はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

Buono!〜Rock'n Buono!4〜

毎夏恒例となったRock'n Buono!シリーズが今年も開催されました。

08/20(土)なんばHatch 14:00/18:00
08/22(月)Zepp Nagoya 19:00
08/27(土)横浜BLITZ 15:00/18:30
08/28(日)横浜BLITZ 14:00/18:00
09/03(土)福岡DRUM LOGOS 14:45/18:00

これまでの東名阪に加え、今回はついに福岡にも上陸。
全9公演。
おかげさまで今回もツアーフルコンプできました。*1
昨年2月の「We are Buono!」ツアーからのBuono!コン連続参戦記録を伸ばすことも出来ました。
ってことでまあせっかくなので今回のツアーのこともちょっと書いておきます。


大阪は千とせの肉吸いが美味かったです。
名古屋はいし河の味噌カツと山ちゃんの手羽先が美味かったです。
福岡はもつ鍋とゴマサバと焼酎と一蘭ジェラートが美味かったです。


すいません。。
ライブの感想書きます。
大阪昼は最初中段上手で途中から前へ。
大阪夜も同じ感じ。
名古屋は終始中段上手でマイペースに盛り上がって見る。
横浜土曜昼は中段上手から前に行くいつものパターン。で不運にも迷惑ヲタの近くに着陣。
夜は下手最後方で楽しく踊りながら見る。
横浜日曜昼も中段上手で見るが不運にも迷惑ヲタの近くに着陣して気分も盛り上がらず。
夜は下手最後方で見るもやはり気分があまり盛り上がらず。
福岡は昼中央やや下手の最前で完全燃焼、夜は最上手の2列目で有終の美。
あ、俺のポジショニングなんてどうでもいいですよね。
本編にいきます。


今回はミニアルバム「partenza」リリース直後のツアー。
つまりはこのアルバムのレコ発ツアー的な位置付け。
ただこのアルバムが正直Buono!ヲタ受けがイマイチ悪い。。
そうでなくてもやや勢いに陰りが見えるBuono!
チケの売れ行きも苦戦したようで、大阪では開幕にも関らずパイプで左右のスペースがカット。
名古屋は平日と言うこともあるが、後方はかなりのスカスカっぷりだった*2
さすがに横浜はそれなりに集客したし、福岡はキャパが狭いこともあって埋まってたけど。


そしてセトリはこんな感じ。

01. partenza〜レッツゴー!!!〜
02. フランキンセンスΨ
MC
03. ロッタラ ロッタラ (大阪だけバケツの水)
04. キラキラ (大阪以外はショートver.)
05. キアオラ・グラシャス・ありがと
MC
06. Blue-Sky-Blue
07. My alright sky
08. Kiss!Kiss!Kiss! (サビからドルチェ登場)
バンド紹介
09. 恋愛ライダー
10. 無敵の∞Power
11. 泣き虫少年
MC
12. 1/3の純情な感情
13. JUICY HE@RT
14. Ice Mermaid
15. Our Songs
16. れでぃぱんさぁ
17. じゃなきゃもったいないっ!
18. MY BOY
アンコール
19. 夏ダカラ!
20. ワープ!
21. 恋愛ライダー(千秋楽福岡のみ)

ショート曲が1曲だったのもあるのか、平常リストだとRB3より1曲少ない。
このセトリは賛否両論だけど、カラオケとバンドの選曲というかバランスは良かったと思う。
と先に言っておきます。



ライブは予想通り「partenza〜レッツゴー!!!〜」からスタート。
続く2曲目もアルバム同様の流れでみやびちゃんメインの「フランキンセンスΨ」
この2曲はまあ当然というかなんと言うかリップシンクなわけです。
歌わない分、ダンスパフォーマンスに専念。
俺は音源を聞いていた時点で「この2曲は生でやる曲じゃないよなあ」と思っていたため想定の範囲内だしそこまで感じなかったが、人によっては「Buono!が口パクやるなんて何事ぞ!!」と憤りにも似た感情を持ったらしい。
個人的には別にBuono!コンは全編生バンドじゃなくてもいいと思うし、今回がこのアルバムのレコ発ツアーであれば尚更この2曲は序盤で切っておいて正解だったとは思うんだが。
ただ実際に客の反応は良くなかったね。
今回の一つの挑戦でもあるのかなとも思えるけど、今回だけでいいんじゃいかなとは思う。
正直言って俺もそこまで高まらなかったのは事実だし。
ただ「フランキンセンス」の踊りは強烈だった。
ハロプロ後期のごっちんを思わせるようなセクシーというか、もはやエロの域。
こういう曲でのみやびちゃんマジヤバス!
桃子はセクシーさは滲み出ないので、サビの武富士ポーズでは自分で「Fu〜」って言ってたw


3曲目からはもちろん生声で、陽性な曲が3曲続く。
開幕大阪では「バケツの水」だったのに、名古屋からは「ロッタラ」にスイッチ。
なんか「バケツの水」が冷遇されたようでちょっと寂しい。
まあ実際「ロッタラ」のほうが数倍盛り上がるし嬉しいっちゃ嬉しいんだけど。。
ただ名古屋から「キラキラ」がハーフになったのは解せない!
桃子メインの「キアオラ・グラシャス・ありがと」はすごい楽しかった。
ライブで盛り上がるような曲調に加え、簡単なフリで思わず踊りたくなる。
ウキウキキャッキャッしながらフリコピしてた。
締めの桃子のセリフ(世界の言葉の挨拶)も回替わりで目が離せなかった。
フランキンでは起きてなかったマジックがキアオラでは起きていた。
つまりはBuono!に関しては生声の曲のほうがいいんじゃないかなってこと。


MCを挟んでからは「Blue-Sky-Blue」〜「My alright sky」としっとりした曲が続く。
「Blue-Sky-Blue」は名曲なので、こうしてカラオケで聞いてもうっとりする。
愛理は別としてみやももの2人も以前に比べて音外しが少なくなったよね。
そして「My alright sky」はもう愛理の歌声に聞き惚れるのみ。。
一見するととても難解なメロディーラインのこの曲を軽く歌い上げているように見える。
しかし愛理なりに思い悩んで苦しんだ末にドロップされたこの曲。
愛理の色々な思いが詰まって、こうしてライブで披露されているわけで。
おそらく愛理は今回のセトリのどの曲よりも一番思いを込めて歌っていたんじゃないかなあ。
響きました。響いたよ。


前半戦最後は「Kiss!Kiss!Kiss!
間奏明けからDolce!が合流してバンド音炸裂。
ここからがいよいよBuono!コンの本領発揮のお時間です!!
曲が終わるとBuono!の3人は衣装替え。
その間はDolce!がソロパートを演奏しながら場繋ぎ。
まあ場繋ぎなんて言うのは失礼なぐらいエナジー全開なステージなわけですけどね。
良く良く聞いてるとDolceが演奏しているのは「恋愛ライダー」のアレンジを変えたフレーズ。
そう、そのまま別衣装に着替えたBuono!が再登場してバキューン!と一発。
そこから「恋愛ライダー」をラスサビだけ。


「無敵の∞Power」に続いてはキラーチューンの「泣き虫少年」!!
もう言葉はいらない。
1/3の純情な感情」の入りはCD音源にはないアカペラでのハモリ。
桃子がメインを歌うのだが、ハモリの愛理に引っ張られることもあったとのこと。
ライブではそんなに不安定な場面は見られなかったけどね。
まあカバー曲なのであまり盛り上がる感じもないが、知ってる曲なのでだいたい口ずさんでた。
JUICY HE@RT」は完全にライブで化けた。盛り上がり必須のアッパーチューンに成長。


そして今回の個人的なキモが「Ice Mermaid」
音源聞いてるだけでたまらなかったので、バンドサウンドで聞けるのを楽しみにしていた。
実際ものすごいクールでカッコいい曲に仕上がってた。
開幕公演ではある意味この曲の時点で一番高まった。
今後もしホーン隊が生で入ったら、俺、昇天しちゃうと思うよ。


終盤の4曲は「Our Songs」「れでぃぱんさぁ」「じゃなきゃもったいないっ!」「MY BOY」
久々も久々の「じゃなきゃもったいないっ!」に高まらずにはいられないっ!!!!!
Buono!楽曲で3本の指に入るくらい好きな曲なので、今回のセトリ入りが本当に嬉しかった。
この曲を聞くがために全公演入ったと言うのもあながち間違いではない。
そのくらい毎公演この曲を楽しみにしていた。
ハランガバンジョー・カンタンメイリョーの桃子ボイスでアタマのネジが緩む。
そしてあのサビでアタマがぶっ飛ぶ。
何度ジャンプしまくったか分からない。
最後のみやびちゃんの「Say!C'mon!!!!!!」の煽りからの「じゃなきゃ持ったいな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!」の叫びで最高のエクスタシーを味わえた。
アウトロもめちゃくちゃカッコイイ。
ステージ上の3人も本能のままに体を動かしているように見えた。
これぞロックやで。
そしてそのまま間髪入れず「MY BOY」へ流れ込む。
もはや音の集中砲火。
ガトリング砲のように浴びせられる音にあえて抵抗しない。
もうたまらない。
曲が終わりクールに去っていく3人をボーっと見送る俺。
誰だ?序盤でセトリが萎えるわとか言ってたやつは。


アンコールは「Buono!」「Dolce!」の交互コール。
公演が重なるにつれ、きちんとまとまりのあるコールに仕上がっていったのはさすがハロヲタ


アンコール1曲目は最新シングル「夏ダカラ!
伸びのある愛理の歌い出しから空気が一変。
こういうロックもいいよねーって感じのカラッとした気持ちいのいい空間が会場を支配する。
思い思いにクラップしたりムーブハンドしたりするその光景。
愛理が「みんなの顔がヒマワリみたい」と言っちゃうのもわかる気がする。
それくらいこの曲の時は幸福感でニンマリとした顔になっちゃうよ。
最後は「タオルソング」こと「ワープ!」で締め。
まあそれなりに盛り上がる曲で終わるのも悪くない。
途中の掛け合いとかが少し短かったけど。
曲が終わり、Dolce!と一緒に7人でバンザイ。
ただただ楽しい、至福の瞬間でした。



やっぱバンドDolceの存在がでかいわ。
ライブ途中からバンドが加わってからの音圧はハンパなかった。
Buono!からDolceを奪ったら羽がない天使と一緒だよ。
DolceなしではBuono!は生きてゆけない!


今回のメンバーは2月の「Re;Buono!」ツアーと同じ。
ejiさん・マーティ・ナオミチ・マイマイ
ejiさんはこの4人の中では最年少とのこと。
ただ、RB1からずっとBuono!を見つめ支え続けてきてくれている存在。
ライブ中のMCでもBuono!の3人に対する愛ある言葉を聞かれた。
もうejiさんがいないDolceは考えられない!*3
今回は特に「じゃなきゃもったいないっ!」の最後の弾きっぷりがすごかった。
恍惚の表情と鬼気迫る表情が入り混じるその姿に目を奪われてしまった。
あとは「夏ダカラ!」のコーラスなんかも印象的だなあ。
横浜でのツインテールもかわいかったなあw
Buono!ヲタとして、「これからもejiさんよろしくお願いします!」と言わざるを得ない。
そしてナオミチ&マイマイのリズム隊は文句なし!
ナオミチさんは本業のベースだけでなく、いじられキャラとしてもいい味を出していたかなw
マーティと2人でロッタラを踊らされたり、偏ったセクシーキャラをさせられたりw
でもやっぱスタインバーガーをブリブリ操るナオミチさん最高!
マイマイもさすがの安定したドラムでした。
安定と安心のマイマイ
ちなみに彼女は福岡が地元なので、LOGOSには昔のバンドのポスターが貼ってあるらしい。
それを桃子に弄られたりもしてたw
マーティも2月のツアーより演奏力もアップしていたかな。
素人耳でも分かるようなチョンボが減った印象。
ちなみに彼女も愛知が地元みたいで名古屋公演ではMCで触れられていましたね。



それと今回、舞台セットとして目を惹いたのがLEDモニターの演出。
舞台上に2枚の中型モニターと、ステージ奥に上に5枚+下に4枚の計9枚の小型モニター。
そこに文字や映像が効果的に映し出されていく。
1曲目ではカウントダウンだったり「B・u・o・n・o!」「Let's Go!」の文字が。
「ロッタラ」では合いの手の「ホント?」とかの文字がスライド。
「Ice Mermaid」では2番の時に「月」が浮かび上がる。
夏ダカラ!」では「夏」「ダ」「カ」「ラ」「!」の文字やひまわり畑の風景。
「ワープ!」では一見さんが良く間違える「Here we go!」等の合いの手。
他にもあったと思うけど、いろんな曲で効果的に使われていた。
セトリに関しては鉄板曲の所謂キラーチューンをいくつか外してきた。
それでも今回に関してはこれはこれでアリじゃないかなとは思う。
曲数が増えればセトリに変化が出るのは当然のことだし。
Buono!ヲタとしては幅が広がったといい意味で捉えておきたい。


ただ今回の最大のサプライズはセトリじゃないんですけどね。
みやびちゃんのショートカットなんですけどね!!
いやあ、開幕の大阪公演ではマジで驚いたよ。
登場して姿を見るや否や「うおぉぉっ!!切ったのか!!!」と思わず叫んでしまった。
もうめちゃキャワ。抜群にカワイイ。
話は変わって横浜土曜日夜公演での19歳聖誕祭の「赤サイ祭」。
この公演は下手の一番後ろで見てたので、会場一面が赤に染まる光景がとてもキレイだった。
みやびちゃんも感動のあまり、いつもに増して言葉少なな感じ。
その代わりにみやビームを乱射。
オトナと子供が同居する、マジで美神!!
ってか名古屋や福岡なんかでもみやビーム連発してたなあ。
特に福岡は千秋楽ということもありかなりテンション高かった。
LOGOSは3階に楽屋があるらしく、3階から1階を見下ろせる構造になってる。
逆を言えば終演後に楽屋に戻るメンバーを下から見上げることも出来る。
で、みやびちゃんは3階から手を振ってくれたりと超ご機嫌だった。*4
あー、みやびちゃんキャワすぎやわー。
アイドル戦国時代??オレの主君はみやび様だけじゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
みやびちゃんに忠誠を尽くすッッ!!!!!
と思ったもんです。
ええ、一気にBerryz2推しまでジャンプアップしてきましたよw


最後にもう一つ福岡のことにも触れておく。
上にも書いたけどLOGOSは過去のBuono!コン最狭のキャパ。
そのため舞台セットも簡素化され、階段&2階ステージなし&LEDモニターもミニが4個のみ。
これまでステージ前面に置かれていた2つのモニターが無いため、いつもならキスキスの途中でそのモニターの裏からスタンバイするDolceも、この日はそうすることができないため、曲の途中で上手から乱入する形。そのまましばらくステージにいて踊ってからスタンバイ。7人がステージ上でパフォーマンスする光景がちょっと新鮮だった。
序盤の音のスカスカ具合ハンパなかったけどDolceが出てきて音圧は一変したのはさすが。
極め付けはやはりファイナル追加曲。
今回は「ワープ!」からそのまま「恋愛ライダー」へ流れ込む展開*5
「MY BOY」とこの最後の「恋愛ライダー」での圧縮はなかなかのものでした。
あと福岡では桃子が軽く咳き込むシーンがちらほらあった。
みやびちゃんは途中でステージ奥のライトに頭をぶつけて愛理と苦笑い。
さらには「ワープ!」の最後では手を滑らせてマイクを落としたりもしてたっけ。
ejiさんを除くメンバーとスタッフは福岡に前乗りしてたらしく、MCでは昨夜の報告的なもの。
Buono!の3人はラーメンを食べたそうで、愛理はチャーシュー入り、みやびちゃんは玉子入り。
そんな福岡公演。
昼が整理番号1ケタだったので最前でライブを堪能できた*6
奇遇にも昨年のRB3でもファイナル愛知で整理番号1ケタだったっけ。
やっぱ最前でみるライブは一味も二味も違うわ。
風景も息遣いも何もかも違う。
フランキンセンス」ではみやびちゃんのエロダンスを独占。
ももちが「オイ!オイ!」と煽るたびに二の腕がぷるぷる震えるのもたまらない。
愛理の歌っている時の表情とV字から見えるチラへそ。
もう最高でした。
宿に戻って一風呂浴びて打ち上げ会場向かう途中で今一度LOGOSの前を通った。
そしたらちょうどメンバーが会場を出る時間だったので、珍しくそのまま出待ちもしてみた。
お見送りをした後は行きつけのもつ鍋屋へパルテンツァ。
各種料理に舌鼓を打ち深夜まで泥酔。
ライブに酒に料理に、楽しみの限りを尽くした福岡公演。
おかげで翌日にははしゃぎすぎたせいで左右の二の腕が筋肉痛。
最前バーに圧迫されたせいで下腹部も痛い。
だがそれが充実感。。


まあこんな感じで今夏もBuono!コンで楽しめました。
なんだかんだでBuono!楽曲が好きだし、Buono!コンの空間が好き。
Buono!の3人、Dolceの4人が紡ぎ上げる空間が好き。
だからもうしばらくBuono!コンの楽しい空間を感じ続けたいです。
次のツアーもコンプするよっ!

*1:一時期は台風12号・タラスのおかげで福岡上陸が危ぶまれてヒヤヒヤしたけど

*2:去年も名古屋は平日Zeppでスカスカだったので、次はダイヤモンドホールとかになりそう・・・

*3:ちょっと前は潤子さんがいないDolceも考えられなかったけど・・・

*4:ライブ開始直前や終演直後にはDolceのメンバーも3階から客を煽ったりしてた

*5:まあ直前のMCで愛理が軽くネタバレさせてたけど

*6:夜も10番台だったので1・5列目