はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

ありゃ馬

さて、今年もこの季節やってきました。
ハロプロ楽曲大賞の投票を終えた後、こうして有馬記念を迎えると年の瀬を強く感じます。
秋はここで予想をさらけ出すことは全くしてなかったですけど、それなりに買ってます。*1


今年は出走16頭中、ほぼ半数の7頭が3歳馬。うちクラシックホースが3頭。
古馬は5歳馬が1頭、6歳馬が5頭、7歳馬が1頭、8歳馬が2頭、とかつては「充実期」とされていた4歳馬の出走がゼロという異常事態。
そうでなくても国内G1を勝ったことがある古馬が、マイネルキッツマツリダゴッホドリームジャーニーテイエムプリキュアと、メンツを眺めても一線級に欠けている印象。
まずはこの「3歳馬VS古馬」の図式がどうなるか。
加えて「先行有利」と言われる中山コース。今回はリーチザクラウンを筆頭にテイエムプリキュアミヤビランベリシャドウゲイトコスモバルクマイネルキッツスリーロールスネヴァブションマツリダゴッホと、先行脚質の馬が多数参戦している。これらの馬が作り出す「乱ペース」に乗じて追い込み馬の末脚が炸裂するのか。それともやはり先行押し切りが有利なのか。このあたりも見所。


まずは3歳馬から。
1番人気は3歳牝馬ブエナビスタ。スローペースが考えにくいので1枠はそこまで不利にはならないだろうが、決して中山コースが向くとは思えない脚質。昨年こそダイワスカーレット牝馬としては37年ぶりとなる勝利を収めたが、3歳牝馬は49年前のスターロツチが一度制したのみ。しかもこの時は12頭立ての8番人気だったという。JCで3着に好走した3歳牝馬レッドディザイアや斤量差を物差しにしても、3歳牝馬は苦戦するのではないだろうか。安藤勝から横山典へのスイッチがどう出るのか楽しみではあるが。。△止まりか。
フォゲッタブルは、菊花賞2着後にステイヤーズSを制した勢いに加え、鞍上に名手ルメールを迎えた不気味さはあるが、夏からの連戦の過密ローテが気掛かり。大外枠も有利とは思えず、切り。
リーチザクラウンはこのメンバーでどれだけ気持ちよく逃げられるか。。1周目のゴール前の大歓声で掛かってしまう可能性が大きい。鞍上がユタカと言えども苦しい展開が予想される。切り。
アンライバルドは夏からの成長があまり見られない印象。ダービー12着・菊花賞15着はあまりにも負けすぎ。デムーロは怖いが、切り。
イコピコも堅実だが掲示板どまりの印象。ただ鞍上がリーディング確定の内田博+マンハッタンカフェなので△にはしておきたい。
スリーロールス菊花賞を制したのは見事だが、枠や展開など全てが上手く運んでの勝利。ただ中山向きの印象はある。あとは若い浜中がどこまで冷静にレースできるかがポイントか。△で。
朝日杯馬セイウンワンダーは今年5戦して未勝利というのが気掛かり。だが、皐月賞菊花賞神戸新聞杯の3戦で3着と堅実なレースぶり。加えて鞍上がここ一番に強い藤田へのスイッチも心強い。グランプリホースのグラスワンダーの仔というのも購買意欲を高める。10番人気という低人気も美味しい。よって▲とします。


そして古馬
◎は今年の宝塚記念を制した2番人気のドリームジャーニー。唯一の5歳馬だが、若い頃に比べて成績が安定してきた。鞍上の池添も自信を持って乗るだろう。昨年の有馬も4着。激流の流れをなで斬っての勝利に期待。
○はマツリダゴッホ。現時点で3番人気。「中山の鬼」というより中山でしか走らない。前走の秋天ブービー17着だが、2年前に有馬を制したときも前走の秋天は同じ「8番人気で勝ち馬と1.7秒差」の15着なので問題なし。やや太めではないかという情報と、ここが引退レースということで評価を下げた。あとはパドックを見て判断したい。
他は△でミヤビランベリマイネルキッツの2枠の2頭を。前がやり合ってる直後に控えて、直線でインから粘りこむという展開になれば台頭もあり得るかと。
3枠はともに8歳馬のエアシェイディコスモバルクエアシェイディは昨年の有馬で3着など中山は得意だが、ピークは前走のJCのような印象。。コスモバルクは6年連続出走の新記録達成にまずは敬意を表します。頭が下がります。斜行などせずに無事に走ってくれればと思います。
テイエムプリキュアネヴァブションシャドウゲイトは実績・展開・枠・鞍上、どれを取っても買う材料が乏しい。


ってことで今年は以下のシルシでレッツゴー。
さて、それでは府中行ってきますw

ドリームジャーニー 池添
マツリダゴッホ 蛯名
セイウンワンダー 藤田
イコピコ 内田博
ブエナビスタ 横山典
スリーロールス 浜中
ミヤビランベリ 吉田隼
マイネルキッツ 三浦


馬良ければすべて良し!


<結果>
1着:ドリームジャーニー
2着:ブエナビスタ
3着:エアシェイディ
4着:フォゲッタブル
5着:マイネルキッツ
6着:セイウンワンダー
7着:マツリダゴッホ


◎に推したドリームジャーニーが見事に勝利したものの、馬券的には大きくガミった。。
それでもいいレースを見れたことでそこまで悔しくないかな。
直線最後のドリームジャーニーブエナビスタのマッチレースは見応えがあった。
ドリームジャーニーは強くなったなぁ。出遅れはペースを考えればむしろ好材料。4角〜直線の脚は見ていて興奮した。2歳チャンピオンながら息の長い活躍はお見事。
横典・ブエナビスタは意外な先行策。ハイペースながら終いはしっかり伸びて2着確保したあたりは流石。これで秋は3回続けて「負けて強し」のレースぶり。やっぱこの馬強いわ。
エアシェイディは最後方から突っ込んで2年連続の銅メダル。カンパニーと言い、やはり最強世代の8歳の力は恐ろしい。ただグチを言うなら、この馬が来なければ三連単が当たってたのでその点は悔しい。まあこの馬の力を過小評価してた僕が悪いんですが。。
フォゲッタブルは過密ローテなんて関係なしの立派な馬体だったので、現地で密かに買い足し購入していました。。アタマ差の4着で3歳牡馬では最先着。エアグルーヴ産駒の良血が完全開花。来年の古馬戦線を引っ張る存在になるんじゃないだろうか。
マイネル、セイウンは現時点ではこんなものか。
対抗に推したマツリダは7着。引退レースだけにやはり太め残りだった。それでも4角まくりで見せ場は作ったので、昨年より気持ちの良い敗戦。お疲れ様でした。


東京大賞典はスルーなので、これで一年の競馬が終わり。
今年の収支?
ヤボなこと聞くなよw
まあベリコン10公演行けるくらいの負け分じゃね?w


(参考:今秋のオレの予想一覧w)
秋華賞ブエナビスタ 安藤勝     → 3着
菊花賞リーチザクラウン 武豊    → 5着
天皇賞秋:シンゲン 藤田       → 5着
エ女杯:ブエナビスタ 安藤勝     → 3着
マイルCSスマイルジャック 三浦   → 6着
JC:ウオッカ ルメール        → 1着
JCダートエスポワールシチー 佐藤哲 → 1着
阪神JFラナンキュラス 四位     → 4着
朝日杯:ダイワバーバリアン 蛯名   → 3着

*1:そして負けてますw