はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

DRAGON ASH「Rio de Emocion」ツアー初日@ZEPP TOKYO

セットリストを某所より拝借。以後ネタバレ満載です(笑)

Intro
1.Los Lobos
2.Scarlet Needle
3.Just I'll say
4.Palmas Rock feat.UZI-ONE
5.Cloverleaf
6.夕凪Union
7.Invitation  (2日目はPatience)
8.Siva(N.J.MIX)
9.House of Velocity (2日目はSnowscape)
10.Round up
11.Aim High
12.Resound feat.HIDE
13.百合の咲く場所で
14.Crush the Window
15.Fantasista
16.Fever  (2日目はLily of da Valley)
17.朝凪Revival
"アンコール"
18.Don't worry 'bout me
19.Spriggan
20.Monkey Punch Monkey Kick
21.Life goes on


2日目のアンコール
18.Something In View
19.My Friends' Anthem
20.HOT CAKE
21.morrow

ね?このセットじゃ前で見ちゃうでしょ?
いやー、すばらしいセットリストです。なにが「すばらしい」って昔の曲と今の曲とのバランスがすごくいい。
内訳は最新アルバム「Rio de Emocion」から9曲。前作「HARVEST」から2曲、以下「LILY OF DA VALLEY」から2曲、「Viva la revolution」から1曲、「Buzz Songs」から2曲、「Mustang!」から3曲。(あとはシングル「Life goes on」と(夕凪の)カップリングの「Spriggan 」)
ここまでいろんなアルバムから構成されたD.Aのライブって初じゃないかな。
「陽はまたのぼりくりかえす」とか「Viva la revolution」とかはやってないのに「すばらしい」って言えちゃう。昔からの(20世紀からのw)ファンならこのセット見たら、またライブに行きたくなるはず。そんな濃い内容のライブでした。以下ちょっとレポ。



初日だけに20分くらい開演は押す。始めは真ん中の扉入ったあたりにいたのだけど、メンバーが出てきたら当然のように押されて、気付けば最前エリアまで行ってしまった。誤算。(笑
一発目は予想通りの「Los Lobos
想像通りライブではカッコよかった。サクのドラムもドコドコいってるしケンジのギタープレイもしびれる。めまぐるしく変わる曲の展開に興奮しっぱなし。鳥肌立ちっぱなし。そのまま「Scarlet Needle」への流れも非常に良い。で、ここからしばらくアルバム曲が続くと思いきや、いきなり3曲目で99年リリースのアルバム「Viva la revolution」から「Just I'll say」!
予想外の選曲で思わずイントロで唸る。これ聴くの99年の横アリ以来だと思う。懐かしい。それでもサビの英語部分は意外に覚えてたので小声で歌う。「My girl don't look so sad!」
「夕凪Union」は、ステージ奥のモニターに映る夕暮れの映像とすごくマッチして、とても美しかった。この曲は聞くたびに見るたびに好きになっていく。
続く「Invitation」は98年リリース「Buzz Songs」の一曲。でもこの曲は去年か一昨年のツアーとかフェスとかでも演奏してたから懐かしさみたいのは無いけど、すごく好きな一曲には変わらないので文句は無いですけどw
続く「Siva」はサビ近くまでなんの曲か分からなかった。途中に「トカゲ〜」って歌詞が聞こえたから「あー、これSivaかー」って思ったのは内緒w
「Aim High」も久々に聴いたなー。でも3年位前のほうがもっとモッシュ激しかったと気がしたけど、この日はそんなでも無かった。このまま「Revolater」や「Bring It」に繋げるかと思ったけど、さすがにそれは無かった。
「百合」は最近のライブでは毎回聞いてるので結構落ち着いて聞いてた。でも周りは落ち着いてなかった。人がいっぱい降って来たww やっぱこの曲は人気あるよね。
「Crush the Window」「FANTASISTA」でひとしきり踊る&盛り上がった後、奏でられたイントロは・・・「Fever」でした。
99年夏「Viva la revolution」リリース直後の横浜アリーナでのツアーファイナル。たぶんそれ以来の披露じゃないだろうか。ボクが初めて行った彼らのライブ、この曲はその一番最後に演奏されたと記憶している。ビバラ以前の彼らのライブではこの曲が締めの定番曲。WOWOWでやってた昔のライブ映像でも、この曲が最後だった。ライブに行かなかった当時、そのビデオを何回も繰り返し見て興奮してたのを覚えている。ボクにとってはある意味「Viva la revolution」より思い入れが深い曲かも知れない。そんな思い出もあって、この曲では最前付近で泣きながら合唱ました。うん。CDとかでもこの曲を2年くらい聴いてない気がするけど、それでも歌詞は覚えていたみたい。自然と口から言葉が止まらずに出てきた。。。この曲を聴きにまたライブ行きたいと思うくらいです。あの優しくて力強いギターリフが今でも耳に残ってるよ。
その感動を残しながら「朝凪Revival」。「Revival Revival」のコーラスと共に美しく本編終了。
そしてアンコール。
ジャムセッション気味に互いがソロパートを演奏しあいながら、流れてきたのは耳馴染みのあるカッティング音。「Don't worry 'bout me」。たぶん初めて聴くかも。カッコいい。8年前の曲なんて思えないほど新鮮でカッコいい。
これも昔のライブの定番曲「Monkey Punch Monkey Kick」 前のほうはサビで笑顔で大合唱。
最後は「Life goes on」でピースフルに締めました。


何年か前のインタビューで、ケンジは「昔の曲はやらない(やる意味が無い)」みたいなことを言ってた。同じ頃のインタビューで馬場さんが「ケンジがやりたいって言うまで昔の曲はやらなくてもいいんじゃない」みたいなことも言ってた。
時が過ぎて、今回こうして「Buzz」や「Mustang!」あたりの曲をやった。しかもケンジが「笑顔」で演奏してた。それがすごく印象的だった。いろいろあったけど、こうして笑顔で昔の名曲をライブで演奏してくれることは、すごく嬉しいし幸せ。


12月終わりのAXでの追加公演2days。
ライブ前はどっちか一日だけでいいかな、と思ってたけど、やっぱり「Fever」聴きたいから両方行きたいです(笑)