はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

「第11回ハロプロ楽曲大賞2012」投票

http://www.esrp2.jp/hpma/2012/
年末恒例のこの企画。
もちろん今年も投票しました。

楽曲部門

前回の更新で44曲残したが、今年に関しては例年以上に選考に悩みました。
それだけ自分にとっては良曲が多い「豊作年」なんだなと。
悩んだ結果がこのような感じです。


5位:プリーズ ミニスカ ポストウーマン! / スマイレージ 0.5pt
プリーズ ミニスカ ポストウーマン!(通常盤)
柔らかい雰囲気の極上POP。二つのサビを持つ曲の展開や転調なんかがクセになる。特に「恋をしてる自覚症状」から始まる歌唱法はスマイレージらしいなあと。ゆうかりん在籍時のラストシングルでもあるんですよね。好きな曲です。

4位:もう、子供じゃない私なのに… / Berryz工房 1pts
Be 元気<成せば成るっ!>(初回生産限定盤A)(DVD付)
Berryz工房のこうゆう胸キュンソングが大好きです。。と言うより、千奈美ヲタとしてこの曲に入れないという選択肢は無かった・・・前嶋さんありがとう。つんくさんありがとう。早く千奈美がソロでこの曲を歌ってくれないかなあ、と常日頃思ってます。

3位:ワクテカ Take a chance / モーニング娘。 2pts
ワクテカ Take a chance
One・Two・Three」同様にアレンジがめちゃくちゃカッコいい。クセになる。単純に大久保薫が作るこういうトラックが好き。特にAメロのバックトラック最高。そしてさゆボイスがアクセントとして最高。

2位:One・Two・Three / モーニング娘。 2.5pts
One・Two・Three/The 摩天楼ショー
cool!cool!coooooooooooool!!!!! とにかく抜群にカッコいい。その一言。トラックのカッコ良さに打ち震えた。特にシンプルな音数で一つのフレーズをリフレインさせるメロと、半音ずつ下がっていくサビの「大好き 大好き 大好き 大好きだから」の部分がツボ。あと鞘師のフェイク最高。

1位:初恋サイダー / Buono! 4pts
初恋サイダー/DEEP MIND
ポップとロックが絶妙にマッチしたBuono!久々のホームラン曲。今年一番聞いたハロプロ楽曲。愛理の歌い出し、疾走感のある間奏、カッティングが心地良いAメロ、Bメロの極上ハモリ、キャッチーで解放感のあるサビ、落ちサビのももちソロ、、全てが最高。そして完璧。リリースから一年近く過ぎたが、今年はついにこの曲を上回るハロプロ楽曲は出てこなかった。名曲揃いのBuono!の中でも一番好きな曲かも知れないな。


今年の1位曲はBuono!の「初恋サイダー」です。自分の投票曲でBuono!を1位にしたのは「08年:ロッタラ ロッタラ」「09年:ゴール」「10年:We are Buono!Buono!のテーマ」に続き2年ぶり4回目。王座奪回という感じですね。「初恋サイダー」を初めて聴いたのは昨年12月25日のベリキューアイランド千秋楽の浜松公演。その初聴きの時点で一瞬で惹き込まれました。そしてそのままこの曲が自分の楽曲大賞1位曲の座を保ち続けました。ちなみに編曲はメロンの「お願い魅惑のターゲット」でお世話になった宮永治郎さん。
今年のBuono!のリリースはシングル1枚+ミニアルバム「SHERBET」だけのため、ノミネート曲も実質8曲しかなかったが、初恋サイダー以外の曲も平均点を上回る佳曲が並んでいたと思います。両A面の「DEEP MIND」もカッコよかったしね。6月のゆび祭りに出たことでユニットの実力を対外的に存分に見せ付けましたが、恒例の夏ツアーは「Rock'n Buono!」の冠が外され、これまた恒例だった2月の冬ツアーは来年は開催されずと、活動レベルが徐々に落ちているのがファンとしては気になります。ただ浅野会長のゴリ押しがあるうちはまだ存続すると思うので、リーダーももちと愛理の学業が落ち着いた来年はもう少し精力的に活動してほしいなあと思います。


2位と3位は娘。のシングル。を入れました。昨年高橋リーダーが抜け、5月にはガキさんと光井が抜け、また色がガラッと変わった今年後半のモーニング娘。ですが、その今の娘。が表現する新機軸のシングル2枚がどちらも素晴らしい出来でした。ただただカッコいい。両曲ともインストだけを延々とリピートしていたこともありました。高橋の実力・存在感は十分に評価した上でのことですが、彼女が在籍していたことでOne・Two・Threeワクテカやピョコトラみたいな名曲が与えられなかったとしたら、彼女の卒業は大正解だったと言わざるを得ませんね。これ以上言うとプラチナ厨を敵に回すかもしれませんが、僕はその時期の曲が本当に苦手でしたので。今はれいなという絶対的な大黒柱に、新エースの鞘師里保を絡ませることで、表現の幅が広がった感じがします。アルバム「13 カラフルキャラクター」は娘。史上に残る名盤だと思います。このアルバムに収録されてる曲だけで楽曲大賞の5曲を選んだとしてもなんら違和感はない。そのぐらいの出来です。今でも愛聴してます。シングルのカップリングもどれも良曲。複数のCDを買わないと全てのカップリングを聴くことができない商法はいかがかなと思いますが・・・まあ結局は全部揃えましたけど・・・そんな曲の良さに加え、9・10期のキャラクターの良さも相まって、見ていてとても面白いアイドルとして自分の元に戻ってきました。後半の「カラフルキャラクター」ツアーに複数回参戦したのもその表れですかね。そんな娘。ですが、大黒柱のれいなも来春には卒業が決まっており、9・10期+オダサクの育成は急務。しかし育成だけに特化せず、現時点での最高の曲を出してパワーダウンを感じさせないあたりが娘。の強みでしょうから、そんなに心配はしていません。と言うよりつんくが娘。に対しては特に気合が入ってるなあというのが否が応でも伝わってきますからね。


4位は置いておいて、5位はスマの「プリーズ ミニスカ ポストウーマン!」。スマはノミネート期間で5枚のシングルを出しましたが、正直この曲以外にはあまりハマりませんでしたね。別にゆうかりんヲタとかではないんですがね。昨年の楽曲大賞で1位を獲得した「有頂天LOVE」も僕はそこまで好きではないし・・・まあとにかく今年に関しては「PMPW」が素晴らしい。この一言です。


4位はBerryz工房の「もう、子供じゃない私なのに…」です。「Be 元気 <成せば成るっ!>」のカップリングで、これまでにライブやイベントで披露される事もなかったため、正直今回の楽曲大賞で上位にランクインすることはないでしょう。まあこの曲に関しては「千奈美パートが多い」というのが大きな理由なんですけどね。えぇ。楽曲大賞の本分からは外れるかもしれません。正直「cha cha SING」「Be 元気 <成せば成るっ!>」「Loving you Too much」のほうが純粋な意味では「良い曲」かもしれません。でも自分にとって「2012年のBerryz工房の曲」と言えばこの「もう、子供じゃない私なのに…」なんですよね。ラジオでこの曲を初めて聴いた時に「ふわぁ〜」っとした感覚に包まれたのを覚えてます。ここまで千奈美の声が聞こえてくるベリの曲がこれまでにあっただろうか、と。千奈美への20歳のバースデープレゼントなんじゃないかと、つんくボーイに感謝すらしましたね。なので今年僕がこの曲を選ばなければ、数年後必ず後悔することになるだろう、そう思ったので今回4位として投票しました。追記するとこの曲の編曲は前嶋康明さん。懐かしい名前でしたね。初期の娘。曲ではたくさんお見かけしたお名前。ベリだと「私がすることない程 全部してくれる彼」以来の編曲になるようですね。「もう、子供じゃない私なのに…」は彼の作品では「パパに似てる彼」や「ヴァンサンク」あたりの空気感が出てるなあと思いますね。
ベリ全体としては昨年の迷走セクシー路線からうまい具合に脱却し、2枚のノミネートシングルがカップリングを含め外れ曲なしでした。「cha cha SING」の爆発具合は痛快でしたね。アルバムは分割曲はアレでしたが「世の中薔薇色」は新たなライブ定番曲として活躍しましたね。さらには「ももち! 許してにゃん体操」という飛び道具も出来たし、トータル的として、とにかく以前のような楽しいBerryz工房が帰ってきたのでホッとしました。年末に「WANT!」が発表されるまでは・・・


昨年はセカハピを1位で投票したりと、クオリティの高いシングル曲をコンスタントに送り出している℃-uteが羨ましかったですが、今年に関してはシングルは低調だったかなと。アルバム「第七章『美しくってごめんね』」の楽曲も昨年の「超WONDERFUL!6」に比べるとやはり落ちる感じは否めない。ただカップリングの「悲しきヘブン」で魅せるようなテクニックは現ハロでは一番高いと思うし、ダンスパフォーマンスに関しても一級品。それに伴いライブの評判も高く集客力も急上昇している。℃-uteというユニットを売り出すタイミングは今だと思うので、ハロヲタしては来年の℃-uteの動向には注目したいなと思います。とりあえずシングルで迷走するのはやめてほしいなあと思います。


あとベリキューの「超HAPPY SONG」は「ビコハピ×幸せの途中」という発想そのものがすばらしいと思いました。トリックを知った瞬間は「すげぇ!」と声を荒げてしまいましたしね。ただまあこの曲はトリックに気付いた瞬間がピークだったと言うか・・・特にシングルとして切るまではしなくても・・・とは思いましたね。結局この曲を急遽リリースすることでベリも℃-uteもスケジュール調整がゴタゴタしてしまいましたし・・・


あとは真野ちゃんきっかのソロコンビですかね。
真野ちゃんは3枚目のアルバムもコンセプトがしっかりしていてまとまっていたなあと。特に「バンザイ! 〜人生はめっちゃワンダッホーッ!〜」のノリは痛快で大好き。今回の楽曲大賞のファイナリスト曲として残したほどです。ただ昨年の「My Days for You」レベルの曲は出なかったかなあと言う印象。来年2月にはハロを卒業するため来年がラストイヤーになってしまうのは残念ですね。真野ちゃんの歌は年々良くなっていっただけに・・・
きっかはアルバム「One for YOU!」がとにかく良かった。シングルでは「こんな私でよかったら」が非常に素晴らしかったですね。難度の高いこの曲をライブでもブレずに歌いこなしていて、ああやっぱきっかはすげえなあと思いました。ただ後半はやや迷走感があり厳しい雰囲気も感じましたね。まだまだ曲次第では回復できると思うので、来年は正念場として頑張ってもらいたいなあと思います。


それ以外ではサトヤマはアレだし、アップアップも曲は大量に出したものの一本調子感は否めずガツンと来る曲はなかったですね。その中ではコピンクのカリンちゃんさんが奮闘していたかなあという印象。


直前まで悩んだ5曲 (ファイナリスト進出曲)

6位:Be 元気 <成せば成るっ!> / Berryz工房
バンザイ! 〜人生はめっちゃワンダッホーッ!〜 / 真野恵里菜
こんな私でよかったら / 吉川友
cha cha SING / Berryz工房
地球が泣いている / モーニング娘。

この中では特に「Be 元気 <成せば成るっ!>」は直前まで「プリーズ ミニスカ ポストウーマン!」とどっちにするか悩みました。「Be 元気」はベリ史上トップクラスにキャッチーなサビを持っていますが、やはりメロが弱い感じは否めず、トータルで勝る「PMPW」を5位に選んだと言う経緯があります。ただ、先述したように昨年一年迷走していたセクシー路線から一変脱却するために、「Be 元気」が果たした意義は大きいと思います。この曲のサビの解放感が昨年の閉塞感を打破したような感じがしました。この曲が下地となりワンクッション置いたことで、次の「cha cha SING」のスマッシュヒットに繋がったと思います。これが「夜明け」→「ccS」ではヲタの戸惑いも大きかったかなと。同じことは娘。の「ピョコトラ」にも言えると思いますね。
ちなみに上記した5曲に次ぐ6曲はこのような感じ。

The 摩天楼ショー / モーニング娘。
What's Up? 愛はどうなのよ〜  / モーニング娘。
ピョコピョコ ウルトラ / モーニング娘。
笑って YOU! / モーニング娘。[9・10期]
ラララのピピピ / モーニング娘。[道重さゆみ]
世の中薔薇色 / Berryz工房

とにかく娘。の曲をたくさん聴いた一年でした。


余談。
編曲者で言えば今年も主要アーティストでは大久保薫さんと平田祥一郎が圧倒的に多いようで。
真野ちゃんポッシボーに顔を出している本上遼さんというのはいったい誰なのでしょう。
去年「まじスカ」「セカハピ」などの良作を手掛けた宅見将典さんは、今年のノミネート曲を見たところ、ベリの「世の中薔薇色」しか携わってないのがちょっと意外ですかね。他にもかつてハロ曲を多数手掛けた鈴木Daichi秀行さんは今年は「Loving you Too much」のみ。前嶋康明さん同様に古参ハロヲタには馴染み深い河野伸さんの名前も「Loveイノベーション」で久々に見かけたのは嬉しかったですね。あと比較的馴染みのある田中直さんは今年に関しては手掛けた曲はなかった模様です。

2012年投票結果
1位:初恋サイダー / Buono! 4pts
2位:One・Two・Three / モーニング娘。 2.5pts
3位:ワクテカ Take a chance / モーニング娘。 2pts
4位:もう、子供じゃない私なのに… / Berryz工房 1pts
5位:プリーズ ミニスカ ポストウーマン! / スマイレージ 0.5pts

MV部門

こっちはサラっとw


2位:初恋サイダー / Buono!  1pts

鮮やかなピンクのモッズスーツを着込んで歌う3人がカッコかわいい。みやびちゃんステキすぎ。ももち結びしてない桃子かわいい。安定してかわいい愛理。そして田渕ひさ子嬢がBuono!のバックでギターを弾いているというのも非常にポイント高い。

初恋サイダー」のMVには、bloodthirsty butchers / toddle田渕ひさ子さんがバンドのギターで出演されてますね。
桃子 「そうなんです。実は私たちのマネージャーさんが田渕さんの大ファンなんですよ。なので、私たちが日頃の感謝を込めて、“マネージャーさんが大ファンなんです!”と田渕さんに伝えて2ショット写真のキューピットになりました(笑)」

http://www.cdjournal.com/main/cdjpush/buono/1000000703


2位:cha cha SING / Berryz工房 1pts

一度見たら忘れないインパクト抜群のサビのフリ。7人全員がナイスコンディションで抜群にかわいい。タイ衣装も実に似合ってる。熊井ちゃんの美神っぷりやばい。梨沙子はもはや王女様のような貫禄。千奈美の大仏ポーズ最高。


ベリとタイの親和性の高さは素晴らしいと思います。
フラッシュモブver.もベリっぽくて良かったですね。



1位:Loving you Too much (Party Ver.) / Berryz工房 4pts

7人が自由にワイワイキャッキャしてるだけで魅力満載の「画」になるのがBerryz工房。かつて「ありがとう!おともだち。」の映像でホームパーティーをしていた7人の少女が、オトナに成長した今ではキツメのメイクでレストランで女子会をしている。そんなことを想像すると非常に感慨深い。「恋愛モード全開!」で慌てて奥から飛び出してくる熊井ちゃんが「さすが熊井ちゃん!」って感じでGOOD!



やはりBerryz工房はこういうMVが最高ですね。
変に枠にはめたり、セクシーポーズとかさせなくてもええんや!



それ以外では衣装がかわいくゆうかりんの存在感が光る「プリーズ ミニスカ ポストウーマン!」と、フォーメーションの美しさと衣装と照明のコントラストがマッチした「ワクテカ Take a chance」あたりが印象に残りましたね。


推しメン部門

徳永千奈美
まあ愚問ですね。
3年連続の投票です。
意外に長い僕の千奈美ブームw


毎年ベリキュー最下位が指定席・・・
一昨年が「26位・8票」だったのに昨年は「34位・6票」と票を落とすという事実・・・
でも今年はテレビにもちょいちょい出たし、なによりタイで一人で行った映像は最高でしたよね?
今年はモベキマス最下位じゃないですよね?
みんな早く千奈美の魅力に気付いてよ!



とりあえず全部ひっくるめて12月30日の結果発表イベントが楽しみ。
今年も行きます。