ワルツを踊りたい
この一週間、ほぼ毎日聴いているのだが、くるりの新作が美しすぎてまったく飽きない。
この作品はウィーンでレコーディングされた作品らしい。
ウィーンには今から7年前に訪れたことがある。
当時ボクは20歳の若僧。
くるりが影響を受けたと語っていたモーツァルトの生家にも行った。
一見ただの古ぼけた家なのだが、なぜだか厳かで、神聖で、もうなんとも言いようのない気持ちになれる空間だったのを覚えている。
そしてウィーン名物のザッハトルテも食べた。すごく甘かったのを覚えてる。
くるりはアルバムごとにその「顔」「服」を変える。
その変化についていけない、納得できない人もいるんだろうが。
くるりってバンドは自分にとって不思議な存在。
ボクはまだ一度もくるりのワンマンに行ったことがない。
「東京」を初めて聴いてから約9年過ぎる。
ずっとくるりの音楽が好きだ。
くるりのアルバムは毎回買っている。
フェスなどでくるりのライブを見ると興奮する。
でもくるりは自分の中でメインストリームというか「一番」にはならない。
「一番好きなバンドはくるりです!」と言える時期は今まで一度も無い。
「くるりなしでは生きてゆけない」というわけではない。
くるりより好きなバンドは常に存在する。
でもくるりがいないと寂しい。
この9年間、常に保ち続けている微妙な距離感。
これは簡単に説明できないなぁ。。
- アーティスト: くるり
- 出版社/メーカー: Viictor Entertainment,Inc.(V)(M)
- 発売日: 2007/06/27
- メディア: CD
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今のところ今年の楽曲でナンバーワンかな。
このアルバムのレコ発ホールツアーには是非とも行ってみたい。