はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

ザ・クロマニヨンズ「ACE ROCKER」@さいたま市民会館おおみや

2月のAX以来、4ヶ月ぶりにクロマニヨンズのライブを見てきた。
この日の会場「さいたま市民会館おおみや」は2年前の「MONDO ROCCIA」ツアーでも来た会場。
ライブハウス・ホール、どちらでも楽しめるのがクロマニヨンズのすごいところ。
この日は最後列で見たけど爆音がグワーッと来てハンパない。
4人のパフォーマンスに終始見とれてしまった。
前回見たAX公演はツアー開始4公演目だったが、全国を駆け巡り、この日は50公演目。
それだけに以前よりアルバム曲がタイトに仕上がっていた印象。
クロマニヨンズはソリッドでありながらポップである。
何とも言えない独特で絶妙なライブ空間を作り出す。
ホントすごいバンドだと改めて思った。


ちなみにAXで見た時との変更点として、
まず本編が
out「自転車リンリンリン」
in「うめえなあもう」
になっていたということと、
アンコールでニューシングル「突撃ロック」が追加になってたというところ。


今回のツアーは場所によって本編で
伝書鳩」「ワハハ」「はさんじゃうぜ」「コロッケ定食」
あたりをやったらしい。
あとアンコの最初は
「ボッチ」「49cc」「メキシコの星」
の日替わりだったらしい。*1
さらに数ヶ所では「タリホー」をやったとか。。


この日のヒロトのパフォーマンスはクロマニヨンズおまいつも絶賛していた。
MCでは自分のTシャツにガムテープで「オ」と形作ってあり、それを指して

「これはカタカナの『オ』にも見えるし、漢字の『大』にも見えるでしょ」
「ここにこう貼ったら、ここが大宮だってすぐわかる」
「ざっと見た感じ、大宮らしいものは見当たらないからね」

と言って会場を笑わせた後、その「オ」のガムテープを最前客に渡して・・・

「これを君が貼っといてくれれば、僕はここが大宮なんだってすぐ分かるだろ?」
「俺はこの後にすぐ脱いじゃうからここがどこだか分からなくなるんだ(と言ってTシャツを脱ぐ)」

その後も金環日食ネタや、この日に行われていたAKB総選挙ネタを盛り込んだり、
アンコールではどてらを着たマーシーを「誰だかわからなかった」といじったり、
さすがヒロトと言わんばかりの軽妙なトークで会場を暖めていた。


曲では前半のアルバム曲連発が良かったのは当然として
「底なしブルー」からの後半がとにかく痺れる。
「雷雨決行」とかもう最高でしたね。


今ツアーはライブハウス・ホールで一度ずつ見た。
月末に新木場でもう一回見て締めます。
今から楽しみで仕方ない。



余談だが、馬場さんの献花式の後に見たライブがクロマニヨンズで良かった。
これが他のアーティストならライブ中に「アア、ババサンガー・・・」とか思い出したかもしれない
でもクロマニヨンズのライブ中にそう思うことは一度も無かった。
それぐらいアタマを空っぽにして楽しめる空間。
ヒロトマーシーが作り出すステキな空間。

1.他には何も
2.欲望ジャック
3.バニシング・ポイント
4.ゴー ゲバー ゴー
5.シャイニング
6.ハル
7.ライオンとサンシャイン
〜MC(ヒロトTシャツ脱ぐ)〜
8.うめえなあもう
9.あったかい
10.ムーンベイビー
11.連結器よ永遠に
12.スピードとナイフ
13.グリセリン・クイーン
14.底なしブルー
15.ひらきっぱなし
16.オートバイと皮ジャンパーとカレー
17.紙飛行機
18.エイトビート
19.雷雨決行
20.ナンバーワン野郎!
アンコール
21.ボッチ
22. 突撃ロック
23.ギリギリガガンガン
24.弾丸ロック

*1:俺が見たのは両方「ボッチ」