はんぞーのブログ

旧・音楽とはすばらしいものだ。

RADIO BERRY ベリテンライブ2010 Special@栃木・井頭公園

http://www.berry.co.jp/berryten/
この前の日曜は、栃木のラジオ局「RADIO BERRY」が主催する「ベリテンライブ*1」というフェスを見に、栃木県真岡市の井頭公園まで行ってきた。
メンバーとタイムテーブルは以下の通り。

11:00 andymori
12:00 フラワーカンパニーズ
13:00 GOING UNDER GROUND
14:00 THE BOOM
15:00 SPECIAL OTHERS
16:00 THE BAWDIES
17:00 ザ・クロマニヨンズ
18:00 UNICORN

フラカンクロマニヨンズユニコーンと、マイフェイバリットアーティストが出演。
フラカンユニコーンは先月のRIJFで見たが、クロマニヨンズは久々なので楽しみにしてた。
他の出演者もBOOMやBAWDIESやスペアザなど新旧入り混じった面白いメンツ。
ベリテンも初めて参加するフェス(イベント)なので楽しみだった。


東北道を使い会場入り。
ステージは1ステージでシンプルな造り。
収容人数は1万人くらいと聞いた。
RIJ以外のフェスは去年のSLSくらいしか行ったことないので新鮮な感じ。

ビールがハイネケンなのが推せる!!w
andymoriをBGMに栃木名物のジャガイモ入り焼きそばを食いビールを飲む。
この日の栃木地方は曇りのち雨の予報。
午前中はなんとか曇りを保っていたが、空模様は少々怪しい。
午後以降は降水確率も高くなっていたので、それが心配の種だった。
そうこうしてるうちにフラカンの出番が近づいたのでスタンディングエリアへ移動。

フラカン

ロックンロール・スターダスト
最高の夏
脳内百景
元少年の歌
深夜高速
恋をしましょう
真冬の盆踊り

RIJのセトリから「最高の夏」がinで「馬鹿の最高」がout
いつも通りの楽しくてカッコよくて胸の奥を刺激するフラカンのライブを見ることができた。
大規模なアウェイのフェスでは「深夜高速」と「真冬の盆踊り」があればまず間違いはないw
しかし今回「最高の夏」を演ってくれたのは嬉しかったなー。
この曲のイントロは本当にアガる!
あのギターの音を聴くと「夏だなー夏なんだなー」って思う。


また先日の打ち上げで足を骨折してしまったミスター小西。
その代打がクハラカズユキ
圭介さんに「ミスタークハラ!」と紹介されてたのには笑ったw
ただキュウちゃんの代打は9月だけで、10月からのドラムを募集w
イケメンはダメだってさw


あとは公式サイトのレポ参照w
http://www.berry.co.jp/berryten/detail.php?info_id=638


フラカンの次はGOING UNDER GROUND
このあたりでちらほら雨が降ってきたので、後方のテントに避難しつつまったり。
ブルーハーツの「1000のバイオリン」をカバーしてた。
あとは「グラフティー」「トワイライト」あたりを。
「メロンティー」はやってくれなかったw

THE BOOM

4番手として登場するのはTHE BOOM
正直「目当て」ではないんだが、今回「見たい」アーティストだった。
フェスとかこういう機会じゃないと見れないからね。
テントを出て、中段のスタンディングのPAゾーン近くに布陣。
http://www.berry.co.jp/berryten/detail.php?info_id=640
メンバーが登場し、位置に着くだけで、得も知れぬ期待感のようなものが込み上げてきた。
そんな中「いいあんべえ」からじわっとスタート。
そして3曲目に「島唄」!!!!!!!!
90年代を代表する名曲。
この曲だけはどうしても聴きたかった。
イントロ、メロ、そしてサビ、、、、
いやあ、うっとりしてしまった。。
そして歌わせてもらった。。
最高でした。。
危うくイキかけた。
それだけの強烈な力を持った「唄」なんだと思う。
さらに「神様の宝石でできた島」「蒼い夕陽 (新曲)」と続き、、、
最後はこれも是非とも聴きたかった名曲「風になりたい」!
サビのメロディーはまさに珠玉。
客席の一体感も最高だった。
そりゃみんな歌うよな。
やっぱこういう場所では誰もが知ってるキラーチューンを持ってるバンドは強い。
雨が上がり、太陽が射し込んで来た野外で聴く「島唄」と「風になりたい」は絶品でした。
ちなみにVo.宮沢氏は「浴衣にグラサン」というモーサム・タケイ氏もびっくりの出で立ちw
なんか風貌が舘ひろしみたいだったw
そんな宮沢氏に向かって、最前の女性が「みや〜!みや〜!」と叫んでいたw
ベリヲタ魂に少し火がついたボクも「みや〜!」と叫んでおきましたw
や、ホントかっこよかったよTHE BOOM
さすがはベテランバンドでした。
また機会があったら見たい。


その後のスペアザはまたテントで横になりながらまったり。
合い間には栃木名物のレモン牛乳を10%だけ使った「レモン牛乳アイス」を食す。

そんなこんなで体力を回復させ、THE BAWDIESの時間になるので会場のほうへ。
スタンディングエリアの後方のスペースで見る。
メンバー自らサウンドチェックで登場しフツーに一曲披露w
本編は「IT'S TOO LATE」始まりの「YOU GOTTA DANCE」終わり。
鮭トバはやっぱかっこいいな。
しかしROYのMCのテンションってあんなに高いのか。
ちょっと意外だった。
ライブ中はフロントはかなり盛り上がってた。
BAWDIESの勢いを感じたな。
このままのダンスブルーズロックで突き進んでいくのかどうか。
10年後のROYの声はいい具合に渋さに磨きがかかってるんじゃないかなあ。
ストライクなバンドではないんだけどその動向に注目はしたいなと思う。

ザ・クロマニヨンズ

http://www.berry.co.jp/berryten/detail.php?info_id=643
この日はクロマニヨンズのTシャツを着てきたので一応はオレ的メインw
フェスなのにいつもの前説の兄ちゃんが登場したのはちょっと驚いたw
去年のSLSでも出てきたっけ?

1.クロマニヨン・ストンプ
2.ギリギリガガンガン
3.タリホー
4.草原の輝き
5.グリセリン・クイーン
6.スピードとナイフ
7.紙飛行機
8.エイトビート
9.歩くチブ
10.弾丸ロック

クロマニヨンズはいつ見てもクロマニヨンズ
彼らに関しては期待以上のものはないというか、いつも通りで十分なんだ。
彼らのライブを見るだけで満足感100%なんだ。
この日もいつも通りのクロマニヨンズのライブ。
セトリもシングル立て続け。
意外だったのは「草原の輝き」が渋く入ってきたことぐらい。
「チブ」も久々だったかな。
ペプシのCMでも使われてるラモーンズの「電撃バップ」のフレーズを披露したので、まさかこのまま一曲やるの?と思ったけど、そのまま「弾丸ロック」が始まりちょっと拍子抜けしたw


全10曲30分。
フロント最前線、ヒロトの「0ズレ」で見た、、見たと言うか暴れたw
あんな自分の身を守るのに必死な「戦場地帯」に突っ込んだのは久々でしたw
もう30超えたらクロマニヨンズBRAHMANくらいしかあんな観方しないよw
でも楽しかったなあ。
翌日まで残る首筋の痛みとかを含めて楽しかった。
今年も秋に新作を出してツアーをするみたいなので、次はそれを楽しみにしてます。
あと「エイトビート」の前にマーシーがピックを投げて、それがなんと自分の目の前に落ちたんだが、隣の女ヲタに取られてしまいましたwちょっと悔しかったw正直手が触れたのは同時だったんだけど、ここでムリヤリ奪うのもなんだかなあって思ったのと、チカン扱いされてもなんだかなあって思ったのとw次の演奏が始まりそうだったので自ら身を引きましたw
もう一つ、マーシーがこの日唯一喋った言葉は「ガチョーン」というワンフレーズのみ。
谷啓氏を偲び、笑顔で「ガチョーン」と言いながら例のポーズをするマーシー。。

ユニコーン

トリはやはりユニコーン
クロマニヨンズで水分を出し切ってバテバテだったのもあり、スタンディングの後方でのんびりと贅沢に見ることに。
http://www.berry.co.jp/berryten/detail.php?info_id=644

1.裸の太陽
2.薔薇と憂鬱
3.与える男
4.命果てるまで
5.オッサンマーチ
6.WAO!
7.大迷惑
encore
8.ヒゲとボイン

アンコール含め8曲で約40分と、トリにしてはやや曲数が少なく感じた。
RIJのセトリから「スカイハイ」「R&R IS NO DEAD」「HELLO」「晴天なり」がカット。
時間の都合と言ってしまえばそれまでだが・・・
ただ不特定多数が多いフェス、しかもファミリー層が多いこのベリテンライブで、「HELLO」や「R&R IS NO DEAD」あたりのスケールのデカイ曲を削ってまでも「命果てるまで」をやるというこの心意気!wさすがですw
衣装は今夏恒例のベイシティローラーズ。
緩〜いトークは今回も健在w

民生<どーもどーも
民生<ベリテン、初めて来たんですが
民生<まさかベイシティローラーズをトリに持ってくるとはw
民生<ベイシティーをトリにもってくるなんて勇気ありますね〜
民生<順番間違ってんじゃねーかっていうw
民生<手島ローラーは前乗りして、餃子を食べまくっているようです
民生<しかし今日また僕の晴れ男を証明しまして
民生<また一つ伝説が出来ました
民生<阿部義晴は「晴れ」ですしね
民生<手島いさむは「サムい」ですがw
民生<ちなみにこの後は雨降るみたいですよ
民生<19時過ぎに降るみたいですよ、LIVE終わった後にw
民生<どうせみんなビショビショになるんだからいいでしょいろんな意味でw
民生<すいません、ローラーズ的には不適切な発言でしたw

緩すぎるww
「WAO!」の前の寸劇も大幅にカットされてたが、それでも阿部Bのショートコーナーは有りw
この日まで参加したフェスで、ユニコーンが登場する日はずっと土曜日でした。
なのでSEも「SATURDAY NIGHT」だったわけだが、この日は初めて日曜日のステージw
いきなり阿部Bが「今日は日曜日だー!」と叫ぶw
振り返って「どうすんだ!?どうすんだよぉぉ!!」と民生の方を見るw
民生から「SUNDAYでいいんじゃない?」とあっさりしたアドバイスをもらい、何回かの試行錯誤の末「S・U・N・・・DAY! WAO!」のコールがなんとか完成w
そんな流れで始まった「WAO!」だが、やはりこの曲の大サビの感動たるや。。。
民生の「ベリテンーーー!!!」の咆哮には毎回胸が熱くなる。
本編最後の「大迷惑」、アンコールの「ヒゲとボイン」はもはや鉄板曲。
何度聴いても良い曲は良い曲なんだ。
ホント、ユニコーンが復活してくれて良かった。
今年もそう思った。
次はやっぱ、、またワンマンに行きたいなあ。


そんな感じでクロマニヨンズ以外はまったりマイペースで楽しめたベリテン。栃木という場所柄、森に囲まれた会場、ファミリー層が多い客層、などということも重なり、RIJなんかとはまた雰囲気が違ったのんびりした感じのフェスでした。途中で雨がパラついたものの、まとまった雨は降らず、風も涼しげで気持ちよくライブが見れた。アクセスも良いのでまた来年、メンツなどが合えば来たいなと思う。

*1:ちなみに「縁天来舞」という当て字が使われていた