はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

熊井友理奈カジュアルディナーショー「Enjoy twenty」(2回目)@ラドンナ

8月3日に20歳の誕生日を迎えたBerryz工房熊井友理奈さん。
そんな彼女の初となるカジュアルディナーショー(以下CDS)が開催された。
前日に大阪で2公演、そしてこの日に東京で2公演。
(高崎でのアプガイベが終わり、ダッシュで駆けつけた)僕は最終公演の東京夜に参加した。
Berryz工房メンバーのCDS参加はこれで5回目*1
ホテルディナーショーだった「清水・嗣永・矢島」を含め、
幸運にもベリメンのCDSには毎回参加できている。
ラドンナに来るのは昨年9月の「徳永&須藤」以来*2
受付を済ませ席に案内されると・・・
まさかの最前Sテーブルの最前席。
他の熊ヲタに申し訳ないな、と思うと同時に、この二度とないであろう幸運に感謝した。
着席し、程なくすると料理の提供時間に。
今回のメニューはこんな感じ。

過去2回のラドンナは昼のため、メインディッシュは魚料理。
今回は夜だったので、ようやくメインディッシュで肉料理を食べることが出来た。
ローストビーフ、まずまずの味でした。
(写真は某所より転載)


今回の「アーティストカクテル」は「Lily」
友理奈」と「百合」を引っ掛けた、なかなかオシャレな名前のカクテルだ。
シャンパーニュカクテル×ラ・フランス×白桃」のアルコールを注文。
上記メニュー表に載っているように、2層に分かれている。
途中のMCで話していたが、熊井ちゃん自身が「2層に分けたい」とリクエストしたそうだ。



料理を食べ終わり、19時を少し過ぎたあたりでショーが始まる。
まずは4人のバンドメンバーが登場。

Pf&Key 和田春彦さん
Dr 中村優規さん
Gt 黒沢和貴さん
EB なかむらしょーこさん

メンバーがステージに上がりセッティングを終えると、主役の熊井ちゃんがゆっくりと登場。
6th 雄叫びアルバム」のジャケ写を彷彿とさせるような緑のドレスがとてもエレガントだ。
今回は最前であったため、これまでのベリヲタ人生の中で一番熊井ちゃんを凝視した。
熊井ちゃんの左の肩甲骨あたりに「ホクロ」があるなんて初めて知った。
ショーの間、幾度となくそのホクロが目に入ったのが印象に残っている。

今回のセットリストはこのような感じ。

01.恋をしちゃいました!
02.グランドでも廊下でも目立つ君
03.やる気! IT'S EASY
04.恋愛模様
05.秘密のウ・タ・ヒ・メ
06.まっすぐな私
07.華詩 -hanauta-
08.今のキミを忘れない (ナオト・インティライミ
09.恋ING
10.女のプライド
11.いつかどこかで。
en.ライバル

1曲目はタンポポの名曲「恋をしちゃいました!
選曲理由は「オーディション当時の思い出の楽曲だから」とのこと。
タンポポ#でもある熊井ちゃんタンポポイズムを忘れていないことがとても嬉しく感じた。

川*^∇^)||<いつもは色とりどりのTシャツを着てるみなさんですけど
川*^∇^)||<今日はシックというか、、(シック?w)
川*^∇^)||<モノトーンでキメていて、、(モノトーン?w)
川*^∇^)||<次の曲いきまーす、、 

相変わらずMCはくまくましてますねw


2曲目は「グランドでも廊下でも目立つ君」
ここでさらに熊井ちゃんが荒業を披露。
なんとサビの茉麻パートも一人で歌ってみせたのだ。
この曲をカラオケで歌ったことがあるヲタなら分かると思うが、
この曲をフルパート一人で歌うというのは非常に難しい。
なにせ息が続かない。
しかし熊井ちゃんは歌った。
僕は唸った。
熊井ちゃん、、すげぇ、、」と。
直後のMCで「グランド」の一人歌いは大変だったと話していたが、
同時にかなり納得の出来だったらしく、
川*^∇^)||<CDで出したい!
川*^∇^)||<スタッフさん!!お願いしまーす!! 
と懇願していた。
や、分かるよ熊井ちゃん
このアレンジと熱唱は記録に残したい。
何かのCDのボーナストラックに入れてほしい。
3曲目はごっちんの「やる気! IT'S EASY」
「後藤チルドレン」の熊井ちゃんらしい選曲である。
この曲が大好きな僕も、ただただ幸せな気持ちで聴いていた。


カクテルの乾杯などを挟み、和田さんがキーボードからピアノに移動。
恋愛模様」「秘密のウ・タ・ヒ・メ」「まっすぐな私」
Berryz工房カップリング&アルバム曲の3曲をアコースティックアレンジで歌い上げる。
恋愛模様」はラスサビ前の「忘れてあげなぁぁぁい!!」の熊井絶叫を久々に聴けて最高。
「秘密のウ・タ・ヒ・メ」は言葉にするまでもなく名曲。ファルセットも気持ち良かった。
「まっすぐな私」で熱唱する熊井ちゃんを見ていたらとてもジンワリした。
この曲はこれまでライブでは、ほとんど千奈美を見ていたからねぇ。



次の曲は後藤真希の「華詩 -hanauta-」 
2010年7月の「ONE」、ならびに2011年11月の「愛言葉(VOICE)」に収録されている曲。
共にハロプロ卒業後、avexからリリースされたアルバムである。
ごっちん自身が作詞した曲であり、ごっちん自身も「特別な曲」と語っていた曲。
それもそのはず、この曲は「亡き母を想って作詞した曲」なのだから。
思い出すのは2011年12月。
幕張での後藤真希ラストライブ。
「華詩 -hanauta-」を歌っている途中、ごっちんが感極まって涙をこぼして歌えなくなったのだ。
その場面を今でも鮮烈に覚えている。
熊井ちゃんもその映像を見たのだろうか?
それは分からない。
分からないが、この曲が自分が尊敬する後藤真希にとって「特別な曲」というのは分かっていた。
そのため歌う前から
川;^∇^)||<この曲は後藤さんが大切にしている曲なのでとても緊張する
川;^∇^)||<でもこんな場じゃないと歌えないから、、がんばります 
と、緊張モード全開であった。
「絶対に歌詞は間違えない」と言わんばかりに、アンプの所に歌詞を貼っていたのが見えた。
実際に歌が上手だったかどうかは覚えていない。
ただ、熊井ちゃんが初のCDSでこの曲をセレクトし、歌い上げたことに非常に意味があると思えた。


続いてのカバーは熊井ちゃんが大好きなナオト・インティライミの「今のキミを忘れない」
先ほどの緊張とは打って変わり、
川*^∇^)||<ラジオでもこの曲を流したことあるんですけど
川*^∇^)||<ナオト・インティライミさんがホントに大好きなんです
川*^∇^)||<この曲はみなさんもCMとかで聞いたことあると思います♪ 
とノリノリモードに。
ただ、この曲に関してはカラオケで歌ってる感じが否めなかった。
続いてはモーニング娘。の隠れた名曲として人気の高い「恋ING
この曲は昨年12月の熊井ちゃんアネックスイベント(千奈美ゲスト)の時も歌ってましたね。
文句の付けようのない名曲です。


カバー3曲を終えて一段落感じでMCコーナーへ。
ナルチカや新曲や武道館の告知など。
川*^∇^)||<ROCKエロティックでは男装しているんですけど
川*^∇^)||<衣装がとても暑いんです! 
また、この日は物販で新曲のCD予約受付をしており、
会場で予約すると熊井ちゃんの直筆サイン色紙がもらえた。
インクがなくなってペンを替えるほどサインを書いたそうで、
川*^∇^)||<いっぱいサイン書いたから、お前らちゃんとCD予約してけよ
と、おっしゃっておりました(もちろん意訳)
また、CDSのグッズで人気即完売した「熊井茶碗」にも触れ、
川*^∇^)||<熊井茶碗も売り切れたみたいで「よっしゃー!」って感じなんですけど
川*^∇^)||<追加販売とかはたぶんないと思います
ヲタ<(エェェェ!)
川*^∇^)||<残念でしたー
川*^∇^)||<まあ限定ですからね
川*^∇^)||<買えなかった人ごめんなさい
川*^∇^)||<次あったら、またなにか考えます 

告知が終わりラストスパート。
川*^∇^)||<ここから盛り上がっていきましょー!
の流れで「女のプライド」
最初は「ん?w」と思ったが、久々に聞くこの曲が、実にイイ曲で。
自分が思っていた以上にエモーショナルな仕上がりになっていた。
バンマス・和田さんのブログにもあったが、今回は間奏をギターでアレンジしていた。
僕は原曲の鍵盤の音が非常に好きなのだが、たまにはこんなバンドアレンジも悪くないと思った。
本編ラストはガーディアンズ4の「いつかどこかで。」
熊井ちゃん、ホントにこの曲好きなんだね。
・2010年6月のアネックスイベント
・2010年1月のアネックスイベント
自分が参加した上記2回の熊井ちゃんイベでもこの曲を歌っている。
この曲に限らずガーディアンズ4の曲はソロイベでよく歌ってるイメージがある。
歌い慣れた曲だけに、音程が動く難易度高めのこの曲も、事故なく歌いきっていた。
しかしホント名曲だな「いつかどこかで。」
「いつかどこかで。」に限らずガーディアンズ4の曲は名曲ばかりですわ。


アンコールは「ライバル」
バンドメンバーの演奏も非常に熱い!
2番のBメロでも音数を減らさずガンガン音を鳴らしていく。
そんな大音量に負けじと熱唱する熊井ちゃん
最高でしたね。
和田さんのブログにもあったが、今回はかなりバンドサウンドを押し出したアレンジが多かった。
特に最前席で受けるドラムの音圧が非常に強く、非常に心地良かった。
序盤は緊張していた熊井ちゃんだが、バンドメンバーの熱いプレイに緊張も解れていったようだ。
リズム取りのアクションが徐々に大きくなっていき、表情も和らいでいくのが分かった。
やはり生音は最高!である。


そんな感じで60分のショーが終了。
自分の目の前で時に情熱的に、時に切なく歌い上げていた熊井ちゃん
その迫力、、目に見えない「圧」をステージ上から感じがした。
歌う側や演奏する側はもちろんだが、聴く側も相当なエネルギーが必要である。
それがCDSという独特の場だ。
今回は特に「熊井友理奈」の歌い手としての成長を感じた。
やはりCDS最高!である。


最後はオマケの2ショットポラ&握手。
これまでのCDSの概念を覆す高速の流れに、ほとんどのヲタが戸惑う。
基本的に熊井ちゃんはダブルピースで待ち構えているので、
余程要領良くポーズ指定をしない限りはダブルピースになる流れ。
さらされたポラを見ても9割くらいがダブルピースだったんじゃなかろうか。
まあでもドレスアップした熊井ちゃんとポラ撮る機会なんてそう無いからね。
握手も高速で塩だったけど、そんなんどうでもいいぐらい歌が素晴らしかったので文句は無いです。
ポラも左側が空白になる変な感じだったけど、気にしない。


熊井ちゃん!ありがとう!!



あとは梨沙子だけか・・・(ボソッ)

*1:清水・徳永&須藤・夏焼・清水・熊井

*2:夏焼と清水2回目は「プリンスパークタワー東京 メロディーライン」だった