はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

サンク ユー ボビー&コミー

最近野球日記ばっかだけど気にしないでくださいw
10月6日は千葉マリンスタジアムに「千葉ロッテ VS 東北楽天」の試合を見に行ってきた。
今年初のマリスタ!
この試合は今シーズンのロッテのホーム最終戦
即ち今シーズンで退団するボビー・バレンタイン監督のホームラストゲーム
そして90年代のロッテを支えたエース・小宮山悟引退試合でもある。
楽天の試合が関東である、と言うこと以上に価値があるこの試合。
90年代ロッテを西武球場左翼席から応援してた僕にとって、この試合は見ておきたかった。
4年前の初芝清引退試合もマリンまで見に行ったしね。
海浜幕張に着くと天気は小雨。
スタジアム入口にはでっかい看板が。

ファンからの熱いメッセージが詰まった「ボビーボード」がそびえ立っていた。
雨にも係わらず二人の最後を見届けようと多くのファンが押し寄せている。
それでもレフト側はたいした行列にはならず、開門時に100人程度か。
開門してマリン外野席後方の「上に屋根がある席」を確保。
早めに行っておいて正解。
この後はどんどん雨脚が強くなってきたが、今後の日程が詰まっているので試合は決行。
ただ屋根のおかげで濡れずに快適に観戦できた。
この日のスタメンは以下の通り。先発は成瀬と岩隈。

前日ボーグルソンに潰された鉄平は欠場。
代役には聖澤が抜擢され、さすがに歓声wしかも2点タイムリーを放つなど予想外の大活躍w
楽天も関東最終戦と言うこともあり、今年で戦力外となった主将・礒部の旗も振られていた。

右翼席は当然超満員。「2」の旗が数多く振られている。

試合は「2−2」の投手戦のまま8回まで進む。
このままでは小宮山を登板させるタイミングが難しいのではと思われた8回裏。
二死無走者から3点を奪い「5−2」で9回へ。
シコースキーが2死を取った段階でボビーが投手交代を告げゆっくりとマウンドへ歩み寄る。
「マリーンズのピッチャー シコースキーに替わりまして 小宮山 背番号14」
この時ばかりは右翼席も左翼席もバックネット裏指定席も関係ない。
球場中から注ぎ込まれる拍手と大歓声。
この球場を包み込む一体感と愛が溢れる空間。
やっぱファンに愛された者の引退試合っていいよなあ。
つくづく思いましたね。。
小宮山は代打のセギノールを難なく1球でライトフライに仕留めて有終の美を飾った。
しかも山本昌が持つ「最年長セーブのプロ野球記録」を大幅に更新するオマケつき。
ボビーとがっちり握手をするシーンが印象的でした。



試合後は小宮山とボビーのセレモニー。
いつもはクールな44歳の小宮山が流す涙。
これまでの感謝と「いつかまたこのユニフォームを着て戻ってきたい」という力強い言葉。

そしてボビーの挨拶。

すべて日本語で伝えようとするその姿。
ロッテに対する愛で満ち溢れたスピーチ。
今はロッテファンではないボクにも響くものはありましたね。
「いいことばかりではないけど、悪いことばかりもない」いろいろあった日本での監督生活。
終わりよければすべて良し、ではないが最後はやはり「名将」と呼ぶに相応しい姿でした。


最後はボビー、小宮山、そしてベニーが場内一周。



小宮山のはち切れんばかりの笑顔がステキでした。
さすがに左翼席に近づいて来た時は、雨も忘れて最前席まで駆け出した。
「小宮山ぁぁぁ!!」と絶叫にも似た声援を送ったら爆レスもらいましたw

小宮山が去り、ボビーが去り、、初芝も黒木も諸積もいない、、
堀幸一が引退したら「自分の中の千葉ロッテマリーンズ」は完全にいなくなってしまうなぁ。


右翼席へ歩み寄っていくボビーと小宮山を見送り、球場を後にした。
試合時間が長いこともあり、この時点で22時半近く。
結局終電での帰宅となりました。
それでもいいものが見れたから大満足です。


これで今年の野球観戦はおしまい、、、たぶんw今年の観戦球場も「西武ドーム、東京ドーム、神宮、ハマスタ、マリスタ、Kスタ」と毎年だいたい行ってる6球場のみ。北海道と九州はともかく名古屋・関西の球場に遠征はしたいんだけどなかなかwあとはやっぱマツダスタジアムに行けなかったのが心残りだなあ。来年は必ず。ペナントレースはすでに全日程終了チームもあるが、セの3位争いとパの2位争いは大詰め。もう来週にはCSも始まるし、その先には日本シリーズもある。贔屓の楽天がその場に加わっていることを幸せに思いつつ、まだまだ野球を楽しんで追いかけて見て行きたいですね。