooooo」が特に良かった。ダンスダンスダンス!the telephonesも10月の土曜日に赤坂BLITZでワンマンあるのだが、このライブを見ちゃうと赤坂に行きたい気持ちが強くなった。ただこっちはフラカンと違ってチケ入手は困難だろうなあ。。

01.D.A.N.C.E to the telephones!!!
02.HABANERO
03.Urban DISCO
04.RIOT!!!
05.Beautiful Bitch
06.Dance With You
07.Monkey Discooooooo
08.Love & DISCO

その後グラスに移動するも、テレフォンズで軽く燃え尽きたので、KREVAは芝生に座りながらまったり見る。「音色」や「イッサイガッサイ」はいい曲だけど、最近の曲でガツンとくるのはないなあ。。あと途中でLITTLEとMCUが飛び入りして「アンバランス」を披露。やっぱこの曲はいい曲だ。かつてこのグラスステージで「KICK THE CAN CREW」として素晴らしいパフォーマンスをしたのを思い出し、ちょっと懐かしい気分になった。あの時のキックのアクトは楽しかったもんな。
KREVAが終わり、前方へ移動。この二日間で一番前方へ位置。それでもPA卓とステージの間くらいまでだけど。周りは超満員。日も暮れ、涼しさも増し、いよいよ大トリ・ユニコーンの登場を心待ちにする静かな熱気で溢れていた。

ユニコーン (19:15〜)

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予定時刻から約10分を過ぎ、メンバーがゆっくりと登場。夏仕様のツナギも涼しげだ。
ワンマン同様「ひまわり」でスタート。5人の音が重なる瞬間の最大衝撃度は何度聞いても身震いする。そして次はワンマンで披露されなかった「服部」!!!!!!!!!この時点でもう大感動!!途中の「憂いのダーティーサーティー」のところで民生が歌詞を間違えて笑って歌えなくなってもそれも御愛嬌wその後も「ペケペケ」「自転車泥棒」「働く男」、、これでもかと披露される懐かしの名曲たち。そしてもちろん昔の曲だけじゃなく今の曲も良いのが、ユニコーンが「昔の名前で出ています」的なバンドと一線を画す所。「R&R IS NO DEAD」は今日も胸を刺した。「WAO!」の寸劇では、阿部Bがカウベルのスティックを自分の股間に挟んで、民生に握らしたり擦らせたりするエロプレイとかwさすがだわエロオヤジwただ「WAO!」の大サビで数万人が左右に手を振る光景は圧倒的でした。。そして「ヒゲとボイン」「大迷惑」で巻き起こる大歓声と大合唱を経て、ラストは「HELLO」で圧倒的なバンドの力を見せ付けて終了。もうこの時点で完全に呆けた。ユニコーンにノックダウンされた。
アンコールでは阿部Bがギターを持ち民生と向かい合ってタイミングを合わせる。この光景から繰り出されるのはもちろん「すばらしい日々」!夜空とステージと客席がいったいとなったすばらしい空間でした。
この日披露された全13曲のうち、おそらく98%の歌詞を口ずさんでました。それくらいユニコーンの曲には思い入れと親しみと愛情と郷愁と尊敬の念がある。やっぱすげえバンドだわ。すげえバンドのすげえステージで今年のフェスを締められて、終わった直後は極上の気分だった。ホント、ユニコーンが復活してくれて良かった。もしユニコーンが解散したままだとしたら、この音楽を聞かないでこの先の人生を過ごさなければいけなかったのか、とまで思った。
なんというか、このライブを見て、これがホントの意味での「圧勝」なのかなと。
二日間参加した今年のフェス、文句なしのMVP・ベストアクトでしたわ。*1

01.ひまわり
02.服部
03.ペケペケ
04.オッサンマーチ
05.BLACK TIGER
06.R&R IS NO DEAD
07.自転車泥棒
08.働く男
09.WAO!
10.ヒゲとボイン
11.大迷惑
12.HELLO

アンコール
13. すばらしい日々

ユニコーン後は余韻に浸りながらハングリーで投げ売り待ちwだけど人が多くてほとんど定価wそれか不況wただメロンが一玉100円とかいうハンパない店があったので土産に2個買ったwあとはホットドッグが450円→300円になってたので所望wマヨ丼も半額だったけどさすがにハラがキモくなりそうなのでスルーw
22時に会場を出て、駐車場を出たのが22時半。この時点でも周囲の道路は車で大渋滞。経験則から会場近くの高速(北関東道)は混みそうと判断。下道で20分移動して常磐道の那珂インターから乗車。これが功を奏したみたい。高速入口まで一時間近く掛かったとかいう話も聞いたし。。
高速に乗ってしばらくすると突如大雨が。。すっかり忘れてたけど、この週末は雨予報だったんだよね。。それなのにほとんど雨の被害を被ることなく過ごすことができた。マジで「ロックの神様ありがとう!!」としか言えんわ。。
そんな感じで1時には帰宅。疲れたけど充実感はものすごい。来年は三日通しで参加したいなぁ。

この日食ったもの

・ハングリーの豚豚ホットドッグ
・森のキッチンのビーフケバブサンド
・ハングリーのチーズホットドッグ
・みなと屋の地ビール 1杯
バドワイザー 2杯

*1:敢闘賞でモーサム、殊勲賞でthe telephones、技能賞でフラカンSBKかなあ。